容姿・経歴・その他メモ

履歴

　かつて栄華を誇った魔法文明アル・メナス、その終焉の時代に跋扈する魔神と戦いを繰り広げたマナフレアの英雄がいた。そして彼に武器を提供し、ともに戦ったレプラカーン達もまた。
　時代は流れて魔動機文明時代。数多の敵を屠った結果英雄の魔剣は魔神に呪われ、おぞましい迷宮を生み出した。英雄亡きあとのレプラカーン達は地下深くに広がる迷宮の上に巨大なシェルターを作り、今は亡き英雄の勇姿を胸に湧き出る魔神と戦い続けた。その日々は大破局を経てなお続き、少しづつ湧き出る魔神も減り、比例するように一族も1人、また1人と倒れ、そして残った最後の1人、それがムージア・ヴァレッジである。
　2年前、遺跡と化したシェルターに調査にやってきた学者、のちのセズウィック村の村長に拾われ、彼を先生と慕いながら村長宅で家政婦のような立場で過ごしている。
　長い年月の中で少し歪んだ魔動機文明語こそが公用語であった故郷から離れ、現代の常識を、そして交易共通語を学び、たどたどしいながらも一通り話せるようにはなった。とは言うもののやはり故郷の言葉の方が表現や語彙の幅が広いため、激昂した場面などではそちらが口をついて出ることもしばしばなようだ。
　また、もともと故郷では身ぎれいにして化粧なども（外のそれとは趣が異なるものの）頻繁にする風習があったため、村に来てからは時々やってくる行商人からおしゃれな衣装や化粧品を買うのが密かな楽しみのようだ。




　『チェスト大破局！！』（チェスト大破局とは魔動機文明語の隠語で　“ぶち殺せ”の意である）

セッション履歴

収支履歴