「、起動。主人を確認。」
私は、主人の元で働くルーンフォークだ。いや、だったの方が正しいかもしれない。
主人は死んだ。悪党に惨殺されて。
主人が惨殺されることを私は知っていた。夢で。しかし、そんなのあるわけないと思って、教えることなんてしていなかった。
その結果、主人が惨殺されたのだが。
私は、主人から貰った銃でその悪党を撃ち殺した。ほど相打ちのような物だったが、どうにか生き残った。
そして、こんなこと、二度とないように、主人と別れを告げ、旅に出た。
「私は別に、誰かのために作られた物じゃない。自我を持った、ただのルーンフォークだ。」

経歴表
B 5-6 絶対に知られたくない秘密がある→悪党であれど、銃殺したという事実
A 6-3 予知夢を見たことがある→主人が惨殺される夢
C 3-1 大きな嘘をついている→主人が居たことを隠している
A 2-1 臨死体験をしたことがある→悪党に殺されかけた
旅に出た理由表
6-6 平和を求めて→このような事件が二度と起こらないように。悪党が居ない世界を求めて。