“小さな英雄”リュエマ
プレイヤー:ニック
- 種族
- ナイトメア(エルフ)
- 年齢
- 150
- 性別
- 女
- 種族特徴
- [異貌][弱点/水・氷]
- 生まれ
- 操霊術師
- 信仰
- ランク
- 〈始まりの剣〉
- 穢れ
- 2
- 技
- 6
- 体
- 11
- 心
- 13
- A
- 8
- B
- 4
- C
- 5
- D
- 1
- E
- 5
- F
- 9
- 成長
- 8
- 成長
- 13
- 成長
- 2
- 成長
- 11
- 成長
- 28
- 成長
- 22
- 器用度
- 22
- 敏捷度
- 23
- 筋力
- 18
- 生命力
- 23
- 知力
- 46
- 精神力
- 44
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 3
- 敏捷度
- 3
- 筋力
- 3
- 生命力
- 3
- 知力
- 7
- 精神力
- 7
- 生命抵抗力
- 16
- 精神抵抗力
- 20
- HP
- 62
- MP
- 83
- 冒険者レベル
- 13
経験点
- 使用
- 90,000
- 残り
- 7,894
- 総計
- 97,894
技能
- コンジャラー
- 13
- セージ
- 12
一般技能
- 貴族(ノーブル)
- 1
戦闘特技
- 《魔法拡大/数》
- 《魔法拡大すべて》
- 《MP軽減/コンジャラー》
- 《武器習熟A/スタッフ》
- 《武器習熟S/スタッフ》
- 《ダブルキャスト》
- 《魔法拡大の達人》
- 《ルーンマスター》
- 《鋭い目》
- 《弱点看破》
- 《マナセーブ》
- 《マナ耐性》
練技/呪歌/騎芸/賦術
- なし
判定パッケージ
セージ技能レベル12 | 知識 | 19 |
---|
- 魔物知識
- +3=22
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 23 m
- 全力移動
- 69 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
エルフ語 | ○ | ○ |
地方語(ランドール) | ○ | |
魔法文明語 | ○ | ○ |
魔神語 | ○ | |
妖精語 | ○ | |
汎用蛮族語 | ○ | ○ |
魔法
魔力 | 行使 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
コンジャラー技能レベル13 | 操霊魔法 | 21 | 21 | +0 | ✔知力+2 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
《武器習熟S/スタッフ》 | ― | ― | ― | ― | 3 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソーサラースタッフ(発動体専用化) | 2H | 10 | +1=1 | 20 | 12 | 3 | 魔法行使+2 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
技能なし | 18 | 0 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | マナコートプラス | 1 | 6 | |||
合計: すべて | 0 | 6 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
頭 | ”盾の”叡智のとんがり帽子 | 魔物知識+2 | |
顔 | ラル=ヴェイネの観察眼 | ||
耳 | 通話のピアス | ||
首 | 幸運のお守り | ||
背中 | インテリアニマルサック | 探索、魔物知識、異常感知、危険感知、罠回避+1 | |
右手 | ブレスレット | ガッドからの贈り物 |
- 所持金
- 50,482 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
武器
メイジスタッフ
リーチスタッフ
防具
マナコート
薬品・修理具
救命草*33
魔香草*30
冒険者技能用アイテム
魔晶石15点
受益者のシンボル
ゴーレム作製・強化アイテム
尖晶石の角(小)×2
琥珀の目(小)
珊瑚の枝(小)×2
黒玉の印(中)
血肉の赤鉄(小)×3
血肉の赤鉄(中)
孔雀石の羽(中)
その他
トリガー①
- 名誉点
- 71
- ランク
- 〈始まりの剣〉
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク | 1000 |
絆を分かち合う者達 | -20 |
正義のヒーローゾンビマンファンクラブ会員 | -10 |
先生 | -15 |
月狼と精霊の絆 | -30 |
夢追い人 | -20 |
黒鷲遊撃軍(シュヴァルツァアドラーヴェーア)隊員 | -25 |
塔の覇者 | -20 |
痛みを伴う恋 | -50 |
魔導機研究家ファンサービス | -30 |
『Nothing can cure love.』 | -100 |
容姿・経歴・その他メモ
恥ずかしい癖をもっている
臨死体験したことがある
決して手放せない小物がある
失われた家門を取り戻すため
アイコン:鳩の私服女子駅
履歴
経歴
リュエマは大きな湖の近くに居を構える名家の末娘として生まれた。
彼女には5人の兄と2人の姉、優しい母と厳格な父がいた。
いつもお抱えの召使たちが屋敷を管理していた。
庭には大きな木が植えて合って、兄弟たちはよくそこに登って母を困らせていた。
木造を好むエルフには珍しく、木のうろのさらに奥に石造りの空間を作り、涼しいそこで食料品などを保管していた。
……らしい。
というのも、すべては母から聞いた話だ。彼女が実際に目にしたものはほとんどない。
彼女は10歳になるまで、地下に設えられた食糧庫、この片隅を簡易的な部屋にして過ごしていた。
乳母、毎日変わるお付きのメイド、礼儀作法や勉強を教えにくる師、名家の淑女として十分なほどのものは常に与えられていたが、外に出ることは許されなかった。
ただ母だけは毎日のように会いに来てくれた。
母はリュエマに外の世界を語って聞かせ、父や兄、姉たちについて教えてくれた。もっと大きくなったら、いつか外に出られることも。
リュエマはその教養から自分がなぜここに投獄されているのか理解していた。
自分がナイトメアだからだ。この家はナイトメアである自分を排斥するために、ここに部屋を設えたのだ。
彼女は自分の家の宗教については知らなかった。少なくとも彼女の部屋にそういったものはなかったし、自分の家の宗教について教えてくれるような人もいなかった。
彼女の部屋にそういった宗教的なものが何もなかったのは、家族が彼女に配慮してのことなのか、それとも彼女に信仰なんて必要ないと考えたことなのか、今となっては誰にもわからない。
彼女は10歳になったとき、初めて自室から抜け出した。
元より部屋に鍵などかかっていなかった。抜け出そうと思えば、いつだって抜け出すことができたのだ。
それを10歳になるまでしなかったのは、彼女の家族に対する愛情と、彼女が持つ元来の善良性、そして与えられるものをただ貪るだけで満足してしまう愚鈍なゆえの話だ。
何はともあれ、彼女は10歳のときに部屋を抜け出した。
食糧庫を抜け、石の階段を歩み、木のうろを抜ける。
初めて感じる太陽の暖かさ。地下とは異なる乾いた空気。風の動き。木々のざわめき。世界が宝石箱のように輝いて見えた。本で読むのとは違う。母の話から聞くのとも全然違う。世界は、ただただ素晴らしかった。
彼女は夢中で外をかけた。樹木に触れて、花のにおいを嗅いだ。はしゃいで、相手もいないのに土の上で社交ダンスを披露した。世界に夢中でいる彼女を、見知らぬ男が見つめていた。
男に気付くと、彼女は慌ててたたずまいを改めた。
「はしたないところをお見せしてしまいました。私はリュエマ・ーー。ーー家三女のリュエマと申します」
社交界で行えば、誰もが褒めたであろう10歳の少女の所作。彼女はその教養の高さから、初めてにも拘らずほとんど完璧に挨拶を行えた。行えてしまった。
彼女のその仕草が、ナイトメアという理由で実の娘を10年間も幽閉した、彼女の生家のおぞましさを裏付けていた。
世間的には死産したはずだったリュエマ。彼女が下げた頭からは金色の髪をかき分けるように、真っ黒い角が見えていた。
そのあとのことを、リュエマはよく覚えていない。
母に見つかったのか、召使の誰かに見つかったのか、すぐに自室へ戻されたように思う。
何日も母が会いに来ず、リュエマは泣きじゃくった。
私が悪い子になったから、母は会いに来なくなったのだと、ナイトメアの私を見捨てたのだと、彼女はそう思い泣いた。
ご飯を運ぶだけの召使に詰め寄り懺悔し続けた。
ごめんなさい。いい子になります。もう部屋を抜け出したりしません。ずっとここにいます。許してください。どうかお母様にそう伝えてください。ごめんなさい。いい子になりますから。どうか私を捨てないで。
いくら謝っても母は迎えに来ないかもしれない。彼女がそう思い始めたころに、母は迎えに来た。
少しやせた母は彼女を抱きしめた。
遅くなってごめんなさい。さあ私と一緒に行きましょうね。
そう言葉をかけて、彼女を外へと連れだした。
外には見知った数人の使用人がいた。
奥様、お急ぎを。
彼らは母にそう声をかけ、早足に2人を馬車へ乗り込ませた。リュエマが初めての馬車にはしゃぐ暇もなく、馬車は走り出した。
馬車の中で母はずっとリュエマを抱きしめていた。外が見れないのは退屈だったが、それよりも母の愛情が嬉しくて、リュエマは長い旅路を母の腕の中で大人しく過ごした。
ついたのは、見知らぬエルフの村だった。
母に手を引かれ歩き出す。蹄の音に振り返ると、馬車が走り去っていくところだった。
連れていかれたのは母の生家。今でもリュエマはその家について、ほとんど記憶がない。彼女がその家に入ったのは、片手で数える程度の回数だけだったから。
その日からリュエマは、母と二人で小さな離れの小屋で生活することとなった。
新しい生活に、最初リュエマははしゃいでいた。新しい生活は何一つ我慢することがなかったからだ。
外に出ることにも、誰かと話すことにも、何の制約もなかった。母はすべてを許してくれた。
彼女はすぐさま外に出て、村の方へと駆けだした。村について、同年代であろう子供たちに、大きな声で挨拶をした。
返事がくることは、なかった。
それがナイトメアだからだということに気が付くまで、そんなに時間はかからなかった。
母の様子はどんどんおかしくなっていった。
リュエマは母に角を隠したいと相談した。母はその角は恥ずべきものではないのだとリュエマに言って聞かせ、角を隠すことは許さなかった。
母は朝食をリュエマに食べさせると、必ずお弁当を持たせて外に出した。あなたはもう自由なのだから、我慢せずに外に出ていいのよと、そう満面の笑みで送り出した。リュエマが泣いて縋ろうと、いつも母は笑顔で彼女を外へ追い出した。行き場のないリュエマは、一日中家の前で泣く日もあった。
母はリュエマに敬語を禁じた。もう良家のお嬢様ではないのだから、そんな言葉づかいをする必要はないのだと、そうリュエマに言った。村の子たちと同じように、普通の言葉でしゃべりなさいと。リュエマは生まれてからずっとその喋り方しかしてこなかった。今更それを変えることは難しかった。しかし母が悲しそうな顔をするから、彼女は何とかしゃべり方を直そうとした。結果としてチックを発症し、何度も言葉をどもるようになった。それでも母は、リュエマを満足そうに見つめていた。
リュエマは家にも村にも居場所がなかった。朝からお弁当を持ち、森をさまようことが多くなった。
そんな折のことである、彼女が森の中で獣道を見つけたのは。その道は森の奥へと続いているようで、退屈していた彼女は道の先まで歩いてみた。道の先には小屋が立っていた。好奇心から、小屋の中を覗いてみたリュエマ。そこにいたのは、腰の曲がった老婆と、蝙蝠の羽を生やした妖精のような生き物だった。
魔女だ…!
その様子に、リュエマはそう確信した。御伽噺で聞いた魔女に、あまりにも似通っていたからだ。
「おやあ、珍しい。村の子かい?」
「ひっ」
扉の隙間から様子を見ていたのに、老婆と目が合う。
「親御さんに言われなかったかい? 森で遊んじゃいけないって」
老婆はゆっくりと立ち上がり、こちらへ近づいてくる。
「わるうい魔物に攫われるってねえ…」
ゆっくりと扉を開けて、両手の指を少しだけ曲げて顔の横へ。脅かすように微笑んでいた。
「ひっ、ひっ、ひへへ…」
頬を引きつらせて、笑い返した。
「い、言われたこと、な、い…」
魔女を前にしても、リュエマは逃げ出さなかった。逃げようとなんて思わなかった。
だって、嬉しかったから。
母以外の人が話しかけてくれるのはいつぶりだろうか。私を見てくれるのはいつぶりだろうか。
恐怖で汗をかいて、身体を震わせながら、頬は紅潮して、引き攣った笑みを浮かべていた。
そんなリュエマの様子を魔女と妖精のような何かは訝し気に見ていた。
リュエマは毎日魔女の小屋へ通うようになった。
通ううちにそこに住む老婆は魔女ではなくデーモンルーラーであり、蝙蝠の羽が生えた生き物は扉の小魔だということを教えてもらえた。
最初のうち、老婆はリュエマを追い返そうとした。
まとわりつくんじゃないよ。これだから子供は嫌いなんだ。村で友達と遊びな。帰って母親の手伝いをしてもいい。
リュエマがそれに首を振って、たどたどしく事情を話してからだろうか。老婆がリュエマを追い出さなくなったのは。
「あんたに必要なのは、言葉だね」
そういって老婆はリュエマに言葉を教えた。老婆に言葉を教わり、それで小魔と話してみる。それを何度も繰り返した。老婆は気付けば、リュエマの先生となっていた。
リュエマは先生の教えてくれた言葉の中でだけは自由だった。
『お母様。私は、この話し方が好きです』
『お母様。この家を出るのは寂しいです』
『お母様。私の話を聞いてください』
『お母様』
『ごめんなさい』
『愛してください』
『お母様』
「リュエマ、今日のお弁当には森の木の実で作ったジャムをつけているわよ。お友達にも分けてあげなさいね」
「えへへ…わ、かった、よ。おかあさ、ん」
無理やり口角を上げて笑う娘に、母はいつものようにお弁当を渡した。
小さなエルフの村。そのはずれには魔剣の迷宮があった。魔剣の迷宮と言っても、すでに魔剣は持ち去られ、そこにあるのはただの化物の巣だということを、老婆は知っていた。そこに何が放り込まれているのかも。
「食材をお持ちいたしました」
村に住む青年が、老婆に小屋に足を運んだ。背負った籠と手に持った布袋から、野菜や果物、穀物をテーブルに並べる。
「本当にこれで問題ないのですか? ご希望なら家事の代行や、料理ができるものを呼び寄せたりもできますが」
「いいんだよ。私は片づけも料理も好きだしね」
ボケ防止にゃちょうどいいさ。
そう言って老婆は笑っていた。
「それにあんたらが早くこの小屋から出ていきたいことなんて、お見通しだしねえ」
青年は苦笑いをしながら、早々と小屋を立ち去った。常にこちらを見つめている魔神。気味が悪いったらない。
『そう思われてるのが見え見えで、いっそ可愛いわあ』
『悪戯するんじゃないよ』
くすくすと笑う小魔を、老婆は窘めた。
老婆は危険な迷宮から恐ろしい魔物が出てこないように、出入口を見張る依頼を受けていた。
馬鹿らしい。こんな魔剣もない迷宮、恐ろしければ潰してしまえばいいのだ。そうしない理由も、彼女はよく知っていた。
都合がいいのだ。ここに放り込めば骨も残らず闇に消し去ることができる。万が一にダンジョンから出てきてしまっても、後詰を置いておけば安心できるようだった。
ただそれも、長年誰も戻ってこないことを確認できた今となっては不要なようで。
『リュエマ、私の仕事は終わった』
『はい先生』
老婆は手紙に目を通しながら、リュエマにそう告げた。
『私はこの村を出ることになる』
リュエマはその言葉に、小さな目を真ん丸に見開いた。
『だがお前は大丈夫さ。魔神語もうまくなったしね』
まあ余計なことまで教えすぎたかもしれんが。
リュエマはこの時にすでに、操霊術の基礎まではマスターしていた。
『いつもなら追い返す時間だが、もう少し遊んでいきな。私の秘密を教えてやろう』
そう言われてリュエマは小魔と話しながら待った。
『ふむ、そろそろ時間だね』
そういって老婆がリュエマの前に立つ。見慣れた老婆の姿が、歪み、崩れて。そこから現れたのはリュエマと同じ黒い角をもった、エルフのナイトメアだった。
『…ナイトメアの姿は何かと不便だからね。あんたもこのくらい極端じゃなくてもいいから、自分を偽るすべを覚えておくんだよ』
そういって老婆は、いやリュエマの師は彼女の頭を優しくなでた。
師の思いとは裏腹に、そのときからリュエマは自分がナイトメアであることが誇りになった。
それと同時に、ナイトメアを毛嫌いする者たちへ、ある感情を抱いた。
師を見送ったリュエマは、母と二人で過ごす時間が長くなった。リュエマが子供から女性へと変わり、その成長が止まるころには、母親も彼女を無理の追い出すことはしなくなっていた。
リュエマは行商人から本を買い、独学で操霊術を学びながら村で過ごした。
母を看取る、その日まで。
その享年は450歳。エルフにしては若くして喪われた母。きっと気苦労が、自身が原因だろうと、リュエマは思った。
体裁だけは整われた母の葬儀。リュエマは喪主をさせてもらうこともなく、親族席の端でひっそりと母を見送った。
知らさせることはなかったのか、それとも彼らが拒否したのかはわからないが、兄も姉も、そして父も、誰ひとり葬儀に来ることはなかった。
リュエマは150年弱暮らした小屋を片付けて、初めて自ら生家へ赴いた。令嬢であった過去に相応しい態度で礼を言い、この家を出ることを伝えた。反対をされるわけもなく、彼女は生涯のほとんどを過ごした家から立ち去った。
先生と同じ、冒険者になろうと思った。
ナイトメアとして不自由なく生きるのはそれが最も現実的だったし、師への憧れも強かった。旅の途中で、あったこともない家族との再会も夢想した。
そして彼女は、師を尊ぶとともに、その穢れも尊んでいた。
母はリュエマの穢れを誇れと言った。
ありのままの自分を認めてくれた先生は、自身と同じ穢れた身だった。
穢れは自身と、そして他人との繋がりと深く結びつき、切り離せなどできないところにまで混ざり合っていた。
“お揃い”の友達がほしい。
自分と同じくらい穢れた、お揃いの友達。
冒険者は蘇生をよしとし、穢れをよしとし、ナイトメアを受け入れる。それならば私を、私と共に穢れを、受け入れてくれる人がきっといるはず。
ーーいっそのこと、みんな死んで私と同じくらい穢れれば、誰も寂しさなど感じないのでは。
考えてはいけないと、首を振って考えを振り払う。
それでも考えるほど、その頬は紅潮して心臓は高鳴った。
『ああ、いけない。いけないはリュエマ。そんなことを考えては』
俯いて、にやにやと笑いながら独り言を呟く。周囲が自分をどんな目で見ているかなど、気付かずに。
ゴーレム
ディッカイト(オークハウンド)
ボラサイト(ボーンアニマル)
タンタイト(フラービィゴーレム)
レマナイト(ストーンサーバント)
セリオラン(ブラスウィング)※グランゼールの迷宮により破壊
フィライト(ブラスウィング)
ロスマリン(ロックゴーレム)
トスカイト(ロックゴーレム)※R4.1.10左半身破壊により1週間療養
マンディン(アイアンゴーレム)
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
1 | R3.5.23 | リゲル・ハイライトと天体観測 | 1,3681,090 |
25
| 知力 | ヤマザキ
| カナエ・モモスターチスハガネリゲル・ハイライト
| |
2 | R3.5.25 | グランゼールの大迷宮 | 1,4641,246 |
10
| 生命 | たつや
| キキ・ミカエルザザ・ミカエルハガネジェフレッド
| |
3 | R3.5.27 | ガッド・セールチルキャラクエスト「孤児院の救世主」 | 1,6681,845 |
40
| 精神 | ヤマザキ
| ガッド・セールチルロッソ・スカーレットジェフレッド
| |
4 | R3.6.6 | グランゼールの大迷宮 | 1,5721,313 |
10
| 生命 | たつや
| アクセル・ガーナハガネフェザー・パリスジェフレッド
| |
5 | R3.6.19 | アクセル・フェザー編1 剣盾分かち合った絆 | 1,3701,300 |
10
| 知力 | アイラ
| エミリー・ロイスハガネアクセル・ガーナ(KPC)フェザー・パリス(KPC)ジェフレッド
| |
6 | R3.6.20 | ミライ編1章 クロガネ不在の喜劇と悲劇 | 1,5002,718 |
5
| 知力 | アイラ
| ハガネベルガネットミライ・ツヴァイ(KPC)ジェフレッド
| |
7 | R3.6.21 | イレイナ編1 自由と混沌の女神 | 2,5002,015 |
15
| 知力 | 知力 アイラ
| カナエ・モモハガネベルガネットイレイナ(KPC)
| |
8 | R3.6.29 | 精霊亭冒険者救援依頼 | 3,1508,500 |
15
| 精神 | 精神 たつや
| イレイナカイドロンカナエ・モモツルカミフォウネルホムラマリア・マタージェフレッド
| |
9 | R3.7.1 | 月狼亭のサマーバケーション | 1,0000 |
0
| 器用 | たつや
| イア・イエーガーエーコ―ガッド・セールチルカナエ・モモスターチスヘラクレスホムララゴス・ヴァルドルフワカタンジェフレッドジミマダイ
| |
10 | R3.7.1 | グランゼールの大迷宮 | 3,6362,604 |
15
| 敏捷 | 精神 たつや
| イレイナカナエ・モモハガネジェフレッド
| |
11 | R3.7.10 | グランゼールの大迷宮 | 1,8721,612 |
10
| 敏捷 | 生命 たつや
| カイドロンワカタンジミマダイ
| |
12 | R3.7.11 | 刃の魔剣の迷宮 | 3,9842,342 |
15
| 敏捷 | 知力 知力 たつや
| イレイナカナエ・モモフォウネルベルガネットホムラワカタン
| |
13 | R3.7.12 | グランゼールの大迷宮 | 6000 |
0
| 器用 | たつや
| イア・イエーガーヴィレム・マルクルカイドロンジミマダイ
| |
14 | R3.8.12 | ヒーロー活動の協力要請 | 3,3848,700 |
20
| 精神 | 敏捷 生命 たつや
| イレイナカナエ・モモシオンワカタン
| |
15 | R3.9.20 | 蛮族の部隊鎮圧 | 3,4565,500 |
25
| 敏捷 | 精神 知力 アイラ
| ジャスターウィリアム・バーキットミリア・デルムッドロミオ・マルク
| |
16 | R3.10.2 | ルーデンベルク十傑絆支援ボーナス | 2,5002,500 |
25
| 敏捷 | 知力 アイラ
|
| |
17 | R3.11.7 | 【11月7日時点リュエマの経歴評価結果】 | 500500 |
10
| 敏捷 | たつや
|
| |
18 | R3.11.7 | 【ベルガネットと魔域殲滅戦】 | 5,7949,035 |
47
| 知力 | 精神 生命 筋力 敏捷 たつや
| ガラクシアスティバーン・イーグルベルガネットエミリゼオ・ペリアーコ
| |
19 | R3.12.6 | 【短命種のメリアだから】 | 1,0001,000 |
23
| 精神 | 精神 たつや
| エーコーエレガンス=プライドカナエ・モモ
| |
20 | R3.12.16 | 【盗賊ギルドの偵察業務】 | 6,83021,006 |
53
| 敏捷 | 知力 知力 精神 知力 精神 たつや
| エト・B・ハルマシオンジライヤフィル・レーンルケミン
| |
21 | R3.12.25 | 【月狼亭、大クリスマスパーティー】 | 1,0001,000 |
35
| 知力 | 敏捷 知力 たつや
|
| |
22 | R4.1.2 | 「ガッドキャラクエ・小さな綻び」 | 4,1047,983 |
0
| 筋力 | 生命 知力 ヤマザキ
| イクサラスガッド
| |
23 | R4.1.4 | 「神話生物降臨」 | 2,0004,606 |
10
| 器用 | 敏捷 生命 ヤマザキ
| アザトイッスイデア・ルクスリアフレン・アトワイトホムララゴス・ヴァルドルフエミリゼオ・ペリアーコ
| |
24 | R4.1.8 | 闘技場:世界を護る者 | 5003,000 |
| 生命 | アイラ
| カナエ・モモジライヤリサゼマリタ
| |
25 | R4.1.10 | 【ジニアスタ闘技場】 | 7,20017,900 |
62
| 生命 | 器用 精神 器用 知力 知力 器用 たつや
| イクサラスシオンフィル・レーン
| |
26 | R4.1.11 | 森林の薬草採取&魔法使いの職人遺跡 | 5,00422,000 |
21
| 知力 | 器用 精神 知力 精神 アイラ
| ガラクシアスシエスタレイ・スティン
| |
救命草33個、魔香草26個、魔晶石15点、叡智のとんがり帽子、インテリアニマルサック | ||||||||
27 | R4.1.12 | 訓練場 | 5,83210,000 |
| 知力 | 生命 知力 敏捷 生命 ヤマザキ
| フレイア・フレアレイ・スティンエミリゼオ・ペリアーコ
| |
28 | R4.1.17 | 深海の塔 | 8,65620,190 |
185
| 敏捷 | 器用 知力 精神 知力 精神 精神 精神 ヤマザキ
| イレン・アトワイトガッド・セールチルホムララゴス・ヴァルドルフジミマダイ
| |
29 | R4.2.9 | 【ドキワク☆王様ゲーム!】 | 1,0001,000 |
15
| 精神 | 精神 たつや
| カナエ・モモココジライヤホムラユエルツリサドゥイリオリ・グンロン
| |
30 | R4.3.21 | ★キャラシ評価 | 600600 |
| 精神 | とかげ、ざると
|
| |
31 | R4.5.5 | ガッドキャラクエエピローグ『寂寞と幸福』 | 3,5002,000 |
50
| 精神 | 知力×4 ヤマザキ
| ガッド・セールチル
| |
トリガー① | ||||||||
取得総計 | 97,894 | 190,567 | 751 | 84 |
収支履歴
メイジスタッフ::-110
冒険者セット::-100
ソフトレザー::-150
オークハウンドセット(魔化樫,猫目石金鋲,柘榴石)::-750
尖晶石の角(小)::-150
魔香草×10::-1000
ボーンアニマルセット(魔化された動物の骨,虎目石の金鋲,柘榴石の活力)::-1150
尖晶石の角(小)::-150
琥珀の目(小)::-500
フラービィゴーレムセット(魔化された肉,猫目石の金鋲,琥珀の目,珊瑚の枝,柘榴石の生命力)::-2600
珊瑚の枝(小)::-100
ストーンサーバントセット(魔化された石,猫目石の金鋲,琥珀の目,柘榴石の生命力)::-7900
黒玉の印(中)::-400
珊瑚の枝(小)::-100
血肉の赤鉄(小)×3::-300
血肉の赤鉄(中)::-400
ブラスウィングセット(魔化された真鍮,紫電の紫水晶(中),方解石の複眼(中),琥珀の目(中)x2,柘榴石の活力(中)x2)::-11000
孔雀石の羽(中)::-600
縞瑪瑙の揺らぎ(中)::-600
魔化された真鍮::-3000
魔化された岩::-5000
琥珀の目(中)*2::-2000*2
柘榴石の活力(中)::-800
柘榴石の生命力(中)*2::-1200*2
縞瑪瑙の揺らぎ(中)*2::-600*2
月長石の揺らぎ(中)*2::-1000*2
魔化された岩::-5000
琥珀の目(中)*2::-2000*2
柘榴石の活力(中)*2::-800*2
柘榴石の生命力(中)*2::-1200*2
縞瑪瑙の揺らぎ(中)*2::-600*2
月長石の揺らぎ(中)*2::-1000*2
ソフトレザー::150/2
魔香草*2::50*2
お泊まりセットレンタル::-100
魔化された鉄::-20000
琥珀の目(大)*2::-10000*2
柘榴石の活力(大)*2::-4000*2
柘榴石の生命力(大)*2::-6000*2
瑠璃色の揺らぎ(大)*2::-3000*2
石英の途絶(大)*2::-5000*2
魔晶石5点*3::-100*5*3