リーベ・スカーレット
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、妖精語など
- 生息地
- 人里
- 知名度/弱点値
- 14/16
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 13
- 移動速度
- 10
- 生命抵抗力
- 10 (17)
- 精神抵抗力
- 12 (19)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
体当たり(本体) | 10 (17) | 2d+11 | 8 (15) | 5 | 150 | 120 |
羽ばたき(左翼) | 9 (16) | 2d+8 | 7 (14) | 0 | 100 | 80 |
羽ばたき(右翼) | 9 (16) | 2d+8 | 7 (14) | 0 | 100 | 80 |
- 部位数
- 3(本体、左翼、右翼)
- コア部位
- 本体
特殊能力
●全身
▶妖精魔法9レベル/魔力12(19)
炎、水・氷、風、土属性の妖精魔法を使用します。基本妖精魔法や特殊妖精魔法は使用しません。この魔物は自身が行使する属性の妖精魔法からも通常通りにダメージや不利な効果を受けます。
また、部位ごとに行使可能な属性やレベル、魔力などに一部の制限があります。
○一途な想いも移りゆく
この魔物が一度の手番に行使可能な妖精魔法は一種類のみに限られます。また、連続する手番に同じ属性の魔法を行使することはできません。
○魔法適性
《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法拡大すべて》《魔法制御》を習得しています。
○飛行
近接攻撃に関する命中力判定、回避力判定にそれぞれ+1のボーナス修正を得ます。
○捥がれた翼
いずれかの部位が飛行能力に制限を受けている時、この魔物は主動作で特殊能力を使用することができません。(近接攻撃や妖精魔法の行使は行えます。)
○戦いに不慣れ
あてずっぽうの攻撃であろうと狙い澄ました一撃であろうと同じように回避しようとします。戦闘特技《薙ぎ払い》などで広範囲や複数を同時に攻撃することで、この魔物を視認できないことによる命中力判定へのペナルティ修正を-1に軽減できます。
○小さな体
この魔物は投げなどの「複数部位であることによる攻撃や追加効果などの無効化」を一切発生させません。また、この常時効果によっていずれかの部位に転倒のような「全身がその効果を受けると思われる追加効果」が発生した場合、その効果はこの魔物の全部位に効果を及ぼします。
それ以外は通常通り三部位の魔物として扱います。
●本体
炎、水・氷、風、土属性の妖精魔法を行使します。この部位が妖精魔法を行使する時、魔力は本来のものより2低い(10)ものとなり、行使可能な魔法のランクも2低いものまで(7レベルまで)となります。
○???
この魔物は能力を一部隠しているようです。能力の詳細は条件を満たした際に明らかになります。
○雷に撃たれたような
この魔物のコア部位以外のHPが両方とも0以下になると、この魔物は次の自身の手番の初めに自身が移動可能かどうかにかかわらず即座に乱戦エリアを離脱し、任意の方向へ0~6mの任意の距離転移します。この転移は移動には含めません。また、この魔物は雷属性の妖精魔法ディスチャージを使用できるようになります。また、移動を制限するあらゆる効果を無視し、一つの手番中に主動作を二回行えるようになります。
上記の転移が発生した時、プレイヤー陣営は任意のキャラクターを一体選び、主動作を行わない範囲でそのキャラクターを行動させることができます。この行動は主動作を行えないこと以外は通常通りに手番を迎えたのと同様に処理しますが、時間は経過していないものとして扱います。
●左翼
炎、水・氷属性の妖精魔法のみを行使します。魔力や使用可能な魔法のランクへの制限はありません。
▶ホットスチーム/10(17)/生命or精神抵抗力/半減
周囲に高温の蒸気を発生させます。自身を中心とした半径30m以内に存在する「分類:妖精」を除く全てのキャラクターに2d6+5点の炎または水・氷属性の魔法ダメージを与えます。
また、抵抗力判定に失敗した「知覚:魔法」以外のキャラクターは1ラウンド(10秒)の間命中力と回避力にそれぞれ-2のペナルティ修正を受けます。
この能力に対しては生命抵抗力と精神抵抗力の好きな方を選んで抵抗を試みることができます。また、発生するダメージの属性は対象ごとに与えるダメージがより大きくなる属性が選択されます。
●右翼
風、土属性の妖精魔法のみを行使します。魔力や使用可能な魔法のランクへの制限はありません。
▶ペブルストーム/必中
雨のように小石を飛ばし、自身を中心とした半径8m以内に存在する「分類:妖精」を除く全てのキャラクターに(2d6+10)*2点の物理ダメージを与えます。この能力の対象となったキャラクターは回避力判定を行い、その達成値の分だけダメージを軽減することができます。
戦利品
- 自動
- とある家族の物語
解説
あるところに、妖精の女の子がいました。
妖精の女の子は、妖精であるにも関わらず、人里で育ちました。
リーベと名付けられた妖精の女の子は、育ての両親の愛を一身に受けて成長しました。
リーベは両親から、愛することを学びました。愛することは素晴らしいことです。子を、親を、そして何より、心に決めた、ただ一人の他人を……リーベは運命の人との出会いを夢見る、優しい少女に育ちました。
ある時リーベは運命の人と出会いました。リーベは彼と絆を深め、しかし、リーベは新たな愛を知ってしまいます。
人として、ただ一人に捧ぐべき愛。妖精として、思いに反して振り撒いてしまう愛。人としての価値観を持ち、妖精として生きるリーベは、愛の形の違いを知り、愛することの苦しみを知りました。
そしてリーベは、サナという名の少女と出会います。
自分の代わりに、妖精と共に育った少女。人族でありながら妖精のように愛し、妖精のように愛を振りまきながらも、人から、人として愛される。自分とよく似た境遇にあって、自分に無いものをすべて持っている少女。リーベはサナを、ずるいと思いました。
二人の少女は、迷宮の奥で対峙します。意地を、魔法を、そして愛を。正面からぶつけ合い、そして――
サナと出会ったリーベは、愛とは本来自由なものであることを思い出しました。愛することにルールなどなく、誰かが、自分が、愛する人が幸福であればそれでいい。愛とは、人を幸せにするためのものなのです。
リーベは愛の喜びを思い出しました。愛の喜びを再び手にした彼女は、これから先、自分に合った愛の形を見つけることでしょう。
彼女たちの物語は、これからも続きます。