"災域の"スヴァシュ【セネバーバジリスク】
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、妖魔語、バジリスク語、ドレイク語、魔法文明語
- 生息地
- さまざま
- 知名度/弱点値
- 15/20
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 15/-
- 生命抵抗力
- 19 (26)
- 精神抵抗力
- 19 (26)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 武器 | 16 (23) | 2d6+12 | 14 (21) | 13 | 171 | 145 |
特殊能力
※剣の欠片13本分適応済み
[常]毒無効〇病気無効
[主]操霊魔法LV12/魔力16(23)
[主]神聖魔法LV13(ブラグザバス)/魔力17(24)
[常][宣]魔法適正
魔法拡大/数、魔法拡大/すべて、ターゲッティング、魔法収束、魔法制御、ワードブレイク
[補]辰砂の視線/15(22)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:2(50m)/起点指定」で「対象1体」に石化進行(器用度or敏捷度-6)の効果と、生命力-6の効果を与える。
毒性の高い辰砂になることで、石化した部位から更に身体を毒が蝕んでいく。「キュアストーン」で解除可能。
鏡などを手に持っているキャラクターは、抵抗判定の達成値が目標値より4以上高ければ視線を跳ね返し、この効果を使用者に与えることができる。跳ね返された視線は呪い属性として扱い、また抵抗することができない。
[主]停滞の視線14(21)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:30m/起点指定」で「対象:1体」を睨みつけ、10秒の間、主動作といっさいの補助動作を行えなくする。ただし対象が複数回の主動作を行える場合、この効果はその回数を1回だけ現実に留まる。
[常]鉱毒の血液/16(23)生命抵抗力/消滅
この魔物に近接攻撃にてダメージを与えた場合、自身の手番の終了時に「2d+6」点の「毒かつ病気属性」の魔法ダメージを受け、一か月の間生命抵抗力と精神抵抗力判定に-2のペナルティを受ける。この効果は累積し、「キュアポイズン」や「キュアディジーズ」などで解除可能。
守りの剣の力を宿した武器での攻撃により発動した場合毒性が中和され、ダメージが1/2に減衰し、追加のペナルティが消失する。また、同様の防具を装備していることで、この効果を完全に無効化できる。
[主]魔物化
魔物形態に変化する。HPやMPは最大値まで回復し、魔法などによるあらゆる効果が消滅する。この動作を行った手番は、「部位:胴体」は主動作を完了したものとして扱う。「部位:邪眼」はその視線の能力をまだ使っていない場合使用可能。
この行動をしてから1時間は「[補][準]瞬時人間化」を使用できない。
戦利品
- 自動
- 祝福された腐敗する血液(10000G/赤SS)
- 2~5
- なし
- 6~11
- 辰砂の瞳(6000G/金赤S)
- 12~
- 停止の瞳(10000G/金赤SS)
解説
バジリスクの一個体。
彼女が生まれ持った邪眼は辰砂だった。強い毒性を持つそれに、自身の血液も強い影響を受けている。
幼い頃は生まれた事を呪いもした。毒や病気に強い抵抗を持つバジリスクとて、その猛毒は耐えがたい苦痛を与えていたからだ。
そして直情的な彼女は、周囲へとその辛さをぶつけてまわった。
最初は暴力だ、上位蛮族としての力振るい、低級の妖魔を殴りつけて殺した。生まれ持ったその膂力があればたやすい事だった。
次に邪眼の力を使い相手を鉱石へと変えることもした。相手は苦しみもがきながら死んでいった。
しかしそんな事を何度か繰り返した後、疑問に感じることがあった。
他のバジリスク種が誰かを石化させる時、その相手が浮かべるのは恐怖だ。苦痛ではない。
それから彼女は適当な妖魔を捕まえ、一部のみを辰砂へと石化させ様子を見た。結果、彼らは10分ほどで毒に苛まれ死んでしまった。
彼女は得も言われぬ多幸感を得た。自身を苦しめていたその力が、唯一無二の物であったからだろうか?いや、違う。単純に実験に使った妖魔が苦鳴を上げて死んだことに興奮を覚えたのだ。
自身の幸せを見つけてからは、妥協無くそれを追求していくこととなる。人族を捕まえ、様々な苦痛を与えなぶり殺しにする。
邪眼の力はその手段の一つだ。人族蛮族問わず、他者へより多くの苦しみを与えられるかと追及するのは彼女のライフワークとなった。
そんな彼女が腐敗の女神を信奉するのは自然な流れだったのだろう。
バジリスクとして生まれ持った残虐性と、高い知性を持った彼女は、狂いきった信徒たちにとっての福音でもあった。
信仰心と……なにより自身の快楽の為に、彼女は軍勢を率いて人族を蹂躙していくのである。