商人ギルド「ルシフェン商会」を束ねる大商人を父に持つ人間のナイトメア。
本名はアレクシア・エレフ・ルシフェン。
両親から大切に育てられてきたためか常に堂々としており自分がナイトメアである事を隠さずに生活しているが、それはそれとしてナイトメアであるが故に幼少期に故郷の住民達から迫害されたり（たとえば魔剣の迷宮に置き去りにされたり）父の商会の悪い噂が流されたり忌み子を産んだ女として母が白い目で見られたりと何かと家族に迷惑をかけてきたので公式な場以外では家名は名乗らないようにしている。
ていうか自分がナイトメアなせいで色々あって故郷が滅びた。
家族達はそのことを機会にハーヴェスに移り住もうとした際、これ以上迷惑はかけられないとひとり冒険者になった。
かなり壮絶な子供時代を送ってきたが太陽神の信徒だからか非常に前向きな性格なのでそのような気配が一切感じられない。元気。


信仰のきっかけは母にある。
幼少の頃は病弱だったが、母が熱心なティダンの信者で毎日ティダンに祈りを捧げた結果とても優秀な放浪医に出会い見違えるように元気になったとか。また更に過去に遡れば、アレクシア誕生時に産婆レベル15のばあさんがアレクシアを取り上げたので、母は子供を産めぬ身体になってしまったものの母子ともに健康に出産を終えることができた。
人生の要所要所でこのような奇跡に遭遇することが多かったものだから、「善行や祈りは必ず神の目に留まる」という理念が彼女を敬虔な信徒たらしめているようだ。