容姿・経歴・その他メモ

外見・肉体的特徴

　ナイトメアとしても大柄で肉付きがよく、極めて肉感的な美女。胸・尻ともにかなり豊満。それ以外の部分も、太めだが引き締まっている。かなりの筋肉質。
　肌はナイトメア特有の色白で、痣もある。瞳は深めの金色。髪はブロンドで、艶がたっぷりでよく手入れされており、髪型はピッグテールが基本。前髪の向かって左側に一筋の赤いメッシュが入っている。
　ほとんど笑顔を崩さないが、笑い方の違いにはかなり感情が出る。また、笑顔以外の表情をまったくしないわけではない。
　衣服としては露出が多いものを好み、ナイトメアとしての角も痣も堂々と晒していることが多い。自分が美しく性的でありその上で強いということを自覚し、自信たっぷりにそれを披露しているタイプ。センスもまともで、普通に美しい服を選ぶ。
　声はやや高くて甘ったるく、若干ハスキー。蠱惑的だが、人によっては聞き取りづらいこともあるタイプの声質。

口調・外見的な立ち居振る舞い

口調

　基本的には敬語調だが、「ですよぅ」「ですねぇ」などの気の抜けた喋り方をする。敬語そのものも比較的いい加減な傾向が強い。なおこれは作っているわけではなく素であるが、きちんと意識すれば普通に喋ることは可能。ただし癖になってしまっているため気を抜くと地金が出る。
　一人称としては「私」や「わたし」、二人称としては基本的に相手の名称にさん付けしたものを使うことが多いが、そうでない場合は「あなた」が多い。
　言い回しとしては、直接的でともすれば身も蓋もないようなものをやや好む傾向がある。

外見的な立ち居振る舞い

　自由奔放で自信に満ち溢れ、かつ蠱惑的。面倒見はかなり良い方。責任感は極めて強い。慈悲深さも人並み以上に持ち合わせるが、行動指針の方はかなり合理性重視。
　自身の美しさにも実力にも自信を持つが、それを誇りこそすれ驕ることはなく研鑽を怠らない。後進の育成にも積極的で、指導の内容自体も理に適った実践的なもの（まずは特定の状況に対応する動きを教え、続いて試合形式で「自然に動きが出る」ようにする。この繰り返しを、基礎能力のトレーニングや練技の修練と並行して行う）ではあるのだが彼女の性格と外見上、特に男性に対してはやたらと性的な要素が入る。ただしこれは、半分は趣味だがもう半分は「雑念と行動を切り離すため」にわざとやっているものであるとのこと。また、指導自体は丁寧だが訓練内容はスパルタ気味であることも多い（回復魔法を前提に、「怪我をした状態」や「極限まで疲労した状態」、「妨害魔法をかけられた状態」での戦闘法を指導する、など）。
　全体的な価値観としては、
　・社会のルールは、「理解は示すが、それが非合理であると感じたのなら合理性を重視して無視する」
　・罪人に対しては、「然るべき償いを終えたのであれば一切の偏見を持たないが、そうでない場合容赦なく相応の償いをすることを要求し、終えるまではほとんど信用をしない」
　・蛮族に対しては「基本的に信用しないが、行動で友好の意思を見せているのであればそれを考慮した判断はする」
　・目の前で苦しんでいる相手を大局のために見捨てることは、「躊躇なくできる。ただし同情がないわけではなく、人命を助けること自体は無条件に行う他、見捨てるような行動をさせた原因が明確にあるのならば然るべき処断が下されるまで許すことはない」
　といったところである。
　なお、しょっちゅう男を侍らせている他時々椅子にもしている。ただし、その男たちには相応の気遣いをしてはいる他、実は椅子にしているのはほとんどの場合門下生であり、筋力と体幹を鍛えるトレーニングを兼ねた行いである。目的上、稀に女も椅子にしている。

経歴

　ブルライト地方の、とある農家の最初の子供として生まれた娘。母親も奇跡的に生存し、何より父親が元冒険者であったためにナイトメアという種族への偏見がほぼないどころか優秀な種族として高い評価を持っていたこともあり、両親からは偏見をほとんど持たれず真っ当に愛され・合わせて4人ほどになった弟や妹たちからはこれまたほとんど偏見を持たれず慕われて育つ。ナイトメアという種族がどのようなものであるかもきちんと教えられ、生来の性格も相まって「優秀かつ最初の子供でもある自分は、家族を守らないといけない」という意識を強く持って育つこととなった。
　しかし周囲の人々からは差別的扱いを受け、特に同年代の子供たちからはいじめられる。最初の方こそ耐えていたが、ある時自分の家族を馬鹿にされて怒りを爆発させ、ナイトメアとしての高い能力を産まれて初めて存分に振るいいじめっ子たちを叩きのめす。以来、立場が逆転して餓鬼大将のようになり、そのままつるんで過ごすうちに子供たちからの偏見も自然と薄れ、元いじめっ子たちとも真の友情で結ばれることとなった（謝罪はさせている）。
　この
　「力を振るうことで、相手を制圧できた」
　「まず力を持たなければ、相手と同じ土俵に立つことすらできなかった」
　といった経験、そして生まれ持った力と性格が、やがて彼女を冒険者の道へと導くことになる（それと同時に、特に前者の方は、妙な趣味に目覚めさせるきっかけともなった）。

　ある程度成人近くなったころ、攻撃力に優れた優秀な戦士であった父親に乞って冒険者になるための修練を受ける。しかし、野伏としての技能や初歩の練技こそ簡単に覚えることができたものの、肝心の戦士として武器を振るう技能の才能はないと言わざるを得なかった。1年程が経過しても1レベルのファイター技能も習得できず、冒険者としての道は諦めるべきかと考え始めた頃、ミリッツァ神からの啓示を受ける。そして、その日のうちに弟の怪我を【キュア・ウーンズ】で治してみせた。それと同時に、両手で大きな武器を持ち積極的に攻めるのではなく片手に盾を持って守りを固め仲間の負傷を防ぐスタイルに修練を切り替える。こちらでは素晴らしい才能を発揮し、成人する頃には十分駆け出しの冒険者としては通用するレベルに到達していた。

　なお、現在は神官としての技能はほとんど鍛えておらずむしろ達人級の森羅導師となっている。これは、ミリッツァ神からの啓示の中に戦士としてのアドバイスも含まれており、その内容が「自分に合う技術を探し、それを極めるように」というものだったことに由来する。彼女の場合は、森羅魔法の才能に優れていたのである（ただし、「力」としての森羅魔法の話である。性格面はあまり森羅導師らしくはないが、最低限のところで心構えは身に着けている）。
　また、一度挫折したファイター技能の修練であるが、最近は純粋な肉体強度を鍛えるために最低限レベルまで（とはいっても、一般から見れば十分強いと言われるレベル）の鍛錬を行うつもりであるらしい。

余談

食の傾向・好き嫌い

　極めて健啖家で、カロリーの多いものを好んで大量に食す（もちろん相応の強度の運動をしている）。マナーは知識としてはきちんと把握しておりフォーマルな場では完璧に守ることもできるが、普段はそこまで気にしないタイプ。
　ちなみに、酒は滅多なことでは飲まない。これは、自我を薄れさせ見せる世界の解像度を落とすことを嫌っているためと、単に健康に良くないためである。煙草も含め、門下生たちが飲むのも基本的に推奨していない。もちろん、特別な薬効があるものは別である。

性関係の嗜好・好き嫌い

　セックス・ジェンダー共に女性。かなりの男好きだが、女性も全くいけないわけではない。
　好みなのは、「真面目で誠実、自分のことを性的に見ていることを失礼だと感じて隠そうとするようなタイプ」とのこと。
　男を組み伏せるのが大好きで、しょっちゅうその手の宿や、寛容であるならば滞在中のギルドの自室に連れ込んでいる。
　ちなみに甲斐性はかなりある方。男を連れている時は体調を常に気遣い、食事代や宿代はすべて出す。装備代も重なって金欠の原因ともなっており、常にギルドからの借金を抱えている。

二つ名の（作中における）由来

　どんな状況であっても崩れずに仲間を守り抜く動きが、「城塞をそのまま模したようだ」と評されたため。
　「一切誤りのない、そのままの城塞」であり、「現実の城塞を模した、比喩的な城塞」なのである。

セッション履歴

収支履歴