容姿・経歴・その他メモ

水・氷弱点3点


1-4-1　投獄されたことがある
4-1-5　大病を患ったことがある
1-4-2　裏切られたことがある
5-6　他に生き方が無くて








生まれた時から、私は弱者だった。
生まれてすぐは、なぜ私が迫害を受けていたのか分かっていなかった。
物心がついてから、自分が同族とは違うのだと分かった。
そのままそこにいては殺される。
そう思った私は同族たちから離れ、比較的人間に近い蛮族の集落へと向かった。
しかし、そこも私にとっては地獄でしかなかった。
穢れの少ない私は蛮族とは比べようもなく弱く、役立たずとして扱われた。
殺されず、ただ牢に入れられただけで済んだのは、幸運だったのだろう。
そして、人族の冒険者たちがやってきて、私は解放された。
しばらくは、私がウィークリングだと分からなかったからか、助けてくれた冒険者たちに、幼い人間の少女として育てられた。
そうして、かろうじて冒険者としての仕事ができるようになり、一緒についていった時、運悪く蛮族の攻撃を受けてしまい、毒の血液が蛮族の体を傷つけるところを見られ、ついにウィークリングであることがばれてしまう。
あまり、ウィークリングのことを詳しく知らなかった彼らは、蛮族のような私のことをその場に残し、街へと帰ってしまった。
冒険者として活動できる程度に成長したといったところで、まだまだ駆け出しもいいところで、熟練の冒険者だった彼らと一緒に行った場所は、一人で帰れる場所ではなかった。
それでも、なんとか隠れながら街へ戻ろうとするも、途中で病に倒れてしまう。
そこを助けてくれたのが、ヴィルマたちだった。
街へと帰り、しばらく、彼女たちのもとで療養することで、一命をとりとめることができた。
彼女たちから、一緒に冒険をしようと誘われるも、また自分がウィークリングであることで問題が起きることを恐れ、彼女たちのもとから逃げるように立ち去ってしまった。
その後は、しばらく一人で依頼を受けたり、ヘルプでパーティーに入ったりしながら、なんとか生き続けている。

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