聖印と神像

コス・トラウニナのシンボルは快楽の溺れる事を表すように波に沈む手の形をしています。
神像は丸みを帯びた体型をした女性の姿をしており信仰する者に手を差し伸べ誘惑する姿をしています。
長い髪と百合の花の冠が目を引き、身につけている衣服は可憐でもあり妖艶にも見え、微笑んだ表情が彫刻されています。

神格と教義

コス・トラウニナは夢の中にあるとされる国の女神です。
堕落させる力を持ちながらもあらゆる快楽を与える為に国を繁栄させます。
夢の中にある国では繁栄の女神としての側面も持ち優れた錬金術や魔術の才を持ちますが全ては堕落や快楽の為であり恵みを与えながらも人々の自由意志を堕とし、コス・トラウニナに依存するように堕落させ、女神としての信仰を強固にしていると言われています。
堕落する事が繫栄であり人々の終着地点と思っており自身の行いを善行とみなし、その手はこの地にまで伸び人々を夢を介して自身の国へといざなおうと誘惑します。
夢を介して信託を授け信者とし堕落と快楽の信徒と成して力を与えられた者は信仰心が強まるたびにこの世のものとは比較にならない快楽を与え堕落していきどんなに神に対して否定できて有ろうとも有望な信者へと変えられてしまいます。
また、快楽を与える側にも夢を介して力を与え人々を堕落させる手助けをします。

格言

「堕落とは破滅ではない、快楽に導かれ繁栄するのだ。」

「堕ちた心を恥じる事なかれ、自分自身の欲のままに」

「世俗に染まれ、繁栄は天へ届き、人は地に堕ちる。」