この武器の基礎データは「ショートソード+1」に準じますが、カテゴリは〈スタッフ〉Bランクとなります。
　この武器はコンジャラー技能とソーサラー技能の両方を取得し、ウィザード技能が使えなければただの「ショートソード+1」と変わらず、真価を発揮しません。ウィザード技能の使用可能レベルに応じて特殊効果が解放され、性能が強化されます。以下はその表となります。

・ウィザード技能レベル１『輝石の煌き』
　魔杖に秘められた力がマナを活性化させます。
　所有者はこの魔剣を装備している間、魔法ダメージが+2されます。

・ウィザード技能レベル３『輝石剣』
　杖にはめられた輝石が魔力をまとい、剣のような刃を形成します。
　MPを2点消費することで、3ラウンドの間、魔剣の性能を強化します。
　この状態の魔剣でダメージを与える場合、属性無しの魔法ダメージとなり、追加ダメージは「魔力」となります。
　さらに、この状態の魔剣で攻撃する時、「ウィザード技能レベル＋器用度ボーナス」で命中力判定を行うことが可能です。
　
・ウィザード技能レベル３『纏魔の心得(攻)』
　魔杖が所有者から汲み上げた魔力をまとい、攻撃力を増します。
　所有者はこの魔剣を装備している間、《魔力撃》を取得しているものとして扱います。

・ウィザード技能レベル５『並列武闘』
　魔杖が所有者の動きを補佐し、武術と魔術を両立させます。
　所有者はこの魔剣を装備している間、《マルチアクション》を取得しているものとして扱います。

・ウィザード技能レベル９『輝石大剣』
　『輝石大剣』の強化版です。
　さらにMPを3点(合計5点)消費することで、3ラウンドの間、更に魔剣の性能を強化します。

・ウィザード技能レベル１１『超高速思考』
　魔杖が所有者の思考を加速させ、複数の特技を同時に扱えるようにします。
　所有者はこの魔剣を装備している間、「フェンサー」「グラップラー」「バトルダンサー」以外の技能にも適用できる特殊な《変幻自在Ⅰ》を取得しているものとして扱います。ウィザード技能レベルが１３以上の場合は《変幻自在Ⅱ》として扱えます。
　ただし、発動の際は脳に多大な負荷がかかるため、手番終了時にHPとMPに「５」点の確定ダメージを受け、連続した手番では使用できません。