怪しげな雰囲気を醸すキツネタイプのリカントの女性。操霊術を扱う魔女にして、脚技をつかう拳闘士でもある。
　ー彼女はリカントの集落に生まれた、ごく普通のリカントの少女だった。強いて違うところがあるとすれば、他の村人には見えない“なにか”が見えていたことくらい、子供にはよくあることだった。
　しかし、成長し、各々が自分の道を選び始める段階になり、彼女は周囲との壁に当たる。武を志す周囲の者たちと違い、彼女が興味を持ったのは知識だった。幼いながらに物知りで、村にやってくる旅人や詩人の話に積極的に耳を傾けていた彼女は、子供たちからは好意的に扱われたが、大人たちからは良くおもわれなかった。村の大人たちは彼女にも一人の戦士になることを望み、拳闘の修練を科した。そんななか、彼女の両親は、彼女の生き方を尊重し、「外の世界を見ておいで」と、冒険者になる道を示し、彼女を旅立たせた。
　あてもなく、ただ気の向くままに各地を転々とさまよっているうちに、遠く離れたこの大陸に行き着いた。

現在はユーシズに身を置きつつも、各地に出張を繰り返している。またとある事件をきっかけにできた学友をとても大切にしており、奔放ながら楽しい学園生活を送っている

のは表向きであり、実際は秘密裏に事件の処理などを行うなど、過労気味

経歴表

近所では一番の物知りだった
大好きな食べ物があった
己に何らかの誓いを立てていた
冒険に出た理由：親に言われて

ヴァンデルケン・マグヌス

ダリオン聖樹密命隊事変を期に、セフィラ機関の管理と保全を条件にユーシズ国内での“商品”の販売を黙認してもらっている。
国内情勢に関して文字通り“手が足りない”彼女にとって、アメリアはシラクモ同様に暗部で行動できる手札である。
実際、アメリアの個人的な理由とは言え、培紋炉の回収の障害であった6番スラムのスカベンジャーを殲滅するなど、ヴァンデルケン公にとって“結果的に手間が省ける”人材となっている。

たどり着いた土地、「ワガクニ」にて、冒険者になりましたが…どうしてこうなったんですの？
人族、蛮族問わず頭にパンツかぶって、しかもそれで力がみなぎるって…。
私の常識って狭かったんですかねぇ…。

奇想天外な事件ばかりで頭が痛くなりそうですわ…。
ですがこれも冒険者に必要なこと、かどうかはわかりませんが…。
まあ見識が広がれば、いつか“あの何か”が何だったのかわかるかもしれませんねぇ…。

ううぅ…眠れませんわぁ…体はもうとっくに疲れて指一つ動かないのに、頭だけ冴えてしまって、あのドリンク本当に大丈夫なのでしょうか…
…新らしく得た力のおかげで、仲間の手助けは出来ましたが…やはり相手の足を引っ張るのには技術が足りませんね…。それに、頻繁に魔力切れを起こしていましたし…まだまだ力不足感が否めませんね…。
あのおかしなドリンクのおかげもあって、何とかなりましたが…、魔法といい武術といい、実践経験も扱う技術も、生かすための知識も、足りていませんねぇ…。なにより…修練を積む時間が足りてませんね…久しぶりにやりますかねぇ…運動…。ちょうど、相手をしてくれそうなものもありますし…。

逃亡犯を遠く別大陸まで追い回しました。全く、骨が折れましたわ。
それにしても…あの“シロ”という方、なんだか不思議な方でしたわね…此方を試すような、弄ぶような話し方ですが…何故か悪い気はしないんですよねぇ…。

シロさんと一緒にヴァイスシティに潜入。
今までよりは常識的なモノばかりですが…この悪意といいますか、敵意というか、すごいですわねこの町…。
私、やっていけますかねえ…。

久しぶりにワガクニに返ってきて、そうそうに極寒の山岳にお仕事に向かいました。
やれやれ…どうにかなりましたわねえ…。とゆうか、また悪魔印ですか…つくづく、私は縁がありますわねえ…。
さてと、そろそろ迎えが来る頃でしょうか？まだまだ私の契約(しごと)は終わっていませんので…♪

ヴァイスシティに帰還、まずは自身の痴態の証拠を始末する。
誰かに見られたらどうするんですの、特にウチのパーティメンバーには絶対に…興味なさそうなんですよねえあの方々…。
ともかく、お仕事再開ですわ。この町も慣れてきて、本筋を追う余裕もできてきましたわねぇ。
途中でアンデッドの群れに囲まれたりもしましたが、辛くも生き延びましたわ。
私、少しずつですが進んでるんですわね…♪

本命の方を引き抜く前に、とある女性を娼館から引き抜くすることになりまして、
道中なんだかんだ観光地巡りみたいになりましたわね。
可愛い女性がいるんですもの、死霊だって大人しく寝てなどいられなかったんですわね。
で、す、が！踏み倒しは絶ゆるですわ。
新しい看板店員に、結婚式なんて、素晴らしい日でしたわね。
…まあ、私もいろいろ教えていただきましたし、これからも頑張っていただきたいですわね♪

しくじりました…やらかしました…
実力差を見誤りました…自分を過信しました…
足を引っ張りました…ごめんなさい…


なんて、いつまでも泣いてられますか！
こんなの若気の至り！この先百二百のヒトカケラ！
ここでへし折れてなんとするか！ケダモノらしく食らいつくして差し上げますわ！
そして…この屈辱も、後悔も、全部全部を嗤い話にしてさしあげますわ…！

昨日はひっどい目にあいましたわ…。
もう眠いのに次から次へと品性のない方々がわんさかわんさか
掃いて捨てても出るわ出るわやたら多いわ強いわ…
寝させてくださいまし！！
あ、そういえば本命の方…カリンさんでしたっけ？見つけましたわ。
護衛という話でしたけど……正直、この方護衛いらないくらいには強いんじゃありませんの？

さて、この町ともお別れですわねぇ…いろいろありましたが、実りある旅でしたわ。

まさか最終試験が「オレを殺してみせろ」だなんて、ホント読めませんねえこの方…。
ですが、言われた以上は本気でやらせていただきます。
ここまでの研鑽の成果、御覧に入れましょう！


…負けましたわ。勝負に出た瞬間の隙を狙われるとは…。
これが「獣」と「猟犬」の違い…なんですかねぇ…。
ですが、これで終わりませんわ…いづれリベンジマッチで
「獣」として組み伏せてみせますわ…！

漸く帰ってきたと思ったら、空前のカードブームが起こっておりました。
私はカードゲーム、花札くらいしかやったことないんですが、それでマテリアルカードが高騰するのって
どうなんですの？見境なさすぎでは？

まあデュエルで起こした事件はデュエルで解決するもの？らしいのでルールに則って鎮めるとしましょうか。

大統領の無茶振りには毎度困ったものですわ、こんど〆てみましょうか…。
まあこの度は海産物を〆るのですが。まーた悪魔印ですわね、流石に露骨過ぎません？
悪魔印はいったい何を考えているんですかねえ…。
……なるほど、貴方は何か知ってるんですね。ちょうどいいですわ、在庫切れのカードの補充を……へ？
「今動けないから大陸の反対まで迎えに来てくれ」？

ひっでえ目にあいましたわ…先の移動手段を得るためにこんな苦難…というよりシリアルな目に合うとは…。
とはいえ、之にて高速船も手に入りましたし、結果オーライですわね♪
ところで、悪魔印はここで何をしてるんですの？
はあ…世界再編ですか…それはそれは…困りますわねえ。
私はまだ、この世界を知り尽くしておりませんので。

頭が痛い…寒気がすごいのに身体は汗が止まらないくらいに熱い…。
あれから数時間経ちましたが…いまだに体を起こせない…。
苦しい…辛い…痛い…
まさか、急に私の身体を引きちぎられるとは、思いませんでしたわ…。



あれからさらに数時間、漸く姿勢を変えれる程度にはなりましたが……身体に違和感が…というより、視点が…低い…？
…まさか…身体が縮んでいる？
…全く…また私はいいように使われたんですかねえ…。