行きの馬車で一緒になった人たちとパーティーを組んだ！グラスランナーのプリムさん、レプラカーンのゼロさん、リカントの狼さん、改めアオさん！前から一緒だったスカーレットさんも入れて5人！

　この辺りにはたくさん呪いのアイテムっていうのがあるみたいで、森の中にも呪いのアイテムがいくつもあった。わたしもうっかり死体を調べていたら、耳にピアスがついてとれなくなっちゃった。幻覚と幻聴が聞こえ続けて気持ち悪い。

　目の前で、呪いのせいで人が死ぬのを見た。とても怖かった、いつかわたしもああなってしまいそうで。それでも、それを目の前で見たのにスカーレットさんは迷わず拾ってた。死ぬのが怖くないの？その上、博士のところに行って余計に呪いをつけてもらって喜んでた……こっちに来てから様子がおかしい気がする。呪いってなんなの？前の街に戻ることもできなくなっちゃったし、これから食べ物も足りなくなるかもしれないみたいだし……わたしは、どうすればいいんだろう……

　最初につけたときより幻聴がひどくて、全然集中できなかった。依頼のお話もまともに耳に入らないなんて……。蛮族が拠点にしてたところで食料を探してくることになった。紅茶を飲んだら少し気分がマシになった。

蛮族の拠点探索の途中でと地下に落っこちて洞穴を探索することになっちゃった。その途中で、洞穴の中でギルドマスターさんに会った。私たちがいることに驚いていたけど、わたしたちがこっちに来ること知らなかったのかな？マスターさん、何か探してるみたいだったけど、何も教えてくれなかったし、少し壁の向こうにいる感じだった……なんだったんだろう……

　色々話を聞くことができたけれど、マスターさんは「人に信用されにくい」呪いにかかっちゃっているみたい……かわいそう。

　わたしが間違ったことをしたせいで、マスターさんが殺されちゃった。そう思ったら、マスターさんは死なない呪いまで受けていたみたい。呪いは嫌いだけど、生き返ってくれてよかった。

　前の冒険でアンデッドにヘンな鍵を投げつけられたら、ちょっとだけ幻聴が落ち着いてきた。スカーレットさんは仲のいい呪いに出会えたなんて言ってたけどそれはない、絶対ない。

　人員の補充で小拠点3に行くことになった。それと一緒に行方不明の人を探しに行ったら、霧の中で知らない男の子と、前に会った女の子がいた。2人は人を殺してた。スカーレットさんたちは捕まえようとしたけど、急にアビスができて皆飲み込まれた。

　アビスの中には大きな屋敷があった。奥にはエルジェっていう女の子がいた。屋敷はその子の記憶から作られた物らしいけれど、エルジェちゃんは何も覚えていないって言ってた。少しわかったことは、その屋敷でエルジェちゃんがひどい目にあってしまったこと。

　アビスからなんとか脱出して、プリムちゃんにくっついてエルジェちゃんも一緒に来ることになった。本当の目的の拠点に行ったら、火の海になってた。そこでまた、怖い人と戦うことになりそうだったけれど、別の人と、カペアさんがそこに現れて、何とか逃げることができた。あの人たちは、本当になんなんだろう。なんであんなことができるんだろう……

　部屋で余ったアビスシャードをどうしようか悩んでたら、スカーレットさんが入ってきてびっくりした。それで枕を投げたらふっと姿が消えて、隣からスカーレットさんがもう一回入ってきた。あれはなんだったの？？

　ロディさんが、必要な素材があるからって護衛の依頼に来た。それで、現地に着いたと思ったら、テレポートで先に行っちゃった。護衛の意味は……？ロディさんがいない間に、アスクっていうアンデッドの女の人が死体を漁ってた。話が通じるし、悪い人ではなさそうで、色々話をしたけどよくわからないことを言ってた。タルムレアルが見つかったのは最近のはずだけど、アスクさんは50年以上前に発見されていて、何か大きな災害が起きたって教えてくれた。どういうことだろう。

　昼寝してたロディさんと合流して先に進むと、女の子が倒れてた。水を飲ませてあげたら、先に案内してくれたけど、飛んできた槍が刺さって死んじゃった。ロディさんは偽物で、ベネトナシュ？に創られたドッペルゲンガーの偽物だった。それを暴いたら助けて、見逃してってずっと言ってたけど、流石に見逃すわけにいかなかったと思う。こっちが悪者みたいになっちゃってちょっと気分悪かったな。

　ロディさんに合流できた！花畑だと思ってたけど、ロディさんが探してたフェイガスっていう花の幻だったみたい。とっても怖い花なんだって。ロコさんが探してた花もこれだったみたいだけど、こんなに危ない物だったなんて。ロコさんに教えたらがっかりさせちゃわないかな。

　ロディさんが死んじゃった。わたしが弱かったせいだ、守られなくてもいいくらい強かったらあんなことにならなかった。
　ロディさん、勝手に持ち物借りてごめんなさい。守ってもらった分、わたしたちが絶対にあいつらを倒すよ。あなたの代わりに皆を守るよ。待ってて。

　珍しい鉱石の採掘依頼だから洞窟の探索かなと思ってたのに、何あの鉱石？鉱石の動きじゃなくない！？しかも洞窟の中は滑るし呪いのデメリットを強制的に発動ってどういう鉱石なの……。そして実際にあの杖と外套を使ってみてわかった、ロディさんのあの装備はものすごく使うのが辛い。呪いが重い。こんな状態で、本当に戦い続けられるのかな……。でも、エーテル鉱石を使った強化は確かに強そう！これで、きっと仇を討てるよね。

　ロコさんについて行って花畑まで行ったら前に出会ったカグヤさんがいた。前は"上"の命令に逆らえなかったけれど、今は逆らえるようになってフラフラしてる……みたい。よくわからないけど、マスターさんのところに連れて行くことになった。その途中でマスターさんに会って、街から爆発音がした。マスターさんはそれでも街を放って隠れ家に来るよう言って、ロコさんは街に急いでた。わたしはマスターさんについて行くことにした。スカーレットさんとアオさんは街に向かった。お願い、無事でいて。

タルムレアルは50年以上前に発見されていた
大災害が起きたはず
マスターさんは何度か未来のことを知っているような言い方をしていた、食糧難、そろそろ、爆発による被害は大したことはない
(信用されにくい呪いも相まって余計に？)
一度入ったら出られない場所、外の時間は今どうなってる？

　あの人形のせいで死んだ。普通は死んだ直後の記憶はなくなるらしいんだけど、わたしはなくならなかった。ものすごく気分が悪い……。でも、何とか勝てたみたい。よかった、本当に。

　マスターさんと、マスターさんの仲間の人から話を聞いた。タルムレアルは少なくとも2回滅んでた。わたしたちはマスターさんから見て、3周目の世界に迷い込んだみたい。まだわからないことは多いし、敵の目的も理解しきれていないけれど、少なくともあいつらはまたたくさんの人を殺すつもりだ。絶対に防いでみせる。
　元は敵だったけれど、カグヤちゃんが色々教えてくれた。そして連中の目的を知るために、連中の言う神様に会いに行くことになった。そしたら、そこで適合者っていうのと戦った。いくつもの加護を一つの身体で制御するなんてまともな存在じゃない創造主は一体どんなヤバい奴なの？それに、適合者が言ってたお兄ちゃんって誰のこと？

　間に合わなかった。失敗した。皆守るって約束したのに、守れなかった。
　まだ終わっていない、やらなきゃいけないこと、やれることはたくさんある。でも、やれなかったことはどうやって償えばいいんだろう。
　何も書く気になれない。ごめんなさい。

　ここまでの日誌は全部夢の中で書いていたみたいだけど、タルムレアルさんにお願いして現実世界の方に持ってきてもらった。夢の中だったとしても、私にとっては忘れたくない、忘れてはいけないこと達だから。そしてこれから、現実世界にいる残りの教団メンバー、そして創造主と戦う。絶対に負けない。