容姿・経歴・その他メモ

銀の武器　魔法化　妖精雷炎　植物にダメージ-2
冒険に出た理由　6-2　自由のために
経歴
B-1-3　異種族の友人がいる
C-2-2　家族から探されている
B-2-5　魔物に襲われたことがある


ミノタウロスのウィークリング。
本来、ウィークリングは同族から無下にされ、早々に死んでしまう。
しかし、幸運なことに女性として生を受けることができた。
強い躰が強い仔を産むという思想のもと、厳しくしかし丁寧に訓練されてきた。
部族では15で成人扱いされ、どんどん子どもを産まされる。
しかし彼女は常々、「自分の思うように、自由な恋愛がしたい」と思っていた。


そして迎えた15の夜
盗んだホースで走り出す　行く先もわからぬまま
暗い夜の帳のなかへーーーーーーーーーーーえぇえ
だーーーれにもしーーーーばられたーーーくないとーーーーー
にげーーーこんだーーーーーこのーーーよるにーーーーー
じゆーーーうになれた気がした、15のよーーーーるーーーーーーーーーーーーー

ついでに、家宝である銀のミノタウロスアックスも、ちゃっかり盗んできた。


右も左ももわからず旅に出た彼女は、放浪のバードと出会った。
用心棒代わりに食料を分けてもらいながらしばらく共に旅をした。
うさぎなのか、ねずみなのかよくわからない生き物だったが、なんだかいつも楽しげなやつだった。
旅の過程で様々な叙事詩を聞き、英雄に心惹かれていく。
馬はいい。乗り心地が最高だ。絵にもなる。
でも、武器が斧ならやっぱりドラゴン。
叙情詩でも、斧使いは馬より竜に乗ってることが多かった。
いつか竜に乗ってみたい、そんな夢物語を話しながら、うさぎの目的地のなんちゃらシティに向かっていった。

しかし、呑気な日々もそう長くは続かなかった。
野営中に魔物に襲われ、二人で命からがら逃げる際に崖から転落、はぐれてしまったのだった。

食料も尽き、戦う他に生き方を知らない。
踊りは多少できるけれど、稼ぎになるほどではない。どうすべきか......
「じゃあ、うちも英雄になればいいんや！」
そう気づいた彼女は、そのままヴァグランツとして戦いに身を投じる。

しかし、傭兵として戦う中で彼女は気づいた。周囲の自分を見る目と態度に。
ウィークリングだから、認められるには一層努力しないといけないのか。
そう考えて、自らを省みず血みどろになりながら戦いもした。余計に恐れられた。
これでは自由に恋愛がしたいなんてどころの話ではない。何か、根本的に印象を変えないと......

「そんなわけで、うちはギャルになったんやなぁ。」

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ウサトシ - 今日 1:34
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