容姿・経歴・その他メモ

<容姿>
緑色の髪に紫色の瞳。一見すると年齢相応に小柄だが、見た目に反した高い運動能力と凶暴性を有する。
常に周囲を警戒するように睨み付けた鋭い目元と、ツンと立った獣耳が特徴的な少女である。

<簡易プロフ>
人見知りが強く、また言葉も刺々しいが、それらは彼女の過去に関係があるとか。
美味しいものを食べたい欲求はあり、冒険出発前、武器よりも先に調理器具を買った。
だが、ほとんど使い熟せていない模様。鍋の主な役割は後述するリンゴの収納場所である。
好きなものは花、それに加えて果物全般、特に赤くて丸くて甘い果実、リンゴが大好物。
嫌いなことは『約束』する事。

<経歴>
・大切な約束をした事がある
・年の離れた友人が居た
・大好きな食べ物がある

<冒険に出た理由>
・まだ見ぬ世界を見る為

<設定メモ>
幼少期、村へよく訪れていた年上の女性冒険者を「お姉さん」と呼び慕っていた。
花が好きと語り、それがよく似合う、優しい女性だった。
姉と妹の様であり、歳の離れた友人の様でもある不思議な関係。
それは外を知らない少女にとって、全てが新鮮で、全てが楽しい、大切な時間を紡ぐもので。
お別れの際にはいつも「また来るからね」と【約束】を交わし、その通りにその人は彼女へ会いに来てくれていた。
だけれど。
ある時から、お姉さんは村へ訪れなくなった。
何度かの春を超え、お姉さんを迎える為に集めた花束はその数だけ枯れ果てて。
今の少女は語る。
「約束なんて下らない。意味が無い。どうせ、いつかは破られるんだから」と。
約束が【守れなくなった】のではなく、【破られた】のだと。
そう、信じている。
だって、そうでなければ、つまりお姉さんはもう---。

約束と言うものを嫌悪し、下らないと吐き捨てながら。
彼女は今もそれを信じている。

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