●全身

[常]毒無効、[常]病気無効

[常]再生＝10点

手番の終了時に、全ての部位のHPが「10」点ずつ回復します。この能力はすでにHPが0になった部位には効果がありません。

●部位①

[常]狂月晄/9(16)/精神抵抗力/消滅

頭部から放たれる赫い光が獣化をもたらします。
「分類：人族」のキャラクターにのみ効果を発揮します（それ以外のキャラクターは精神抵抗力判定も不要です）。
この魔物の手番の最初に、「対象：全エリア/すべて」に対して獣化進行(知力/-6・筋力/+6)の効果を与えます。この効果に対する抵抗力判定は効果が使用された直後に行います。
この効果は呪い属性です。また、月の出ている夜にのみ使用することができます。

●部位②

[常]二回攻撃＆双撃

●全身

[常]再生=5点

手番の終了時に、全ての部位のHPが「5」点ずつ回復します。この能力はすでにHPが0になった部位には効果がありません。

●部位①

[主]操霊魔法5レベル/魔力11(18)

[宣]魔法適性

《魔法拡大/数》《魔法収束》《魔法制御》を習得しています。

●部位②

[主]望郷の花弁/9(16)/精神抵抗力/短縮

「射程：接触」で「対象：1体」に強烈な懐かしさを感じさせる白い花弁を振りかけます。
対象は「2d+5」点の魔法ダメージを受け、同時に、60秒（6ラウンド）の間、あらゆる行為判定に-1のペナルティ修正を受けます。
この効果は精神効果属性として扱い、ペナルティ修正は最大-3まで累積します。
いずれかの[部位：花束]がこの能力を使用した手番には、[部位：本体]はこれを使用できません。逆も同様です。
この能力を使用すると、MPを8点消費します。

●全身

[常]呪われた光

この魔物に近接攻撃を行ったキャラクターは、その成否にかかわらず、その試みごとに「3」点の呪い属性の確定ダメージを受けます。

●部位①

[常]通常攻撃無効

[常]HP共有

HPにダメージを受けるたび、その適用ダメージの半分(端数切り上げ)を確定ダメージとして任意の部位に振り分け、自身に受けるダメージをその残りだけとすることができます。
すでにHPが0以下となっている部位へは振り分けられませんが、振り分けた結果でその部位のHPが0以下となるのはかまいません。

●部位②

[常]連携包囲攻擊

ある部位の攻撃が回避された場合、その対象に対して他の部位の攻撃は命中力判定に+1のボーナス修正を得ます。
この修正は回避のたびに累積されていきます。ただし、一度どれかの部位の攻撃が命中するか、この魔物のその手番最後となる攻撃が回避されると、失われます。

[主]妖精魔法8レベル/魔力11(18)

「土」「炎」

[常][宣]魔法適性

戦闘特技《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法拡大/数》《マルチアクション》を習得しています。

[主]猛る炎の盾

自らの怒りで炎の壁を作り上げます。
自身を中心として1エリア(半径3m)内の任意の5体までの対象の目前に炎の壁を立て、3分(18ラウンド)の間、対象の防護点を+3点します。また、この効果を受けた対象に対して、効果時間中に近接攻撃や「射程:接触」の効果を使用したキャラクターは、その効果処理後に「5」点の炎属性の魔法ダメージを受けます。
このダメージに対して抵抗などの処理はありませんが、魔法ダメージや炎属性のダメージを軽減する効果は有効です。

[常]硬質の身体

刃武器からクリティカルを受けません。

[主]疑似召喚

主動作でMPを15点消費することで、『生ける炎の蜥蜴』を疑似的に召喚し、攻撃を行わせます。
攻撃はダイスを振って決定し、以下の通りです。
１・２：▶炎の奔流/9(16)/生命抵抗力/半減
「射程/形状：2(20m)/射撃」で、「対象：１体」に炎を吐きかけ、「2d+10」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
３・４：☑テイルスイープ/9(16)/回避力/消滅
任意の5体までに、尻尾での近接攻撃を行います。「2d+10」点の炎属性の物理ダメージを与えます
これらの能力は、同じ能力は連続した手番には使用できません。
５・６：なにもしない
なにもしません。

●全身

[常]ターゲッティング＆鷹の目

遠隔攻撃において誤射を起こしません。また、遮蔽越しに目標を定めることも可能です。

●部位①

[主]光条乱射/10(17)/精神抵抗力/半減

「射程：２(30m)」「形状：貫通」で「2d+12」点の魔法ダメージを与えます。
制御機構に問題が生じているためか、キャラクターを対象に定めることができず、この能力はかならずエリアを対象とします。
この能力は、連続した手番には使用できません。

●部位②

[宣]渾身攻撃

打撃点を∔8点します。リスクとして、回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。

[常]踏み倒し/10(18)/生命抵抗力/消滅

近接攻撃が命中した対象は、その場に転倒します。キャラクターは望むなら生命抵抗力の代わりに腕力判定（冒険者レベル+筋力B）でこの効果に対抗してもかまいません。

●全身

[補][準]水鏡顕現＆水鏡潜行

水鏡の中から現れたり、その中へ戻ったりする能力です。
これらの能力は、部位ごとに必ず主動作の前でなければ使用できません。
「[補][準]水鏡顕現」を行うと、水鏡から姿を現すことで、その部位を用いてキャラクターを攻撃することが可能になります。ただし、その部位は他のキャラクターの攻撃の対象になります。
「[補][準]水鏡潜行」を行うと、水鏡に姿を隠すことで、その部位はあらゆる攻撃を無効化することが可能になります。ただし、その部位は次に姿を現すまで一切の攻撃を行うことはできなくなります。
この魔物の部位のいずれかのHPが0になると、この効果を使用することはできなくなります。使用できなくなった時点で「[補][準]水鏡潜行」の効果は、すべての部位において解除されます。

●部位①

[主]真語魔法7レベル/魔力11(18)

[常][宣]魔法適性

この魔物は《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法拡大/すべて》を習得しています。

●部位②

[宣]テイルスイープ

近接攻撃可能なキャラクターを任意に3体まで選び、それらに尻尾での攻撃を行います。
命中判定は一括で行い、複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。
この能力は連続した手番には行えません。

[主]水鏡作成/10(17)/生命抵抗力/必中

「射程/形状：2(30m)/起点指定」で、「対象：1体」の足元に水鏡を作成し、引きずり込もうとします。
1ラウンド(10秒）の間、対象は「足場が悪い」ことによる行動判定へのペナルティ修正を得ます（①p.103）。対象となったキャラクターは、望むならば、手番の最初にこの能力が使用されたときの達成値を目標として生命抵抗力判定を行い、成功すれば即座に脱出することが可能です。
また、「[補][準]水鏡潜行」している部位は、例外的にこの効果を受けているキャラクターを対象として近接攻撃を仕掛けることが可能です。この場合、エリアや距離を無視することができます。
一方で、攻撃をうけたキャラクターもまた、その部位を対象として攻撃を行うことが可能です。