容姿・経歴・その他メモ

【冒険をする理由】

父親がドワーフ王国の高名な鍛冶師で、幼い頃から英才教育を受けてきた。
それがいわゆるスパルタ教育で厳しく躾けられてきたのだが、生来の根性なしのため修業からは逃げ回る日々を過ごしていた。友達と遊ぶことも許されず、父親からは「そんな暇があるなら剣の一本でも打ちやがれ！」と罵倒され、抑圧された少年期を過ごすうちにストレスがたまり続け、大人になるとその反動でドワーフ王国を出奔してしまう。
最初の頃は家から出るときに盗んだ父親の制作した武具を売ったお金を路銀として旅をしていたのだが、いよいよそれも尽きて食べるものもなくなり野垂れ死にしそうになっていたところを人間の神父に拾われて、九死に一生を得る。こんな自分を救ってくれた神父にはさすがに感謝しており、恩返しのため神父の運営している孤児院でプリーストとして働くことにする。
ただ最近、孤児院が資金難でこのままでは取り壊しになるかもしれないという噂を小耳に挟み、少しでも助けになればと冒険者になって出稼ぎに出ることを決意し、今のパーティに出会う。
どうしようもないクズではあったのだが、立派な両親から耳にタコができるほど言い聞かされたドワーフの心得が彼の中で生きていて根っこのところは善人であり、今では心入れ替え孤児院の子供たちが大きく育つのを見守るのが生きがいとなっている。

セッション履歴

収支履歴