魔神の研究は、召異魔法が生まれた古代魔法文明時代末期に最盛期を迎えました。当時の研究のほとんどは、魔神の召喚や契約と魔神の使役に関するものでしたが、大規模な魔神召喚儀式の失敗で“奈落”が誕生し、無秩序に「招かれざる魔神」が現れるようになってからは、魔神と戦うための研究に重きが置かれました。その研究で最も支持されていたものが、“奈落”を封じる結界である“奈落の壁”の“壁の守人”を務めていた召異術師や学者らの学派です。彼らの学派はコルガナ地方で生まれたことから【魔神学コルガナ学派】と呼ばれています。魔動機文明時代になり、研究は一時衰退しましたが、“大破局”頃から再び注目され、“奈落の壁”に隣接して冒険者ギルド本部が出来てからはそこを通じて、大陸各地の冒険者ギルド支部から魔術師ギルドに伝わり、今では各地の魔術師ギルドで学ぶことができます。魔術師ギルドに所属する者なら５０名誉点で入門可能です。魔術師ギルドに所属するためには、１００ガメルの入会料を払わなければなりません。

流派装備

古代魔法文明時代末期に、コルガナ学派の者たちが研究で判明した魔神に関する知識をまとめて辞典にしたものです。初版は古代魔法文明時代末期で、その後編纂を繰り返してきました。現在売られているものは写本で、魔法文明語で書かれています。この辞典を読み所有している者は、「分類：魔神」に関する魔物知識判定、見識判定、文献判定の達成値に＋１のボーナス修正を得ます。また、「分類：魔神」の戦利品を獲得するための２ｄの出目が＋１されます。