解説

魔剣のマナの影響で、少し変化をしたシルフです。風の力を使って集音し、人族の会話を盗み聞いています。
ルーマー・シルフが持つ魔剣は「メモリアル・ハウスキー」というモノで、使用者の記憶にある空間を作り出す、というモノです。ルーマー・シルフはこの魔剣の元の持ち主を気に入り、ずっと傍について回っていました。しかし、元の魔剣の持ち主は冒険の途中で崖から落ちて亡くなってしまいます。ルーマー・シルフはその死を悲しみ、せめて遺品だけでもと魔剣を手に取ります。すると魔剣からマナが漏れ出し、ルーマー・シルフはそのマナの影響で、魔剣の元々の持ち主の見た目を一部継承し、妖精として変化を遂げました。
元々の魔剣の持ち主の生活を見ていたルーマー・シルフは、その真似事をするように学園へと足を運び、彼に代わる観察対象を求めるようになりました。

元々の魔剣の冒険者は学園ジェネシスの広報部であり、都市伝説などを調べていました。自分自身が都市伝説になったら面白いのでは？と色々思い付きで試していった結果生まれたのが学園七不思議です。
簡単に正体がばれてしまってはつまらないので、自分を七番目として、他の七不思議が解決されたら、噂話として別の七不思議を追加し…を繰り返しているうちに、それなりに時間が経ってしまったようです。