呪歌
- 10
- 【ストルゲー】
- 抵抗
- 必中
- 属性
- ―
- 歌唱
- 必要
- ペット
- 蛙、虫
- 条件
- ⤴6
- 基礎楽素
- ⤴2
- 巧奏値
- 24
- 追加楽素
- ⤴2
- 概要
- タウトゥミを唄った詩。彼のひたむきさと可能性、そして無償の家族愛を表している。
- 効果
この効果を受けている対象は威力表を常に2回振り、任意の結果を選ぶことができる。
由来・逸話など
タウトゥミの生は、常に姉であるチュミュエと共にあった。
守人として本当の意味で偉業を果たしたのは彼女の方だろう。強力な兵器を開発し、多くの魔神を屠る下地を作ったのだ。
ただただ家族に認められんが為に……しかしそれはついぞそれは叶わなかった。
忌子として最後まで両親に拒絶され、最後まで離れずに残ったのはタウトゥミだけ。彼は彼女の最期の希望である。
彼に多くの兵器を残し、最後にテュータルを託した。タウトゥミが守人として本格的に知られるようになったのはそれからである。
姉が残した力を以って、多くの魔神を屠り、魔域を破壊した。チュミュエ姉さんはこんなにすごい人なのだ。と知らしめるかの如く。帰らぬ人となる日まで。
両親との仲を取り持てていたのなら、チュミュエが自分を見てくれる者を拠り所に選んでいたなら、死なせず守り切れていたならば……あなた達は彼に多くの可能性を見せた。今は無き憧憬を、救いを、彼は幻想の中で垣間見ることができた。
そして、現実にも救いはあったのだ。彼女の妹ツィオネイは、姉兄二人を悼み、子々孫々とその功績を称え、遺品を大切に保管していた。
彼らの両親も二人の死を悔やみ、最期には悲しんでいたという。
もし死後の世界があったならば、彼らは今度こそ暖かな家庭を築くことができたのだろう。