容姿・経歴・その他メモ

【フルネーム】
レオニダス・パパソレウ

【経歴表】
Ａ－３－１　大怪我をしたことがある
Ａ－５－５　才能を絶賛されたことがある
Ｂ－２－５　魔物に襲われたことがある

【冒険に出た理由】
２－１　探している人がいる

【設定】
　ある海辺のソレイユの里で生まれたナイトメア。ソレイユに生まれたナイトメアの多くがそうであるように、レオニダスもまた強靭な母より大きな問題なく生まれ、忌避されることなく、太陽の下で他のソレイユたちと同じように育てられた。
　しかし、他のソレイユたちと同じように育てられたことそのものが問題だったりもした。なにせ基礎体力が違いすぎる。ソレイユの子供たちのための遊びは、レオニダスには危険すぎた。結果として太陽神に捧げるためのちびっこ相撲でうっかり大怪我をし、そしてそれがいろいろな意味で転機になった。
　目が覚めたら神の奇跡を授かっていたのだ。記憶にはないが、多分寝てる間に神の声を聞いたのだろう。「お前パワーも体力もないけど頭いいもんな！凄い才能だぜ！」と仲間内も家族も大絶賛だ。今まで里の中で味噌っかすだった自分にコンプレックスのあったレオニダスはこれで一念発起、みんなが褒めてくれた才能を伸ばそうと、里に合った数少ない本などを読み漁った。また、浜辺に流れ着いていた魔動機っぽいもの（アルケミーキット）の使い方も頑張って独学した。
　結果として、薬草や毒草の知識に習熟し、神官としても中々に熟練。錬金術も含め、色々な技能に長けたレオニダスは里で便りにされる存在になり、里がとある海の魔物に襲われた時も活躍した。
　長年頼られてきたそんなレオニダスが冒険に出たのは些細な気付きからだった。長いこと扱ってきたアルケミーキット、これは拾い物だし、どこかに落とした人がいるはずだと。じゃあ、会いに行ってお礼を言おう。そのために探そう、旅に出よう。
　色んな意味で無謀だが、根っからのソレイユであり、敬虔なティダン信者でもあるレオニダスは、きっといつかどこかで巡り合うさと楽天的に考え、先立つものも無いからひとまず冒険者ギルドの門を叩いたのだ。
　なお冒険がない時は街で物乞いをしたりしている。この仕事は実に多くの人と接することができて結構楽しいのだ。ティダン神殿の人に見つかると神殿まで連行されてしまうのだけれど。

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