ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

"哀しき最終兵器"スピリダス413(ウンターガング) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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"哀しき最終兵器"スピリダス413(ウンターガング)

分類:魔動機
知能
命令を聞く
知覚
機械
反応
命令による
言語
魔動機文明語
生息地
遺跡
知名度/弱点値
15/21
弱点
炎属性ダメージ+3点
先制値
25
移動速度
140(車輪)/550(飛行)/650(高空飛行)
生命抵抗力
21 (28)
精神抵抗力
23 (30)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(エンジン) 15 (22) 10 102
なし(胴体) 13 (20) 12 155
なし(都市殲滅爆弾) 13 (20) 10 99
殴打(フラップ) 20 (27) 2d6+15 13 (20) 12 102
連装機関砲(上部機銃) 21 (28) 2d6+16 15 (22) 12 147
連装機関砲(下部機銃) 21 (28) 2d6+16 15 (22) 12 147
なし(???) 13 (20) 12 155
部位数
43エンジン×6胴体×2都市殲滅爆弾×8フラップ×14上部機銃×6下部機銃×6???×1
コア部位
エンジン×6(すべて)

特殊能力

●全身

[常]高速飛行

 全力移動を行いながら、制限移動で行える動作が可能です。しかし、全力移動による回避力判定へのペナルティ修正(回避力-4)は受けなくてはいけません。
 

省略された特殊能力
[常][補]試作アクティブプロテクションシステム展開

 「純エネルギー」「炎」「水・氷」「風」「土」「雷」のいずれかの属性の物理ダメージ・魔法ダメージを受けると、直後、自らを中心に「半径:6m」の球形にその属性に対する防御壁を展開します。
 「防御壁の範囲外から範囲内に向けた干渉」では、その属性によるダメージや不利な効果をいっさい受けません。
 ただし、[形状:起点指定]の魔法は「防御壁の範囲外から範囲内に向けた干渉」として扱いません。
 新たな防御壁が張られたら、それまでの防御壁の効果は失われます。
 この特殊能力は補助動作で任意の属性に対して実行することもできますが、明確な指示がない場合は行いません。

●エンジン

 ○出火
 すでに「1」点以上のHPダメージを受けている[部位:エンジン]に「1」点以上の炎属性のダメージを与えた場合、その部位に引火します。
 この状態の[部位:エンジン]と、その部位の「上に乗る」状態のキャラクターは、自身の手番の終了毎に「12」点の炎属性の魔法ダメージを受けます。
 この魔物に対して《弱点看破》が適用されている場合、この能力によって[部位:エンジン]が受ける炎属性の炎ダメージは「24」点に増加します。

●胴体、フラップ、上部機銃、下部機銃

[常]金属装甲Ⅲ

 刃のついた武器から受けるダメージに対しては、防護点が5点高いものとして扱います。

●胴体、上部機銃、下部機銃

 

省略された特殊能力
[常]剣のかけら×15

 生命抵抗力+3、精神抵抗力+3、最大HP+5

●胴体、???

[常]判別困難

 [部位:胴体]と[部位:???]の判別は困難です。
 戦闘開始時には、GMは3つの部位について、どれが[部位:胴体]で、どれが[部位:???]であるのかを秘匿します。
 魔物知識判定で弱点まで看破した場合、事前に[部位:???]の位置が公開されます。
 それ以外の手段として、[部位:胴体]に「上に乗る」を宣言したキャラクターが、「上に乗る」際に指定した部位に対して主動作で目標値17の見識判定に成功することで、その部位が[部位:胴体]か[部位:???]かを判別することができます。
 [部位:胴体]のHPを0以下にすることでも、その部位が[部位:???]かどうかを判別することができます。

●都市殲滅爆弾

[常]誘爆/21(18)/生命抵抗力/必中

 この部位のHPが0以下になった場合、「射程:自身」で「対象:全エリア(半径100m)/全て」に「100」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
 この効果の対象から自身を除外することはできません。

●フラップ

[常]狙えない

 「上に乗る」状態のキャラクターに対しては、「上に乗る」の指定先となった[部位:フラップ]だけが対応するキャラクターへと攻撃可能です。
 また1ラウンド内に、同じ対象に対して攻撃できる[部位:フラップ]は1つに限られます。
 

省略された特殊能力
[常]飛翔Ⅱ

 すべての部位と「上に乗る」状態のキャラクターは、近接攻撃の命中力、回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
 7つ以上の[部位:フラップ]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

[常]巨大な翼

 「[常]狙えない」を無視して、殴打での近接攻撃を「射程/形状:2(200m)/起点指定」として実行できます。
 この能力は1ラウンドに1回まで使えますが、自身と同座標または同じ乱戦エリアを対象にできません。

●上部機銃、下部機銃

[常]ガン

 連装機関砲は「射程:2(900m)」、「装填数:12」のカテゴリ〈ガン〉の武器として扱います。
 但し、この武器が発生させるダメージは物理ダメージとなり、防護点や物理ダメージを軽減する手段が有効になります。〈防弾加工の鎧〉は、この攻撃に対しては効果を発揮しません。

[主]装填

 連装機関砲の弾薬を完全に装填します。

[常]ターゲッティング

 乱戦に飛び道具を射ち込んでも誤射しません。

[主]連続射撃

 並んだ2門の砲でそれぞれ1回ずつの射撃攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を行うことができます。

[常]攻撃限界

 1ラウンド内に、同じ対象に対して攻撃できる[部位:上部機銃]、[部位:下部機銃]の数は、
 合計で2つまでに限られます。
 この能力は、自身と同じ乱戦にいる対象にのみ適用されます。
 

省略された特殊能力
[主]対空散弾/21(28)/回避力/消滅

 多数の対空散弾を発射し、面制圧を行います。この能力は射撃攻撃として扱います。
 「射程/形状:2(900m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径3m)/5体」に「2d+16」点の物理ダメージを与えます。
 自身を範囲に含んで、この攻撃を行うことはできません。
 この能力は1ラウンドに1回まで使えます。この能力を使用すると、弾丸を2つ消費します。

●上部機銃

[常]特殊攻撃障害=+3・+3

 牽制の弾幕が攻撃を妨げます。
 [部位:エンジン]は、近接攻撃、射撃攻撃に対する回避力判定に「HPが1以上の[部位:上部機銃]の数の半分(端数切り上げ)」だけ、ボーナス修正を得ます。例えば残り3部位なら+2です。
 全ての[部位:上部機銃]のHPが0以下になると、この能力は失われます。

[主]諸共乱射/21(18)/回避力/必中

 自身の存在する乱戦エリア内のキャラクター(自身の[部位:胴体][部位:都市殲滅爆弾][部位:フラップ]を含みます)すべてに
 「2d×(残っている[部位:上部機銃]の数÷2(端数切り捨て))」点の物理ダメージを与えます。
 この能力は1つでも[部位:上部機銃]が主動作を終わっていた場合には使えません。
 また、この能力を使ったら、すべての[部位:上部機銃]の主動作が完了します。
 この能力は1ラウンドに1回しか使えず、連続した手番にも使えません。

●下部機銃

[常]射角外

 同じ乱戦に存在する「上に乗る」状態のキャラクターに対して攻撃を行うことができません。
 また、「上に乗る」状態のキャラクターからの攻撃の対象にもなりません。
 この部位は例外的に「上に乗る」部位に指定することはできません。

戦利品

なし

解説

燃える石の王国が生み出した戦略兵器、それがスピリダス413です。
413というのは同型機が多数いたという意味ではなく、別の機体「スピリダス」達の名と番号を貰い受ける事で、その存在や動きの隠蔽に使われていたためです。
本来の名をウンターガング(訳:滅び)といい、同型もいないただ1つの機体でした。
この機体は同国の戦略級爆弾「都市殲滅爆弾」を最大8基搭載して離陸することができ、たった1機で一国を焼け野原にすることさえできました。
燃える石の王国のみで産出される特殊な鉱物から抽出されたものは、爆弾だけでなく、この機体に圧倒的な速力と射程を与えました。
既存の魔動機術とは根本的に異なるそれは、火薬や石油に似た何かであったと言い伝えられています。
それらの性能によって、ドラゴンフォートレスですら手玉に取り、最高速度を出せば何者も止める事はできませんでした。
その力によって、大国の隣に位置するこの国とその周辺は、100年に渡る平和を保つ事が出来たのです。
しかし、大破局の到来と共に起こった大地震によって、基地の機能が停止。国家の存亡がかかっている一番重要な時に、出撃することができませんでした。
そして、自国が滅ぼされる様を、この機体はただ見ている事しかできなかったのです。
名前通りの"亡霊"となったスピリダスは、現代に破滅をもたらそうとしています。その原動力は、無念と自棄、最後の命令を果たそうとする使命感から来るのかもしれません。

製作者:M140A3

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