〈念火の装飾品〉
- 知名度
- 20
- 形状
- 白と黒の宝石をあしらったさまざまな装飾品
- カテゴリ
- 装飾品:頭、首、手
〈念動〉A(〈念火〉)
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- カテゴリ〈念動〉Aランクの武器〈念火〉を装備できるようになる
- 効果
-
白と黒のマーブル模様を孕む魔法の宝石〈念火の宝石〉をあしらった装飾品です。魔導機文明時代黎明期、念動力研究が最も盛んだった時期に開発されていたアイテムで、この装飾品を身に着けた者は、念動力が生み出すモノクロームの奇妙な炎、〈念火〉を操ることができるようになります。
〈念火の装飾品〉には、〈念火のサークレット〉(装飾品:頭)、〈念火のネックレス〉(装飾品:首)、〈念火のブレスレット〉(装飾品:手)の3種があり、いずれも取引価格、効果ともに同じです。
装備者は、戦闘準備、及び制限移動のときに、補助動作でカテゴリ〈念動〉Aランクの魔法の武器〈念火〉を発現させ、〈念手〉に装備できるようになります。〈念火〉を消滅させるのも補助動作です(武器の持ち替えのルールに準じます)。
一度に複数の〈念火〉を発現させることはできませんが、装備している〈念火の装飾品〉の数だけ大きな〈念火〉を発現させることができます(あえて小さいものを発現させることも可能です)。〈念火〉は大きさに応じて必要筋力と用法が変化します(ページ下部の武器データを参照してください)。
〈念火〉による攻撃を行ったとき、攻撃者は攻撃の処理のあとで、バックラッシュによる「2」点の確定ダメージを受けます。〈念火〉による攻撃は炎かつ呪い属性、与えるダメージは魔法ダメージ、「抵抗:精神抵抗力/半減」となります。
また、〈念火〉による攻撃に《サイコブラストⅡ/Ⅲ》を宣言することはできません(《サイコブラストⅠ》の宣言は可能です)。
念動使いが気絶・死亡・睡眠などで意識を失ったとき、発現していた〈念火〉は即座に消滅します。
〈念火〉は光源となり、(小)は半径10m、(中)は半径20m、(大)は半径30mを照らすことができます。
このアイテムを〈妖精使いの宝石〉とすることはできません。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H 10 0 0 10 0 〈念火〉(小)、〈念火の装飾品〉1つ装備時 2H 20 0 20 10 0 〈念火〉(中)、〈念火の装飾品〉2つ装備時 3H 30 0 40 10 0 〈念火〉(大)、〈念火の装飾品〉3つ装備時
由来・逸話
〈念火〉の必要筋力は、それの物理的な重量ではなく、それを操るのにどれだけの精神力を要するかを表しています。実際には、〈念火〉は真語魔法【ファイアボール】のような、「マナの炎」という「現象」および「エネルギー」であり、重みは一切ありません。
(⇒サイキック技能)
(⇒カテゴリ〈念動〉武器の総覧)
用法ごとのバックラッシュの総ダメージ量
「用法:1H」: 〈念手〉維持「1」 + 必筋10のため「1」 + 攻撃時「2」 = 「4」
「用法:2H」: (〈念手〉維持「1」 * 2) + (必筋20のため「2」 * 2) + 攻撃時「2」 = 「8」
「用法:3H」: (武器装備時バックラッシュ上限「7」) + 攻撃時「2」 = 「9」