【貌力:扇動】
- 入門条件
- _名誉点
【扇動】は通常、発言と一緒に発動されます。すると通常時の発言と発言内容自体が一言一句変わらないにもかかわらず、発言を受け取る側の認識を超常的な力で変化させることで、発言内容に皮肉や激励のニュアンスを紛れ込ませ、望む効果を引き出させます。
【扇動】の発動中のキャラクターには、〈仮面〉に口がある場合、それが動き同じ声で同じ内容を話すという変化が起こります。
[強度]が増加する度、【扇動】で対象に与えられる印象が強化されます。副作用として気の利いた言い回しや皮肉を好んで口にするようになりますが、発言の上手下手で【扇動】の効果に影響が出ることはありません。
流派アイテム
秘伝
《[強度]1:興奮》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- ひどい侮辱などを交えて対象の怒りを煽り、生存に対する執着を呼び起こします。
- 効果
戦闘中、自身の視界内の対象が生死判定を行うときに使用でき、その生死判定に+6のボーナス修正を与えます。さらにその生死判定が成功した場合、対象は1回の手番の間、命中力判定と魔法行使判定に+2のボーナス修正を得ます。この効果は累積しません。
《[強度]2:叱咤》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 追い詰められている味方を𠮟りつけて、本来の自分を取り戻させます。
- 効果
戦闘中自身の手番に主動作で使用できます。自身の視界内のキャラクター1体を対象に、「冒険者レベル+【扇動】の[強度]+知力ボーナス」を基準値とした判定を行い、対象にかかっている精神効果の内、達成値が上回っているものから任意のものをすべて解除することができます。またこの時、この特殊能力の達成値が解除した効果の内最も達成値の高いものを上回った値と同じラウンド数だけ、対象は精神効果への耐性を得ます。
《[強度]3:忘我》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 相手が最悪の侮辱と受け取るように認識可変された言葉によって、対象は殴り掛からないだけの冷静さを保ちつつも怒りのあまり自分がどのような状態なのか忘れてしまいます。
- 効果
戦闘中、自身の手番に主動作で使用できます。
視界内のキャラクター1体を対象に、「冒険者レベル+【扇動】の[強度]+精神力ボーナス」を基準値とした判定を行い、対象にかかっている望まない効果の内、達成値が上回っているものから任意のものを「【扇動】の[強度]」の数と同じラウンド数の間だけ無視し手行動可能にし、対象がそのラウンドに既に手番を行っていた場合、追加の手番を得ます。
《[強度]4:死線復帰》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- こんなことまで言われたままでは、ご先祖様を始めいろんな方々に申し訳が立たない。
- 効果
戦闘中、自身の手番に主動作で使用できます。対象に「【扇動】の[強度]」の数と同じラウンド数だけ《不屈》を習得させ、即座に意識を取り戻させます(HPは回復しません)。
《[強度]5:激昂》
- 必要名誉点
- タイプ
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- ここまで【扇動】が強化されれば見つめるだけで仲間の心が燃え上がります。もはや言葉も不要です。
- 効果
戦闘中、自身の手番に補助動作として使用できます。
視界内のキャラクター1体を対象に、「冒険者レベル+【扇動】の[強度]+精神力ボーナス」を基準値とした判定を行い、戦闘終了まで対象が行う近接攻撃のダメージを「【扇動】+知力ボーナス」だけ増加します。この効果は精神効果属性であり、累積しません。
この能力は1ラウンドに1回しか使用できません。