星の砂
基本取引価格:5,000
- 知名度
- 形状
- 袋に詰められた灰
- カテゴリ
- その他
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 効果
由来・逸話
失敗作と称された少女の遺灰。
美しい銀髪の色をそのままにした灰は、星屑のような煌めきを放つ。
◆◇◆◇
__その少女の生まれは、決して祝福された物ではなかった。
生まれに恵まれず、人に恵まれず、友に恵まれず。
神も妖精も少女を愛せない。
同胞達が胡乱な架空の神の思考に身を窶す瞬間を、牢獄という名の安全装置の中から何度も見た。
天賦の才は呪われた肌にその意味を奪われ、
純粋な邪悪の所業をただ培養器の中から見てる事しか出来なかった。
__しかし、それら全ては彼女が生を諦める理由に非ず。
願いはやがて結実する。
その五指は夢想するだけだった星々の海へと遂には手が届き、その足は流星の如く自らの肌を焼く大気を駆け抜けた。
その掌底は山をも砕き
その神脚は大地を割く
森羅万象の破壊者たる慮外の来訪者
「お前は誰だ」だと?ならば答えよう。
“何者でもない”と
俺は無銘。形の無い機神の為の器。
やがて堕ちる運命の銀の流星。
この身を宿痾が蝕もうと、俺の歩みは止まる事を知らぬ。
我が輝きは天頂星。
西の果てからやってくる、月と太陽の輝きを塗りつぶす銀の明星なり。
さぁ武器を取れ英雄達。百戦錬磨の英傑よ。
天下に轟く武芸にて、見事この銀星を撃ち落として見るが良い。