【貌力:傷心】
- 入門条件
- _名誉点
【傷心】を発動すると、自身や対象は過去の失敗や恥が際限なく思い出され、いまにも自分を傷つけそうなほど、非常につらい気持ちになってしまいます。
【傷心】使いの力はその辛い状況を利用し、肉体の傷を心の傷ほどのものではないと無視したり、八つ当たりの様に物理的な攻撃力に変換したりします。
【傷心】発動中は透明、赤、発行体の大きく分けて三つのパターンの涙を流し、同時に〈仮面〉も涙を流します。
[強度]が増加する度、【傷心】によって呼び起こされる感情は強烈になっていき、あとで思い出してもだえるために率先して辛い状況に飛び込んでいく、中毒のような状態になることもあります。
流派アイテム
秘伝
《[強度]1:時既遅》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- あったばかりの敵や『ケモノ』でさえも、生きていれば何かできたかもしれないし、繋がりを持った仲間が倒れるならば、それはなおのこと辛いものです。
- 効果
自分の攻撃が成功した時に使用でき、その攻撃のダメージをその戦闘中行動不能や死亡状態になったキャラクターの数だけ増加します。
この効果で増加するダメージの最大値は「【傷心】の[強度]x3」までです。
《[強度]2:うつむき》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 自分がいかに傷ついているかに集中し、生返事しか返さなくなるほど自分の精神に埋没していく特殊能力です。
- 効果
自身の手番に補助動作として使用できます。
「冒険者レベル+【傷心】の[強度]+知力ボーナス」を基準値とした判定を行い、「【傷心】の[強度]+知力ボーナス」回だけ前述の達成値以下の精神効果を1分(6ラウンド)の間すべて無効化し、それ以外の達成値で上回っている精神効果に対しても1分(6ラウンド)の間、生命抵抗力・精神抵抗力判定に対して+4のボーナス修正を得ます。
《[強度]3:不憫》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- どんなに小さくでも傷ついているように見えるあなたにあらゆる人は助けの手を差し伸べたくなります。
- 効果
回復、不利な効果の解除、有利な効果の付与が視界内の他者から自身に対して行われる時に使用でき、その判定の達成値に+3のボーナス修正を与えます。
《[強度]4:感傷転相》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 辛さを直接相手の心に転写し、自分と相手の心の痛みについて考えこませてしまいます。
- 効果
シナリオ中1回だけ、自身の手番に主動作で使用します。
視界内のキャラクター1体を対象に、「冒険者技能レベル+【傷心】の[強度]+精神力ボーナス」を基準値の判定と対象の精神抵抗力で達成値の比べあいを行い、自身が有利な達成値になった場合、対象はその達成値の差と同じだけの回数、補助動作、主動作ごとに精神抵抗力判定を行い、失敗した場合、該当の動作を行うことができません。補助動作を行う前に精神抵抗力判定を行い、失敗した場合、あらゆる補助動作を封じられます。
主動作を複数持つ対象の場合は主動作ごとに精神抵抗力判定を行い、回数をカウントします。
この効果は回数を消費しきるまで永続します。
《[強度]5:喪心》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 辛さに対し耐えきれなくなり、振り切れてしまいます。
- 効果
自身が戦闘中に武器攻撃、魔法攻撃、特殊能力によって攻撃を行うとき、判定を行う前に使用でき、その判定に受けているペナルティ修正をすべて無視します。