容姿・経歴・その他メモ

経歴
「競い合う友人がいた」
「敵対する者がいる（いた）」
「恥ずかしいあだ名を持っている（いた）」

冒険に出た理由
「探している人がいる」

性格:不愛想で口が悪い。猜疑心が強い。

一般技能：芸人１

旅芸人をしている両親の元に生まれ、両親の所属している一座とともに幼少期を過ごした。
グラランらしくない内気な性格で歌は下手、旅物語も下手、曲芸は人並み(グララン基準)にできるが面白みのある演技ができない。旅芸人としては致命的に人を楽しませることができなかった。両親から出来損ないの子と烙印を押され、一座での扱いは最底辺だった。
独り立ちには少し早い歳で、一座から離れ一人旅を始める。
ある日のこと、同じ様に一人で旅する少年と出会う。少年はナイトメアであった。
「俺はドレイだったんだ。街の奴らに命令され、従わなければムチがとぶ。連中の機嫌がわるけりゃメシもなくなる。だから、あんな街からおさらばしたのさ。」と少年が言った。
「それなら僕もドレイだった。誰もやりたくない仕事はなんでも僕の仕事で、仕事が終わらないと食事はもらえない。そして穀潰しの役立たずだって殴られたもの」とチコティーは返した。
二人はすぐに仲良くなり、共に旅をすることにした。
しかし、二人の旅は長くは続かなかった。旅の途中で盗賊に襲われたのだ。チコティーは自らが囮になりナイトメアの少年を逃がすことにした。それは上手く行き、チコティーは捕まったものの、ナイトメアの少年は無事逃げ切ることができた。
チコティーは状況を悲観していなかった。無事に逃げた親友が、すぐに助けを呼んで迎えに来てくれるはず、そう思っていた。しかし助けは来ることなく、チコティーは奴隷商人に売られてしまった。
隙を見て奴隷商人から逃げ出し、親友の消息を探すことにした。盗賊に襲われた近くの街で彼の話を聞くことができた。
以前、ナイトメアの少年が、「友が盗賊に捕まった。」と、助けを求めて来たらしい。しかし街門で警備兵に取り合ってもらえず、街にも入れず追い返されたとのことだ。
親友のその後はわからずじまい。チコティーは冒険者として働く傍ら、親友の行方を探している。

セッション履歴

収支履歴