容姿・経歴・その他メモ

黒髪で一般的な顔をした人間
黒色のハードレザーを着て、ファルシオンを持つ男性。


バージルは物心ついた頃から独りだった。
そんな生活を数年続けた時に自身の親族を名乗る夫婦に連れていかれ、ある田舎町で暮らすことになった。
彼は負けず嫌いな性格で、誰彼構わず勝負事をしていたが、決して人の嫌がることはせず、大人子供関係なく好かれていたし、彼自身口にはしないが町のみんなを好いていた。
彼が15になった日、彼は少し遠くにある鍛冶屋に遊びに行っていた。
それは夜にパーティをするから冒険者になったら使いたい武器を見ておいでと言われていたからだ。
そして夜になり町に戻る。
いつものようにあたたかい町並みがあると信じていた。
しかし現実は残酷だ。そこにあったのは壊された民家、辺りには殺されたみんなの死体、そして自宅の方には煙が。
ほんの数時間で彼は全てを奪われたのだ。

翌日、彼は決めたのだ。町を滅ぼした存在を絶対に討つのだと。
そうして旅立とうとした時、待ったの声が掛かった。鍛治師のおじさんだった。
「これはお前の親父さんらがお前にって製作予約してたもんだ。お前が旅に出る時に渡すつもりだったんだとよ」
「金も貰ったしな、持ってけ持ってけ」
そう言って一本のファルシオンを渡してくれたのだ

性格は少し口が悪いが、悪人ではなくどちらかと言えば善人寄りだが、復讐相手やそれに近しい相手には冷徹になる。
かなりの負けず嫌いで、軽い挑発に引っかかりやすい。

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