ブーストマークIXレイズバックル
- 知名度
- 24
- 形状
- 二つを重ね合わせた、展開すると九尾のようなレイズバックル
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 常に魔法ダメージとして扱い、各種どれかの宣言を行い特別な攻撃を行う。
- 効果
-
[常]《両手効き&双撃&二刀流&二刀無双》
[常]魔法の武器
持っている武器を全て、魔法の武器として扱う。
[常]「知ってるか?神様には時間なんて、関係ないんだぜ?」【消費:MP9】
ターンに1回、ラウンド終了時、もう一度自分のターンを行う。
[常]「化かされてくれて、サンキュー」
適用ダメージを与えるときに、ダメージを0にしてもよい。そうした場合、DGPのカウントを1増やす。
[常]「ここからがハイライトだ」【基準値:運動判定パッケージ】
ラウンド開始時、DGPのカウントを+1する。その後【対象:1体】【射程/形状:10m/射撃】【抵抗:消滅】で自分のレベル以下の相手のラウンドをスキップする。ないとき、【消費:MP8】することで、レベルを+3とした扱いになる。
[主]BOOST Ⅸ STRIKE
【対象:1エリア(6m)/20】【射程:自身】【時間:一瞬】【抵抗:なし】
1ラウンドの間、対象の防護点を0として扱う、対象の体力が20以下になった場合ただちに体力が0になり、対象の体力が0以下になった場合、ただちに遺体(部位)が消えてなくなる。(戦利品は取得可能)[主]BOOST Ⅸ VICTORY
【対象:1体】【射程:2(30m)/起点指定】【時間:一瞬】【抵抗:なし】
1ラウンドの間、キックによる命中力判定を2回行い、好きな方を選ぶ。その後、合計3回の威力表一回ずつを振り、合算ダメージに加える。[主][主]BOOST TACTICAL VICTORY
【前提:BOOST Ⅸ STRIKE】
BOOST Ⅸ STRIKE使用時のみ、所持している武器に好きな属性を付与し、ダメージを+20する。
由来・逸話
「白狐の足音(びゃっこのあしおと)」
かつてこの王国に、エリアス・クロスフィールドという伝説的な冒険者がいました。王族ではなかったものの、戦を終わらせ、未知の大地を切り開き、魔法と武術の両面で卓越した力を発揮した彼は、王位継承すら囁かれるほどの英雄でした。だが、ある日、王室の最も深い秘密を盗み出したとされ、裏切り者の烙印を押されます。証拠はなく、真実も語られぬまま、彼は人々から背を向けられました。
間もなく、彼は上半身と下半身を引き裂かれた、あまりにも無惨な姿で発見されます。その死は不自然で、まるで誰かが意図的に切断したようでした。やがて子供たちの間に、「嘘つきや裏切り者の前には、上半身だけの“テケテケ”と下半身だけの“トコトコ”が現れる」という噂が広がります。
そして今――その噂が現実となりました。現代の街の真ん中に、鎧を引きずる音と、無機質な足音が同時に響きます。「テケ…テケ…」「トコ…トコ…」。分かたれた二つの影は、ゆっくりと近づき、ひとつに重なった瞬間、眩い光が街を包み込み、世界がねじ曲がりました。空は黒く裂け、ビルは崩れ落ち、笑い声も泣き声も消え、人々の瞳から色が失われていきます。エリアスは完全に復活し、かつて自分を追い詰めた「嘘の世界」を、今度は絶望で塗り替えたのです。
しかし、その静寂の中に――もう一つの足音が響きます。「テケ…テケ…」「トコ…トコ…」。それは先ほどのものと同じはずなのに、不思議と胸の奥が温かくなる音。瓦礫の影から現れたのは、同じく上半身と下半身に分かれたもう一組の影でした。人々が生き延びたいと願い、再び光を見たいと祈った思いが、形を与えたのです。
その二つの影もまた、中央で融合し、一柱の戦神となりました。白銀と紅の鎧に九つの光を宿し、剣を握るその姿は、失われた世界を取り戻すためだけに生まれた存在。
エリアスは嗤い、「お前もやがて私のようになる」と告げます。だが新たな戦神は静かに首を振り、「お前の足音は嘘と恨みから生まれた。俺の足音は真実と祈りから生まれた。同じ歩みではない」と返します。
次の瞬間、二つの“テケテケ/トコトコ”がぶつかり合い、街を包む闇と光が交錯します。ビルの谷間に足音が響き、ガラス片が光を反射し、空の裂け目が少しずつ閉じていく――まるで世界そのものが書き換えられていくようでした。
やがて片方の足音が遠ざかり、静かに消えたとき、色を失っていた人々の瞳に光が戻っていました。その日から、「テケ…テケ…」「トコ…トコ…」という音は、滅びを呼ぶものか、救いをもたらすものか――聞いた者の心次第だと語り継がれることになったのです。