ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

キリン - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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キリン

分類:その他
知能
高い
知覚
魔法
反応
敵対的
言語
妖精語
生息地
不明
知名度/弱点値
12/17
弱点
命中力+1
先制値
16
移動速度
25
生命抵抗力
11 (18)
精神抵抗力
11 (18)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
9 (16) 2d6+12 11 (18) 6 75 100
11 (18) 2d6+8 9 (16) 10 100 60
部位数
2()
コア部位
なし

特殊能力

●全身

幻獣

①雷属性によるダメージを受けず、毒属性・純エネルギー属性によるダメージを半分にします。それらの属性による不利な効果を受けません。
②『ターゲティング』『鷹の目』を持っているものとして扱います。
③このキャラクターによる攻撃は、任意のキャラクターを除外することができます。
④このモンスターを倒して得られる経験点は、合計200点になります。

大落雷攻撃/13(20)/精神抵抗力/半減

消費MP:10
[射程:自身][範囲:5m/全て]に「2d6+15」点の雷属性魔法ダメージを与える。
この攻撃は、合計HPが戦闘開始時から「80」点以上減っている場合に、任意の部位の主動作を消費して使用出来る。
この攻撃は1Rに1度しか使用出来ず、連続した手番には使用出来ません。

落雷/16(固定値)/精神抵抗力/半減

消費MP:0(1回目)、3(2回目)
[射程/形状:2(30m)/起点指定]で[対象:1体]に「2d6+4」点の雷属性魔法ダメージを与える。
この効果は1Rに2度までしか使用出来ず、同一ラウンド中に同じ対象にこの攻撃を行うことは出来ません。

●角

雷角

この部位による近接攻撃のダメージは、防護点を半分として扱う。
また、打撃点決定の出目が10以上だった場合、対象の防護点を更に半分として扱う。

送電

[部位:胴体]がMPを消費する際、代わりにこの部位のMPを消費することが出来る。この効果は、この部位のHPが0以下になると失われる。

部位破壊

この部位への攻撃による威力表で、合計2回以上クリティカルが発生した場合に発動する。
(1度の攻撃で複数回転した場合も1回として数えます)
・[部位:角]のMPは消費できなくなる。
・[部位:角]への剥ぎ取りロールに+2の補正が掛かる。
・『雷角』の『打撃点決定の出目が10以上~』の効果が失われる。

雷砲/11(18)/精神抵抗力/半減

消費MP:5
[射程/形状:2(30m)/貫通]で「2d6+10」点の雷属性魔法ダメージを与える。
この攻撃は連続した手番には使用出来ない。

雷撃/10(17)/精神抵抗力/半減

消費MP:5
[射程/形状:2(20m)/起点指定]で[対象:3体まで]に「2d6+8」点の雷属性魔法ダメージを与える。
この攻撃は連続した手番には使用出来ない。

●脚

痛恨撃:+6

打撃点決定の出目が10以上で適用
(『電撃まとい突進』にも適用)

負傷

この部位のHPが0以下になった場合、[部位:角]の回避力に-2の修正を与えます。

電撃まとい突進/10(17)/回避力/消滅

消費MP:8
[射程/形状:1(10m)/突破]で「2d6+10」点の物理ダメージと、「6」点の雷属性魔法ダメージを与える。
このキャラクターが乱戦エリアに存在する場合[射程/形状:自身(周囲3m)/貫通]で行う。
この攻撃を使用した手番、他の部位も通常通り行動する事ができる。
この攻撃は連続した手番には使用できません。

2回攻撃・双撃

戦利品

2~10
幻獣の雷角(200G*角の残りMP/金赤A~SS)(角)/幻獣の皮(500G/赤金A)
11〜
幻獣の剛蒼角(500G*角の残りMP/金赤A~SS)(角)/幻獣のたてがみ(2000G/赤金S)

解説

白銀に輝く美しい体毛と額から伸びる鋭い一本角が特徴の幻の古龍。
神々しささえ感じさせる幻想的な容姿に加え、神出鬼没で目撃報告が少ない。
個体数も非常に少ないとされており、そのような性質から《幻獣》とも呼ばれ、
一部の部族からは崇敬の対象としても見られている。
ハンターズギルドでは大型モンスターとして扱われているものの、
その体躯は非常に小柄で、中型モンスターと見紛う程度の大きさしかない。
だが矮小にも見える体躯とは裏腹に、司る能力は非常に特異且つ危険で、
その戦闘力は中型モンスターどころか並み居る大型モンスターさえ凌駕する。
前述したように目撃報告は少ないものの、出現が確認された地域は極めて広範囲に及ぶ。
現大陸の各ギルドが確認しただけでもフラヒヤ山脈に聳える雪山の山頂、メタペ湿密林の洞窟内、
クルプティオス湿地帯の中心部、フォンロンの古塔の頂上、エルデ地方の火山帯の奥地、
ハンターズギルドでも未だ全容が掴み切れていない「未知の樹海」の一角など、
環境の条件もまるで異なる様々な地方に出没した記録が残されており、
近年では龍歴院ギルドから古代林や遺群嶺での目撃報告、
更には新大陸古龍調査団からも新大陸の各地にて発見報告が挙がっている。
当初は個体毎に各地に定住しているのではないかという説も唱えられたが、
これはキリンが有する現実離れした移動速度と持久性、環境適応能力によるものである。
キリンは基本的には特定の住処を持たず、更に行動範囲が途轍もなく広い。
同一の個体が山を越え、海を渡って全く別の土地に出没することも珍しくなく、
周囲より隔絶された洋上に浮かぶ導きの地で痕跡を残した個体が、
数日と経たないうちに新大陸を挟んだ渡りの凍て地で確認された例すらある。
こういった特徴から、研究者の間では「健脚の古龍」とも通称される。
生態についても謎が多く、その目撃例の少なさ故に情報も錯綜し、
「青白く光る牛」や「角の生えた狼」のような姿のモンスターだと言われていた時期もあった。
一時期は分類不明の生物として扱われていたが、
その後の研究成果によって「古龍種」として分類されるべき存在と結論付けられた。
本種が古龍種に定められた最たる理由は、雷を自在に操るという特異な能力を持つ点にある。
キリンが出没する直前には快晴でも雷鳴が鳴り響き、空気がピリピリと張り詰めたようになる。
そしていざ出現すれば周囲の天候は一変し、地域一帯の上空には雷鳴轟く巨大な雷雲が発生する。
天に向かって嘶く度に発生する雷の威力は凄まじく、
巨大な岩塊を一撃で真っ二つに割ってしまう程であり、並の生物が食らってはひとたまりもない。
敵と定めた生物に対しては雷を用いて排撃を加えるが、
自身を守るように雷の束を降り注がせる、敵をピンポイントで狙う落雷を繰り出す、
地面を縦横無尽に駆け巡る雷を発生させて周囲を一網打尽にするなど、その方法は実に多様。
最も基本的な攻撃である雷一つをとっても予測は困難を極め、
その激烈な威力にあっさりと力尽きてしまうハンターも多い。
嘶きながら額の角に膨大な電力を集約させ、そのまま地を穿つように振り下ろして
巨大な雷の束を落とす大技は特に危険で、雷撃に掠りでもすれば命の保証はない。
また、強烈な耐電性を持っているようで、時折自らにも雷を落とすが平然としている。
近年ではこれによって新陳代謝を高めているのではないかという説も提唱されており、
中には自らに雷を落とすことで身体能力の強化を行う個体も存在するという。
外殻らしい外殻を持たず、華奢とも言える体躯でありながら、
想像がつかないほど頑丈な皮膚を持ち、下手な攻撃では傷一つつけることさえ不可能。
さらに脚も非常に発達しており、放たれる後ろ蹴りは非常に強力。
外敵との戦闘では華麗なステップを踏みながら相手を翻弄し、
健脚を活かした頭突きや突進によって易々と蹴散らしてしまう。
額から伸びる蒼白い角は強固な鎧をも刺し貫く凶器だが、
同時に雷を操る能力を司る部位でもあるらしく、雷を放つ際には電撃を纏って強く発光する。
闇夜を照らすほど眩く輝く蒼角に魅了される者は多く、
幻獣から得られうる素材の中では最も価値のある逸品とされることが多い。
なお、角は強力な武器であるが、同時に比較的攻撃が通りやすい弱点でもある。
個体によっては何度も角による攻撃を防御されると、
その衝撃で怯む様子を見せることもあるらしい。
ただし交戦記録を参照する限り、単に角が折れた程度では甚大なダメージにはならず、
雷を操る能力も何ら支障なく行使することが可能であるらしい。
極めて稀ながら角が折れて気が立った状態のまま徘徊する姿が確認された事例や、
角を折り取られた個体が周囲の空間を白く染め上げるほどの特大規模の放電現象を発生させ、
そのまま姿を晦ませたという報告もある。
全身が常に白く発光しており、常時帯電している。
その身から抜け落ちた体毛は強い電気を帯び、体表にも電流が流れ続けている。
純白の個体と蒼白い個体が存在しているが、上記の通り全身が発光しているため肉眼では分からない。
鬣は蓄電器の役割を持つと同時に帯電体でもあり、
溜められる電力はフルフルの電気袋を軽く凌駕する。
興奮すると全身から電気を放ち始め、鬣の辺りがより強く発光する。
近年では電気を放つことに留まらず、全身に雷そのものを纏う姿も確認されるようになった。
この状態のキリンは周囲に蒼白いスパークが発生するほどに膨大な雷エネルギーを宿しており、
その影響で象徴ともいえる鬣が大きく逆立つ。
それに伴って発揮する雷撃も苛烈極まるものに変化、地を走る雷撃を矢継ぎ早に繰り出し、
地を焦がす雷をまるで豪雨のように降り注がせるようになる。
外敵に対しては荒々しく攻撃的な性格を露わにするが、
キリンに意図的に危害を加えない限りは排除対象と見なされることはないともされる。
余談だが、野生のキリンが人間の子供を育てていたという衝撃的な事例があり、
その子供はキリンの素材でできた片手剣を所持していたとされる。
その子供が一体どういった経緯でその剣を帯びていたのか、
どのようにして幻とされるキリンと遭遇するに至ったのかなど、
未だに多くの謎に包まれた不思議な事例である。

製作者:ケリィ

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