居合抜きに特化した剣術流派。
「剣の極みは鞘の内にあり。武錬の極みは己が内にあり。」と教えており、心法を重視して教える傾向から一見すると穏やかで、剣士らしからぬ気質の者も多い。
が、真に霜月一心流を極めたる者はその静謐な佇まいのみで敵を制するとも言われ、平時からの隙のなさは霜月に所属する諸流派の中でも最上位と言われる。
その抜きは多彩にして神速。様々な体勢から様々な角度で抜く技術を得意としており、それ故にこの流派を修める者は精密な身体操作に長ける。
また、居合に特化しているとはいえ、抜いた状態での戦闘技術もある程度教えている。これは「抜きの後また鞘の内に刀を戻すための繋ぎ」であり、やはりその立ち回りは神速多彩なる抜きに集約される。

流派装備

カタナ