容姿・経歴・その他メモ

ファス　＝　フランス語で「前」
ルエリア　＝　フランス語で「後ろ」アリエールを逆さ読み

バジリスクの変身よろしく２重人格。
表は知識の徒、神官。
裏は感覚で魔法を使う魔術師。

バジリスクの家にウィークリングとして生まれ、真語魔法の才が無かったことから魔法の実験相手に使われる日々だった。

危険な魔法実験に晒される中、知識を付けなければ生き残れない、と考えたファスは必死に学習した。

その中には他のバジリスク達が人族から奪って来た書物もたくさんあった。
それらを読みふけっている間に影響され、だんだんとファスの思考は人族側に寄っていった。

結果、人族側の神であるキルヒアの声まで聴き、蛮族領から逃げ出し人族側で活動する意志を固める。


しかし抜け出すさなか、隠密の知識はあるものの技量のないファスは見張りの妖魔に見つかってしまう。

そして殺されそうになったとき・・・ファスの性格は反転した。

知能が下がったかに思える言動だが、今までファスが使えなかった真語魔法をなぜか使いこなし、見張りの妖魔を倒してしまう。

妖魔を倒したあと、我にかえったファスは今おきたことについて考えた。

これはおそらく、バジリスクの変身能力・・・の残滓のようなものが自分にも備わっていたのだと。

不完全なウィークリングの肉体では変身する事はできないが、知能が下がるような人格の変化がコレをバジリスクの変身能力だと確信させるに至った。

また、本来のバジリスクに近いような性質故に、自然と真語魔法も使えたのではないか、とも考えた。

―――いずれにせよ、これで人族の領域まで落ち延びて生きていくことができそうだ。

興奮したり、心理的に大きな動揺が走ると人格が変わってしまいやすいが、うまく制御して付き合っていかねばならない、と考えながら、ファス・ルエリアは人族の町に向かって歩みを進める。

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しゃんはい - 今日 0:27
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#3
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