【フォワ氏族の禁術】
(ウルシラ地方)- 入門条件
- 50名誉点+冒険者ランク:センチネル
魔神の使役を得意とするノスフェラトゥのフォワ氏族。
魔神を複数体召喚したり、魔神を生贄に捧げることで自らを復活させたりするフォワ氏族ですが、そのフォワ氏族の技術や特性を研究している魔術師達がハールーン魔術研究王国に存在していました。
フォワ氏族の技術や特性を魔神使いが使えるように確立させましたが、魔神を複数召喚したり、魔神を生贄に捧げて魔神を強化したりするそれらの技術はハールーン魔術研究王国全体として危険視され、禁術として封印されていました。
そのような禁術はハールーン魔術研究王国が問題無いと判断した冒険者達によって、人族の敵を打ち倒すために利用されることがあります。
当然ながら、禁術を利用した上で、魔神の送還に失敗したり、異界の門が固定されたりした場合には多大な不名誉を被ることでしょう。
流派アイテム
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| 〈血族の指輪〉 | 19 | 装飾品:手 | 名誉点30 +5,000 | 【フォワ氏族の禁術】の秘伝を使用可能にする。 |
秘伝
流派秘伝・流派秘伝魔法を使用した上で異界の門が固定されてしまった場合、魔神使いは悪徳の担い手(不名誉点200)の悪評魔神使い称号と不名誉点を獲得します。
《第一禁術・二重召喚》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《マリオネット》
- 限定条件
- 〈血族の指輪〉の装備
- 使用
- ー
- 適用
- ー
- リスク
- —
- 概要
- 魔神を2体召喚できるようにする
- 効果
秘伝習得者は魔神を2体召喚できるようになります。
この際、2体目の魔神は秘伝習得者の冒険者レベルが「-1」されたものとして召喚を行わなければならず、召喚供物と召喚に際するMP消費も必要となります。
また、魔神は異なる2種類でなければなりません。
この秘伝を用いて魔神を2体召喚している間、魔法行使時に限り、秘伝使用者の全ての魔法の魔力は半分(端数切り上げ)になります。(【ダブルキャスト】を宣言した場合、魔力を半分にしてから魔力を-10します)
この秘伝を使用するには、〈血族の指輪〉の装備が必要です。
また、この秘伝の効果によって召喚された2体の魔神の送還判定時には同時に送還判定を行いますが、2体の魔神それぞれに対して個別に判定を行う必要があります。(経過時間は10分です)
どちらの送還判定にも失敗してしまった場合、"異界の門"が固定されることによる《奈落の魔域》は2つになり、不名誉点は2回分獲得します。
秘伝魔法
流派秘伝魔法はすべて召異魔法です。
また、使用には〈血族の指輪〉の装備が必要です。
以下は追加の魔神行動表です。
エンデルッツhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=QO4oX1
ザンガルズhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=2aJ2wq
ゲルダムhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=zKVjid
- 9
- 【第二禁術・
魔神御供】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- MP10
- 対象
- 接触点
- 射程/
形状 - 接触/
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 召喚している魔神を生贄に捧げ、強力な魔神を呼び出す。
- 効果
術者が召喚している魔神2体を生贄に捧げ、強力な魔神を呼び出します。
この魔法は術者が自ら開いた"異界の門"と同じ位置(エリア、座標)にいなければ行使できません。
召喚している魔神2体は即座に死亡し、強制的に送還されます。
この際、送還供物も送還判定も必要ありませんが、召喚時に消費したMPの返還はありません。
そして、必ず新たな魔神を召喚しなければならず、その魔神は生贄に捧げた2体の魔神のうちレベルが高い方よりレベルがちょうど「2」高いものでなければなりません。
この魔法の効果は例外的に術者の「冒険者レベル+2」レベルまでの魔神を召喚可能です。
この魔法の効果で召喚した魔神の送還には強制送還を選択することはできず、必ず送還判定を行う必要があります。当然、6回連続で判定に失敗した場合、魔神は自由になり、"異界の門"が固定化されてしまいます。
この際、この魔法を使用した魔神使いは魔神の攻撃によって生死判定を行わずに死亡します。
また、送還判定に成功した場合でも、MPの返還を受けることはできません。
この魔法によって召喚している魔神が1体になったとしても、《第一禁術・二重召喚》による魔力へのペナルティは変わらず、新たに2体目の魔神を召喚することもできません。
この流派秘伝魔法は《第一禁術・二重召喚》によって、魔神を2体召喚している時にのみ使用できます。
- 15
- 【第三禁術・
魔神将顕現】
- 必要名誉点
- 100
- 消費
- MP19
- 対象
- 接触点
- 射程/
形状 - 接触/
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- なし
- 概要
- 魔神将を召喚し、行動させる。
- 効果
"異界の門"から、魔神将をごく短時間だけ召喚します。
この魔法は、術者が自ら開いた"異界の門"と同じ位置(エリア、座標)にいなければ、行使できません。
この魔法が行使されると、魔神ゲルダムが現れ、その「魔神行動表」にある行動を1回だけ行います。行動は1dを振って決められます。通常の使役時と同様、術者にかかっている魔法の効果や、術者が使用している〈小魔の封入具〉の効果が適用されます。
1dを振った直後であれば、MP19点を消費することで、行動のキャンセルが可能です。
ゲルダムは、この魔法が使われた直後に行動し、そのまま"異界の門"から送還されます。その時点でこの魔法の効果は失われます。召喚時、送還時とも供物は不要で、MPの返還などはありません。