容姿・経歴・その他メモ

【容姿・性格】

金髪メッシュの赤目　身長167㎝　体重58㎏　年齢15
見た目通りの性格で女の子にちょっかいをかけるのが好き
過去にいた許嫁にもしょっちゅうセクハラしていた
根は良いやつでやるときはやる
そしてヤることもヤる（ヤッた）




【経歴】


ソラはこの学園に来るまでに一度も旅に出たことがない
幼少の頃から魔法の才能に溢れ期待されていたが戦い傷つくことを嫌い外に出ようとしなかった
ソラには大切な許嫁が居た
許嫁とはとても仲が良くどこへ行くにも一緒だった
小貴族の政略結婚に利用され強制された二人だったが外野の意思に関係なく仲を深めていった　　


ある日ソラのいる国に魔物が押し寄せてきた
突然の出来事に対応できず国は崩壊の危機に
国中に魔物が溢れかえり逃げ場などどこにもなかった
当然その魔の手はソラの所にも伸びてきた


深い森の中を逃げるソラ
許嫁とは途中ではぐれてしまった
息を切らして探し回る
彼女の名前を叫びながら



見つけることはかなわず
そこで魔物と遭遇してしまった
戦う力はない
魔物を前にソラはへたり込む
そして目を閉ざす
そこに恐怖はなかった
ただ彼女が無事でいてほしいという
願いだけだった




ザシュッ　と裂く音が聞こえた
魔物の大きな爪で横薙ぎにされ
その少女は地面に叩きつけられた
空が目を開けるとそこには
鮮血を流して倒れた許嫁の姿があった




あんなに探しても見つからなかったのに
どうして君は僕を庇って…
頼むよ目を開けてくれ、頼むよ…
ソラはありったけの力を込めて癒そうとした
しかし魔法の鍛錬をしてこなかったソラは制御の仕方が分からなかった
自分を恨んだ　しっかりと学んでいれば
今の自分に力があれば
魔物を蹴散らすことも彼女を癒すこともできただろうに
自分を恨んだ　歯が砕けそうになるほど悔やんだ
僕にはこの娘しかいないのに…



零れ落ちた涙が彼女の頬に流れると
彼女は眼を覚ました



安堵がこみ上げて何か口に出す前に
その表情を見た彼女が口元を手で塞いできた
そして彼女はか細い声で話し始めた
もう周りなんて気にならなかった

私の最後のお願い…絶対に訊いて
約束して…絶対に約束…
あなたを助けてあげられるのは
私だけじゃない　他にも絶対いる
だから…いい人を…見つけて

そんなの絶対に嫌だ！
君じゃないなら僕は要らない
君がいい

彼女はとても悲しそうな顔をした

訊いてよ…お願い…じゃないと私、後悔して死んじゃう
私を助けてよ…





ソラは彼女のためなら何でもすると昔から決めていた
彼女を癒してやれないことに対して助けてと言ったわけではないだろう
優しい彼女が自分を責めることなんてない
でも何でもしてやるとのたまった自分は彼女を助けてやれなかった
たくさん助けてもらったのに　いつも元気をもらったのに　何もしてやれなかった
彼女を悲しませて逝かせるわけにはいかない
僕は彼女のためなら何だってやるんだ

分かった
決意の目で彼女を見つめた


彼女は安心した顔で最後の言葉を言い始めた
いい人を見つけて…その人を幸せにして
不幸な人が居たら助けてあげて…
そんな子の面倒は最後まで見てあげて…
隠し事はしないで私にしていたようにやってあげて…
それが私の好きな人…
愛してる…ソラ




彼女は眼を閉じた





僕は彼女のために生きる
その為に彼女の理想になるんだ
そう約束した僕は魔物の足に突き飛ばされ意識を失った





目が覚めるとすべては終わっていた
許嫁は死んでいた
ソラは強くなる決意をした
全てを守り平和な世界を手にする
みんな助ける
その為にある学校に通うことを決めるのであった







彼女のためソラは今日も平和と女を求めます（）

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