タクティカルスチームゴーレム
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 命令による
- 言語
- なし
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 12/16
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 13
- 移動速度
- 15
- 生命抵抗力
- 13 (20)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
拳(右半身) | 7 (14) | 2d+7 | 7 (14) | 7 | 90+25 | ー |
拳(左半身) | 7 (14) | 2d+7 | 7 (14) | 7 | 90+25 | ー |
なし(蒸気機関) | ― | ― | 9 (16) | 10 | 50 | ー |
- 部位数
- 3(右半身、左半身、蒸気機関)
- コア部位
- 蒸気機関
特殊能力
●全身
[常]剣の欠片=10個
[部位:右半身][部位:左半身]のHP+25
生命・精神抵抗力+2(反映済み)
[常]機動力確保
鉄や機械を中心に構成されていますが、機動力を優先したため脆い部分が多くあります。
このため、「[常]鉄の身体」及び「[常]機械の身体」は失われています。
●右半身、左半身
[常]攻撃障害=不可・不可・不可
その構造上、[部位:蒸気機関]は近接攻撃、遠隔攻撃、魔法の対象にならず、含まれません。
[部位:右半身]及び[部位:左半身]両方のHPが0以下になると、この能力は失われます。
[常]特殊武器喪失
[部位:蒸気機関]の「[主]武器供給/**」によって与えられた武器は、それで攻撃を実行すると失われます。
新たな「[主]武器供給/**」が行われるまでは、通常の近接攻撃しか行なえません。
[宣]狙い打つ(狙い撃つ)
命中力+2/打撃点-4
●蒸気機関
[常]熱量増加
[部位:右半身][部位:左半身]がダメージを受ける度に、蒸気機関の熱量が増加します。
蒸気機関の熱量「2」点につき、[部位:右半身][部位:左半身]の命中力、回避力、打撃点が「+1」され、防護点が「-1」されます。蒸気機関の熱量は最大で「10」点まで累積します。
[常]熱暴走
蒸気機関の熱量が「9」点以上溜まっている状態で全ての部位の手番が終了すると、蒸気機関が熱暴走を起こします。
次の自身の手番開始時まで、全ての部位は回避力判定に自動的に失敗しますが、この魔物と同じ座標か、同じ乱戦エリア内に存在するキャラクターは、手番終了時「10」点の炎属性魔法ダメージを受けます。
[常]排熱
「[常]熱暴走」が発動した次の自身の手番終了時まで[部位:右半身][部位:左半身]は主動作を失い、その手番終了時に[部位:蒸気機関]のHPが「10」点減少し、蒸気機関の熱量は「0」点になります。
この能力の効果中は、「[常]熱量増加」が起こりません。
[主]武器供給/大剣
[部位:右半身]または[部位:左半身]に、水平に薙ぎ払える大剣を与えます。
その部位は、同時に任意の対象「3体」までに近接攻撃を行えます。
戦闘開始時、[部位:右半身」はこの武器を装備しています。
[主]武器供給/鋭槍
[部位:右半身]または[部位:左半身]に、鋭い槍を与えます。
その部位は、「[宣]狙い打つ(狙い撃つ)」のペナルティを無視した上で、打撃点が「+4」点されます。
戦闘開始時、[部位:左半身」はこの武器を装備しています。
[主]武器供給/連弩
[部位:右半身]または[部位:左半身]に、二連射できる連弩を与えます。
その部位は、「射程:20m」で、遠隔攻撃を「2回」行えます。
[主]武器供給/剛斧
[部位:右半身]または[部位:左半身]に、破壊力の高い巨大な斧を与えます。
その部位は、攻撃が命中し、「1」点以上の適用ダメージを与えた対象の武器、または防具(どちらかは攻撃を受けたキャラクターが決定します)を破壊します。
ぶっちゃけ後付けしました。
[補]強制駆動
即座に[部位:右半身]または[部位:左半身]のHPを「10」で復活させ、蒸気機関の熱量を「10」にします。
この能力は[部位:右半身]及び[部位:左半身]両方のHPが「0」以下でなければ使用できません。
この能力を使用すると、[部位;蒸気機関のHPが「10」点減少します。
[常]自動再生
全ての部位が何も行動を行わない状態で「10分」が経過すると、全ての部位のHPが「10」点回復します。
この能力は、[部位:蒸気機関]のHPが0以下になると失われます。
戦利品
- 自動
- 透明石(200G/金赤A)
- 2~5
- 鉄(20G/黒B)
- 6~11
- 蒸気機関の部品(750G/金黒白A)
- 12~
- ミスリル(2600G/金S)
解説
魔法文明時代が終焉を迎え、まだ魔導機文明と呼ばれていない黎明期において、様々な技術が開発されていく中、蒸気機関を主軸にした技術者が生み出した特殊なゴーレムです。
魔法によって生成されたゴーレムに蒸気機関を取り付け、衝撃を熱量に変換して機動力を高めている反面、本来ならアイアンゴーレム同様の堅牢さを持っていた装甲が薄れている他、熱によって身体が脆くなってしまうデメリットを抱えています。
ただし、魔法と蒸気機関の合成によって、機関部からはほぼ際限なく武器が生成されており、これを巧みに使いこなして戦う戦術と、前述した機動力の増幅が掛け合わさると、最大パフォーマンス時には無類の攻撃能力を誇り、蒸気機関さえ無事なら、時間をかければ無限に再生するため、その脅威度は非常に高いと言えるでしょう。