シミラー(ダークネスメディウムゲンガー)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔神語
- 生息地
- 深層
- 知名度/弱点値
- 19/24
- 弱点
- 衝撃属性ダメージ+3
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 18/ー
- 生命抵抗力
- 15 (22)
- 精神抵抗力
- 15 (22)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
影槍 | 16 (23) | 2d6+20 | 16 (23) | 11 | 271 | ー |
特殊能力
△乖離せし剣界/必中
世界を創り出した“剣”の力を模倣し、3Rの間、この辺り一帯を世界から隔離します。「種族:グラスランナー」以外の種族のあらゆる種族特徴が消滅します。
○複数宣言=2回
○異界の理
魔界の中でも“深層”と呼ばれる場所に存在するこの魔物は、強力な反面、他の一般的な魔神と異なり、マナが毒となります。そのため、常に薄い膜で自身をマナから身を守っているのですが、マナが作用する瞬間の波は防げません。そのため、自身を中心に全エリア(半径30m内)で消費されたMPと同じだけの確定ダメージをこの魔物は受けます。
この効果で受ける確定ダメージは、1R(10秒)に付き。「40」点までとなります。
☑薙ぎ払いⅡ+
自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに武器での攻撃を行います。この時、打撃点を「+2」点します。
☑全力攻撃Ⅱ
打撃点を「+12」点します。リスクとして、回避力判定に‐2のペナルティ修正を受けます。
○限定3回行動
以下の主動作能力から3種まで選択して行動します。同じ行動は行えません。
▶2回攻撃
両手に持つ影の様な槍を振るい、攻撃します。変幻自在なこの槍は、1本に束ねて2H武器としての攻撃も行えます。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
▶マナブレイク/13(20)/精神抵抗力/消滅
深層の領域を一時的に展開し、「射程:自身」で「対象:全エリア(半径30m/すべて)」の対象全てのMPに「2d+10」点のダメージを与えます。また、「分類:妖精」に対しては必中となり、ダメージはHPとMP双方に適用され、ダメージは2倍となります。
この効果は呪い属性です。
▶クラッシュコード/必中
“剣”の力を模倣し、限定的に世界を書き換えます。「射程:自身」で《△乖離せし剣界》を除く、「対象:全エリア(半径30m/すべて)」で発生しているボーナス、ペナルティ、状態異常を含む、すべての効果を達成値を比べずに解除し、その数×2点の呪い属性の確定ダメージを「全エリア(半径30m)」内の任意の対象全てに与えます。この能力は特例として、この魔物が行動不能の状態でも使用が可能です。
この能力は連続した手番には使えません。
▶アビスウェーブ/15(22)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」で「対象:全エリア(半径30m/すべて)」に深層の波動を放ちます。対象に「2d+20」点の呪い属性の魔法ダメージを与えます。
▶フィジカルアウト/15(22)/生命抵抗力/消滅
「射程/接触」で「対象:1体」に深層の粒子で作り上げた触腕を伸ばし、命中した部位を機能不全に陥らせます。1dを振り、該当する部位が使用不可となります。この効果は、異なる部位である限り累積します。
この効果は毒属性で、効果時間は永続となります。
1 | 右腕 |
2 | 左腕 |
3 | 右足 |
4 | 左足 |
5 | 右目 |
6 | 左目 |
発生するペナルティについては⇒「ルルブⅠ103P」を参照してください。
○境界に揺れる影
この魔物は、ラクシアと深淵との間でその存在が揺れ動いています。ラウンド経過で徐々にラクシアへと現界してきますが、その間は以下の能力を得ます。自身の手番を終了するたびに「」内の数字が1ずつ減少していきます。
また、この能力は4R目の手番終了時に消滅します。
○境界を揺れる影:攻
この魔物の近接攻撃によってダメージを決定する直前に発動します。1dを振り、「4」以下なら与えるダメージは0となります。《薙ぎ払い》を宣言して攻撃した場合、「」内の数字を1減らしてダメージの決定を行えます。
また、1dの結果が5,6の場合、対象の防具による防護点を無視してダメージを与えます。
○境界を揺れる影:護
この魔物に対して物理、魔法ダメージが発生する直前に発動します。1dを振り、「4」以下なら与えるダメージは0となります。《薙ぎ払い》や《切り返し》等の戦闘特技や、「半径〇〇m/対象数」の攻撃をこの魔物に行う場合、「」内の数字を1減らしてダメージの決定を行えます。
戦利品
- 自動
- 超悪魔の血晶(5,000G/赤S)
- 2~7
- 深淵の粒子(1,000G/赤S)×1d
- 8~13
- 深淵の触腕(3,000G/赤S)×1d
- 14~
- 超悪魔の伸縮自在な影槍(10,000G/赤SS)×2
解説
シミラーは魔界の中でも、“深層”とよばれる領域に存在する超上位魔神です。彼は文献や伝聞を知るだけでその存在を模倣することができ、ドッペルゲンガーの中には信仰対象として見る者も少なくありません。
本来の力は、小神をも上回るとされていますが、現在、彼はラクシアに現界したばかりで非常に弱体化しています。しかし、ラクシアの“剣”の力を模倣し、世界の理に干渉する力を有しており、非常に危険な存在です。それこそ、時間が経ち、本来の力を取り戻したなら街はおろか、大陸や世界に与える影響は計り知れません。
性格は、残忍で享楽的です。極稀に、人を贄として捧げられれば、その者はゆっくりと、感覚と機能を閉ざされていき、その恐怖する様を楽しみ、最後には魂をも破壊してしまうとされています。