家族とほんの些細な事でけんかしてしまい家を飛び出し３日間程森の中で過ごした
ハルトマンの怒りも収まり家に帰ると家どころか故郷が食い荒らされており
家も家族も故郷も友人も全てを失った近隣の村人の話や残された痕跡からタイラントゴルギアスにやられた事が判明した。
両親と話した最後の会話が「パパもママも大嫌いみんな死んじゃえ」
であり両親に親孝行身もできず最低な別れとなった事が心に深く刺さっている
今でもよく夢で最後の別れ顔となった父のあきれ顔と母の泣き顔を見る
その後は住む場所も生きる意味も当てもなく世界を放浪しながら生きる理由を探している時
父の面影がある道具屋のおじさんを見つけ懐かしさを感じ（何だかパパに似てるな。親孝行ではないけど何かするか）
と思い屋根裏を拝借しおじさんの手伝いを始めてみた
このおじさんは昔は冒険者だったらしくマギシューと言われるポジションだったらしい
おじさんは最初は私の手伝いを不気味なものとして見ていたが冒険者の経験や知識からかレプラカーンの存在を知っていたらしく姿を現す事の無い私を何となくで気づき受け入れたくれた
おじさんは姿を消した私の分の食事まで用意してくれわが子のように接してくれたおじさんはお酒が好きで酔うと昔話や生き様武勇伝など色々私に語ってくれた。
曰く「人生山あり谷ありいいことも悪いこともたくさん起きるしかしてまずは自分が楽しんでいないといいことも起こらん」
曰く「ワシは冒険者だったからのぉ今生きるのでいっぱいいっぱいだった仲間を失ったこともあった未来など見えてなかったしかし今を楽しんで生きておったからのぉ過去の事忘れることなどできやしなんだし将来に不安もあったがあの頃が本当に楽しかった」
など私を前向きにさせるようなことを一人でよくしゃべていた。このおじさんの話があるおかけで前を向けた
数年の時日が流れおじさんから技をむすみつつおじさんの話を聞きつつ過ごしていたがそんなおじさんとの別れの時がやってきたのだ
おじさんは酒飲みがたたり病に侵され眠るように死んでいった見送る際おじさんが「そこに居るかわからんが居るならこのおいぼれの最後の願いを聞いてほしい。最後におぬしの姿を一目見たい… 」その言葉に私は応え「おじさんありがとうございます。おじさんのおかげで私はもう少しこの世界を楽しんでみようと思えるようになれました…おじさんのおかげで生きていくのに困らない知識を得ました…おじさんは第二のお父さんです…」その言葉をと私の姿を見たおじさんは笑顔で眠るように息を引き取った。その後おじさんを埋葬しまた行く当てのない世界の放浪を始めたがおじさんの教え？を実践しながら明るく振る舞いながら世界を回ったその放浪はおじさんと出会う前とは違いとても楽しく愉快に感じられたその後リルドラケンの集落を見つけリレ・テレーズ・バーデン宅の屋根裏に住み着いた
そこで数年過ごしてる際気を許し家族の一員的感じで過ごしていた。
なついてたリレ・テレーズ・バーデンが学園に入学する際一緒についてくことにした。