【桜花一刀流剣術】
(アルフレイム大陸)- 入門条件
- 50名誉点
この流派の発祥は、大破局期にさかのぼります。
蛮族との戦争の最前線において活躍し、"英雄"と呼ばれた人間の剣士によって編み出されました。両手持ちの大剣を振るい、数多の蛮族を斃してきた彼は、激しい戦闘の中、利き腕である右手を失う重傷を負ってしまいます。辛うじて生き延びたものの、以前のように大剣を振るうことはできなくなっていました。しかし、蛮族との戦争は続いており、いつ大攻勢が始まってもおかしくない状況。そんな中、"英雄"はまだ動く左手に片手剣を持ち、戦い続けることを選びました。この"英雄"の剣術が、【桜花一刀流剣術】の源流となったといわれています。この流派を伝えたのは、"英雄"と同じ境遇にあった負傷兵たちでした。祖国を、仲間を、家族を守るために、片腕を失いながらも戦った彼らの剣術は、脈々と受け継がれています。その他にも、片腕で手綱を握る騎手達や、満足な装備を買いそろえることができない、貧しい者たちにも愛用されています。
本来、片腕が使用できないことは、戦闘において莫大なペナルティをもたらします。重い武器を持つことも、二刀流で戦うことも、盾を持つこともできないため、攻撃面、防御面共に大きなハンデを背負うことになります。この流派の使い手たちは、ハンデをものともせずに戦うことを追求し続けました。
疾風のごとき素早い踏み込み、一瞬のうちに繰り出される連撃等、武器の軽さを逆手に取り、長所を限界まで極めることでペナルティを克服しています。
流派装備
【桜花一刀流剣術】は、盾も持たず、1本片手武器で戦うことになるため、防御面で大きな不安を抱えています。そのため、素早い動きを可能にし、攻撃を避けることに特化した非金属鎧を提供しています。
秘伝
《桜花一刀流・風刃》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《必殺攻撃I》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 1H〈ソード〉装備、もう片方の手に武器・盾の装備なし
- 使用
- ファイター技能orバトルダンサー技能orフェンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-1
- 概要
- 威力表使用時の出目+1、クリティカル無効能力無視
- 効果
攻撃が命中したら、基礎特技と同様、威力表使用時の出目が3~11の場合、それが+1されます。
また、対象が持つクリティカル無効系やクリティカル値悪化系の能力をすべて無視します。リスクとして、あらゆる回避力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選び、その1体へのダメージ算出において前期の処理を行います。
《桜花一刀流・疾風刃》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《必殺攻撃II》変化型
- 前提
- 《 桜花一刀流・風刃 》
- 限定条件
- 1H〈ソード〉装備、もう片方の手に武器・盾の装備なし
- 使用
- ファイター技能orバトルダンサー技能orフェンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 威力表使用時の出目+1、クリティカル無効能力無視
- 効果
リスクがないことを除いて、《桜花一刀流・風刃》と同じです。
《桜花一刀流・疾風両断》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《必殺攻撃III》変化型
- 前提
- 《 桜花一刀流・疾風刃 》
- 限定条件
- 1H〈ソード〉装備、もう片方の手に武器・盾の装備なし
- 使用
- ファイター技能orバトルダンサー技能orフェンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 威力表使用時の出目+1、クリティカル無効能力無視。攻撃対象の防護点を半分として扱う。
- 効果
《桜花一刀流・疾風両断》と同様ですが、宣言を行った攻撃が命中した場合、攻撃対象の防護点を半分(端数切り上げ)として扱います。
《桜花一刀流・天地連刃》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 効果