グッナデンロース・リヒター(Gnadenlos Richter)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 機械
- 反応
- 中立
- 言語
- 交易共通語、魔動機文明語
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 15/19
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 15
- 移動速度
- 15
- 生命抵抗力
- 10 (17)
- 精神抵抗力
- 10 (17)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器(胴体) | 11 (18) | 2d+10 | 11 (18) | 10 | 55 | 40 |
足(脚部) | 10 (17) | 2d+12 | 10 (17) | 10 | 65 | - |
- 部位数
- 2(胴体、脚部)
- コア部位
- なし
特殊能力
●胴体
○判決
攻撃開始時に1dを振り、その出目に対応した攻撃を行う。
1〜2.▶︎銃殺刑
魔動機術とガンによる攻撃を行う。命中力判定は武器(胴体)を参照する。
3〜4.▶︎絞殺刑/10(17)/回避力/消滅
「射程/形状:1(10m)/起点指定」で、絞殺刑用のロープを対象の首に射出して締め付けて「2d+10」の確定ダメージを与える。ただし「腕力判定」を行う事で、その達成値分のダメージを軽減することができる。
5〜6.▶︎斬首刑/11(18)/回避力/消滅
大きな斧で首元を攻撃して「2d+10」の物理ダメージを与える。ダメージ決定の2dの出目が10〜11の場合、さらに追加で9点のダメージを与える。また、その出目が12の場合は上記の追加ダメージに加えて対象の防護点を半分の値としてダメージを計算する。
○ガン
射程:2(20m)で装填数3の[カテゴリ:ガン]として扱う
○ターゲティング
▶︎魔動機術レベル8/魔力10(17)
●脚部
○攻撃障害=+2・なし
大きさが攻撃を妨げる。「部位:胴体」は近接攻撃に対する回避力に+2のボーナス修正を得る。「部位:脚部」のHPが0以下になった場合、この能力は失われる。
▶︎法廷引き回しの刑/10(17)/腕力/消滅
「▶︎絞殺刑」を行った対象にそのラウンドのみ行使できる。「腕力判定」に失敗した場合、対象は「2d+12」の物理ダメージを受けたあとに現在地から1エリア(10m)移動させられる。対象が複数部位を持つ場合(騎獣やゴーレム等)は、他の部位も移動する。腕力判定が行えない場合は打撃点の達成値で代用して良い。
戦利品
- 自動
- 魔動部品(300G/黒白A)
- 2〜7
- 稀少な魔動部品(900G/黒白A)
- 8〜10
- 未知の魔動部品(2400G/黒白S)
- 11〜
- グッナデンロース・リヒターのコア(6000G/黒白S)
解説
グッナデンロース・リヒター。ドイツ語で無慈悲な裁判官という意味。
魔動死骸区のとある遺跡の最奥に鎮座する魔動機。この遺跡はかつて法廷として機能していた。
リヒターは裁判官の命じた刑を執行する役目を担っており、当時は数多の罪人たちを処断していた。しかし、大破局や巨大魔動機の暴走などで人がいなくなってしまい、最近までは待機命令を維持していた。
10年前から何の因果か自我を持ち始め、自分の存在意義に思いを馳せるようになる。その結果、自身はやはり執行人であり、そのためには刑を断ずる裁判官が必要であると悟る。そしてこの遺跡には自分と自分より劣る警備用魔動機のみ。ならば、自身が裁判官になるしかないと思い当たる。
その結果、この遺跡に無断侵入した愚か者たちを処断するのが彼の意義となった。
唯一、刑を免れたのはエラー・ミステイクという「七色のマナ」の学生だけだ。確かに彼女も無断侵入したが、壊れかけていた同胞たちを不思議なオイルで直してくれた。不法侵入の罪と同胞たちへの施しで、罪は償われたと判断したのだ。