ラナン騎士たちについてはここを参照
ヒナギク
クロツバキ

炎と氷の国 ホークステラ

赤の大公
クリスパム・ヴェステラ
ホークステラの大公。イフリートと契約している。
明るくポジティブで、なんでもこなしてしまう天才肌ゆえに、共感性に欠けている。

青の大公
アルクトス・ホークイス
ホークステラの大公。ミーミルと契約している。
努力家で完璧主義者。普段は冷静で真面目だが熱い心を持っており、それが天然ボケなところと合わさって突拍子のないことをしでかす。
クリスパムとは喧嘩が多いが、魂の双子と呼ばれるほど仲良しで、ホークステラの発展の推進力となっている。

赤の公妃
ライラ・ヴェステラ
クリスパムの妻。騎士学校時代に留学に来ていたクリスパムと出会い恋人となる。
実家は貧しく、1部の元老院の議員から反対されていたが、ユニットの先輩であるシーファ経由で親交のあったヤグルの協力もあり、辺境伯全員が賛成し、結婚が認められた。彼女に貴族のマナーや作法を教えたのはキャシーであり、騎士学校時代からの友人である。

水母の辺境伯
アジサイ・マリーナ
海と接している辺境を治めている。スカディと契約している。
海での防衛を行う海軍を率いていて、海運も取り仕切っている。
おっとりとしてマイペース。不思議ちゃん。
海の生き物と意思疎通が取れる。
実はカナヅチだが、剣の加護で溺れない上に、海の生き物が助けてくれるので問題ないらしい。

ヘリアンサス・マリーナ
アジサイの夫。海軍大将。
暑苦しく、勢いがいい。スキンシップが激しいが故に部下たちからはウザがられて冷たい言葉を投げかけられることもあるが、懐が広いので気にしていない。
いつも明るく元気だが、1人で抱え込みがちなところがある。
アジサイとはところ構わずイチャイチャしているほど夫婦仲は良い。

風雷の辺境伯
カクタス・フランツーザ
少しだけ海に面した平野の広がる辺境を治めている。スレイプニールと契約している。
皮肉屋で天邪鬼。言葉で人を惑わせて楽しんでいる。
占い師としても有名。「言霊」を信じていて、普段から話し方には気をつけている。

ムスカリ・フランツーザ
カクタスの夫。公国で1番大きな図書館の司書をしている。
のんびりと穏やかな性格で、鈍臭い上に天然。
共感性が低く、空気の読めない発言をする。
自分自身の感情にも鈍く、自他問わず個人の主観に立って
考える感情が麻痺している。
軽度の無痛症で怪我に気づかないこともある。
カクタスからはたびたび殴られたり蹴られたりと一見酷い扱いを受けているが、無痛症である彼を心配しての行動であり、大切に思われている。

光輝の辺境伯
ヤグル・フレガント
中央部にどんな傷でも癒すとされている湖がある自然豊かな辺境を治めている。アマルテイアと契約している。
傍若無人で神経質。芸術家としても有名では美しいものや人の手にかかったものが好き。
人形師として自らの所有する劇場で公演することもある。
裁縫が得意で、服は全て自分で作っている。
クロツバキといつか芸術家として対等に並びたいと願い、師匠として、そして恋人としても成長を見守っている。

闇夜の辺境伯
チューリ・サラン
度々蛮族が現れる深い森を有する辺境を治めている。
レーテー、メイヴと契約している。
メイヴは森に住んで蛮族の監視をしているため普段はそばにいない。
カリスマ性が高く、なんでも解決してしまう。
真意は表には出さない。
"やや不健康そうながらも、町で十人とすれちがえば十人すべてが振り向くような、そのうち何人かはふらふらと近づいてしまいそうな奇妙な吸引力のある美貌、
名画の中から抜けでてきたような、どこか古風な麗人である。"
年寄り染みた口調で話す。

ビリア・リュコス
ヤグルの恋人。エルフと人間のハーフで、リカントのクォーター。
狼のケモ耳の生えたエルフの異型児。
奔放で破天荒な言動をするが、根は真っ直ぐで真面目。
非常に鼻がよく、匂いで人やその状態を判別できる。
ヤグルからわんこと呼ばれて、「アタイは狼だ!」と返すのは定番の流れとなっている。

かつてルミエに存在した騎士学校。
男女共学。騎士科、家政科、普通科があり、騎士科と家政科はクラスが一緒。
国内だけでなく、公国や帝国からも生徒が入学してくる。
騎士科の合唱部にはユニット制度があり、歌と踊りで切磋琢磨していた。
ユニットには家政科の生徒も入ることが出来る。
ここまで説明してきたキャラは全て騎士学校出身。

帝国の皇族、ルミエの王族にはその地方一帯を支配していたという伝説のある魔法王の血が流れているとされている。
キャシーの母親は先代大公の2人いる妹姫の1人。
父方の祖母は帝国の皇女。
つまり、先代大公のもう1人の妹姫の息子である赤の大公、先代大公の息子である青の大公とはいとこ。
リオンとの結婚に1部の人間が反対したのは血筋が良すぎる故に二人の間の子供が大公位継承の脅威になる可能性があるため。
元々チュリム家は公爵で、キャシーには継承権があったが、辺境伯となることで継承権を放棄している。
ちなみに帝国と公国はルミエの一件で対立している。