容姿・経歴・その他メモ

経歴表C　5-2 ５人以上の兄弟姉妹がいる
冒険にでた理由　5-3 まだ見ぬ世界を見るため

幼いタビットの魔法使い。１０人兄弟の末っ子。
一番上の兄は15歳。彼はたくさんの冒険をし、時々家に帰ってきては妹、弟たちに物語を聞かせてくれた。兄の名前は「ネロ」。
弟妹たちは、そんな兄に憧れて5歳か6歳を迎えたころに次々と冒険へ旅立っていった。
10番目に生まれてきた彼は、朝から晩まで放っておけばずっと寝ているような子だ。親はそんな子に「nukkua（眠る）」と名付けた。
何をしてても眠たがっている彼が、唯一きらきらと目を輝かせているのが、兄が帰ってきて冒険譚を聞かせてくれているときだった。
「５歳になったら冒険に出たい」、と上の兄弟たちと同じように言い出した時、親はこんなよく寝る子で大丈夫なのかと心配しつつ、背中を押して送り出したのだった。

いつも着る服は上の兄弟の誰かのお古。サイズが合っておらず、ずるずる落ちるのを何度も直しながらよちよちと歩いて、「ソルダン・コニ」にたどり着いた。
5歳になった記念に用意してもらった「クォータースタッフ」は、他のものと違って新品で、彼の宝物だ。
毎晩、ぴかぴかに磨いて抱きしめて眠っている。誰かに触られるのをすごく嫌がる。

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