パラケルドライバー
- 知名度
- 24
- 形状
- 華美ながら禍々しいバックルと〈アルケミーキット〉
- カテゴリ
- 装飾品:腰
- 製作時期
- 魔動機文明?
- 概要
- 賦術の行使と「禁忌融入術」を可能にする。
- 効果
-
[常]アルケミーキット
この装飾品を装備している限り、〈アルケミーキット〉として賦術が使用できます。
[補]禁忌融入【メタモルフォシス】
[対象:術者]で、A・S・SSランクの任意のマテリアルカードを使い、自身の肉体を変異させます。
1分(6R)の間、マテリアルカードに応じた以下の〈パラケルアームズ〉を
両腕、または両脚のどちらかに装備します。
これは賦術を主動作・補助動作で行った手番には使えません。
赤・獣変化:〈パラケルアームズ・ビースト〉
緑・樹変化:〈パラケルアームズ・ツリー〉
黒・鉄変化:〈パラケルアームズ・ゴーレム〉
白・輪変化:〈パラケルアームズ・ホイール〉[補]リボルチェンジ
自身が装備している〈パラケルアームズ・**〉の装備を
両腕から両脚へ、両脚から両腕へ変更します。
両腕と両脚、両方に装備していたとしても、この効果は使用できます。
由来・逸話
パラケルススの記した〈進化の錬金術〉の書を読み、「アルケミスト技能+知力ボーナス」を基準値に
目標値「24」の判定を行うことで、作成が可能になります。
所要時間は「1時間」で、再挑戦の度に所要時間が増えます(II・45頁参照)。
古代魔法文明時代にあった、錬金術師の探究者パラケルスス。
彼は第一原質の抽出にこそ至れませんでしたが、それの利用に関するいくつかの仮説を記していました。
それは、『不老不死』の研究に連なる、人体改造の領域です。
第一原質を人体に取り入れつつ、適切な『設計図』を刻むことで『進化』に至る……。
それは蛮族ともアンデットとも似て、それでいて穢れを伴わない、夢の錬金術。
その仮説を元に数式を修正し、再構築された〈アルケミーキット〉がこのバックルです。
『融入術』と呼ばれる、マテルアルカードの第一原質を抽入して物体を変質させる技を使います。
バックル内部には数種類の『設計図』が記録されており、マテリアルカードを消費するだけで
突然変異を可能としています。
なお、永続的な変化を行おうとすると、生命力を著しく損なう恐れがあります。
そのため、リミッターとして時間制限を設けた術式が実装されています。
●おまけ
「この手法だと、恒久的な強化を試みれば生命力が著しく損なわれる。」
「強くなろうと思うほど優位性は下がり、蛮族化より優れているとは言えない。」
―――“戦神”ダルクレム