由来・逸話

　リン流戦場舞踊剣の開祖であるリンが着ていたとされる革鎧を再現した華やかな装飾が施された非金属鎧です。
　見た目は華やかで、戦士の着る鎧のようには見えませんが、革鎧であるため戦舞士が用いる装備にしては非常に重厚で、着こなすには相当の鍛錬が必要です。
　幻獣の革と職人の技をふんだんに使用した一品であり、頑丈でありながら戦舞士の動きを阻害しない為の工夫が随所に凝らされており、華やかな見た目からこれを着て戦場を舞う戦舞士は非常に目を引く存在となります。
　特にリン流戦場舞踊剣の動きの研究が盛り込まれ、これを着た達人は「宙を舞う木の葉のような柔でありながら、嵐に耐える樹の如き剛である」と伝えられるほどです。
　ただしこれは現代に生きる弟子たちに向けられたものであり、実際にリンが着ていたものはもっと難解な造りだったとも言われています。