ノボリ龍
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- ???
- 知名度/弱点値
- 18/22
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 17
- 移動速度
- 30
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 20 (27)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
頭 | 18 (25) | 2d6+16 | 14 (21) | 13 | 300 | 100 |
胴体/宝玉 | 14 (21) | 2d6+15 | 15 (22) | 12 | 350 | 30 |
爪 | 16 (23) | 2d6+16 | 15 (22) | 13 | 200 | 0 |
爪 | 16 (23) | 2d6+16 | 15 (22) | 13 | 200 | 0 |
翼 | 16 (23) | 2d6+14 | 14 (21) | 12 | 170 | 30 |
翼 | 16 (23) | 2d6+14 | 14 (21) | 12 | 170 | 30 |
尻尾 | 17 (24) | 2d6+18 | 15 (22) | 14 | 400 | 30 |
- 部位数
- 7(頭、胴体、爪*2、翼*2、尻尾)
- コア部位
- 頭
特殊能力
●全身
[常]剣の欠片
……剣の欠片15個が適用済みです。
[常]伝承上の魔物
……今まで伝承上でしか確認されていなかった魔物です。未知の敵との戦いによって、この戦闘で得られる経験点は3倍になります。
[常]水・氷無効
[常]エナジードレイン
……このエネミーの近接攻撃が命中したキャラクターのMPを,命中数1回ごとに1d6点だけ減らし、胴体へと蓄積します。また、このエネミーは自傷行為によってMPを蓄積する行動はとりません。
●頭部
[主]真言魔法、操霊魔法10レベル/魔力15(22)
[常][宣]魔法適正
……戦闘特技《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大全て》を修得しています。
[主]水・氷のブレス/17(24)/生命抵抗力/半減
……「射程/形状:2(30m)/射撃」で、「対象:2エリア(半径30m)/20」に絶対零度のブレスを吐き出し、「2d+22」点の水・氷属性のダメージを与えます。この能力は連続した手番には使えません。
[補][準]練技
……【ビートルスキン】【ストロングブラッド】を使用することができます。
[主]今ハ届カヌ天ヘノ嘆キ/20(27)/生命抵抗力/半減
……「射程/形状:2(30m)/術者」で、「対象:2エリア(半径30m)/20」に、全てのMPを解き放つ魔力の咆哮を放ち、「胴体のMP/2(端数切捨て)」分の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この能力は1R目に使うことができません。また、胴体のMPが60以上にならなければ使用しません。
●胴体/宝玉
[常]天の宝玉
……魔力を貯めこむことのできる宝玉です。胴体のMPの上限は70となります。
[常]魔力蓄積
……この部位へ近接攻撃や、魔法技能を使った魔法攻撃を行うPCから、主動作1回分につき1d6のMPを吸収し、胴体へと蓄積します。
●爪
[宣]渾身攻撃
……打点を+8します。同時に、自身の回避力判定に-8のペナルティ修正を受けます。
●翼
[常]飛翔
……全ての部位は、近接攻撃の回避、命中に+1の補正を得ます。いずれかの「部位:翼」のHPが0以下になった時、この能力は失われます。
●尻尾
[宣]テイルスイープ
……任意の5体までに、尻尾での近接攻撃を行います。この能力は連続した手番に使えません。
[常]攻撃阻害=不可・+4
……大きさが攻撃を妨げます。「部位:頭」及び「部位:胴体」は近接攻撃の対象にならず、遠隔攻撃に対する回避判定に+4の補正を得ます。「部位:尻尾」のHPが0以下になった時、この能力は失われます。
戦利品
- 自動
- 魔力が込められた鱗(6000G/金S)
- 2~6
- 魔力が込められた爪(2000G/金S)*1d3
- 7~9
- 天へと昇る翼(10000G/金SS)
- 10~12
- 魔力が蓄積された宝玉(12000G/金白SS)
- 13~
- 龍の頭(18000G/金白SS)
解説
ノボリ龍。昇り龍、滝昇リシ龍、幟鯉、鯉のぼりなど、伝承によって呼ばれ方は様々だがそれらは全てこの怪異を指し示している。
元々は子の成長を祝う優しき神の使いとして、人々が作り出した物語の中の存在であり、やがてそれが信仰の対象となったらしい。
魔力を少し貰う代わりに、大地を潤し、作物を実らせ、子に祝福を与え、天へと昇る。
存在していた何かをモデルにしたかは定かではないが、祝福をもたらす存在としてノボリ龍を崇め奉っていたそうだ。
しかし、ある時大きな水害が起こり、人々の生活は破壊されてしまった。
誰が言い始めたのかはわからないが、巨大な龍が怒りによって水を操り、村々を破壊しつくしていったという噂が流れた。
そして、その龍こそがノボリ龍なのだ広まってしまった。
滝を上り、そのまま天へと帰っていったなどと、伝承に基づく証言も出てきたため、"ノボリ龍こそ災害をもたらす化生なのだ"という認識が広まってしまった。
人々の想いから生まれた存在は、人々の想いによって悪徳の象徴とされてしまったのである。
そして人々は、ノボリ龍に関する一切をかき集め、聖なる宝玉と共に滝の底に沈めて封印した。
人々の想いが伝わってしまったのか、封印に使われた宝玉と魔力が何かの拍子で反応してしまったのか。
ノボリ龍は、形となって現世へと姿を現した……手あたり次第に魔力を取り込む災害となって。
悪意が混じらぬ純粋な魔力を求める傾向にあり、主に子供や高位のプリーストの魔力、純度の高い魔力などを好む。
何も知らぬものは、その神々しさに引き込まれ、何もわからないまま餌となってしまう。
自らが封印された時期にのみ姿を現し、一定数の魂を掬い上げた後、天へと姿を眩ませるのだ。
上記の伝承は今や古文書でのみ伝えられており、現在では「子どもの成長を祈る祝日」という部分だけが切り取られ、現代の一部の地域で伝わっている。