クライマックス(魔神フェロー版)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 中立
- 言語
- 妖精語、魔神語
- 生息地
- 秘境
- 知名度/弱点値
- 11/20
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 16
- 移動速度
- ―/22(浮遊)
- 生命抵抗力
- 11 (18)
- 精神抵抗力
- 12 (19)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
でこぴん | 12 (19) | 2d6+13 | 12 (19) | 9 | 66 | 82 |
特殊能力
召喚時消費:MP18 キャンセルコスト:キャンセル不可
召喚供物:不要
送還供物価格:無料
行動表
想定出目 | 対象 | 射程と動作 | 達成値 | 打撃点など |
1-1 | 味方1体X | 「射程:2(30m)」で「憑依」 | 7+「召喚者の生命抵抗力」 | 効果参照 |
1-2 | 敵1体 | 「射程:接触」で「獄炎剣」 | 10+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+器用度ボーナス」 | 効果参照 |
2~3 | 任意全て | 「詠唱」 | 8+「召喚者の妖精or召異魔力」 | 効果参照 |
4~5 | 敵1体 | 「射程:2(50m)」で「メテオ」 | 9+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+器用度ボーナス」 | 効果参照 |
6 | 任意1体 | 「射程:接触」で「閻魔の尺」 | 7+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+器用度ボーナス」 | 効果参照 |
敵○体:攻撃対象から、味方陣営を自動的に除外して行われます。○の数値は攻撃回数と対象となる数(部位数)を意味します。攻撃回数を○体(○部位)に可能な限り均等に割り振らなくてはなりません。○にダイスが指定されている場合、その行動に決定した瞬間に、ダイスを振り、○の数値が決定されます。
「憑依」/精神抵抗力/抵抗:任意
この特殊能力は、味方となる陣営で、「分類:アンデッド」「分類:魔法生物」「分類:魔動機」を除く、死亡したキャラクターが存在しない場合には使用しません。代わりに、下記の「獄炎剣」を使用します。
味方となる陣営で、「分類:アンデッド」「分類:魔法生物」「分類:魔動機」を除く、死亡したキャラクター1体を指定します。
召喚者の器用度、敏捷度、筋力、生命力、知力、精神力をそれぞれ1残るように減らし、同じ値だけ対象のキャラクターの能力値を上昇させます(この結果、HP、MPも変化します)。この効果は呪い属性として扱い、3分(18ラウンド)持続します。その上で、対象となったキャラクターをHPを最大値まで回復した状態で蘇生します(MPは上記の処理によって、最大値と現在値が「譲渡された精神力」だけ追加されます)。
対象が固定値の魔物だった場合、譲渡される能力値は6で割り切れない値は切り捨てられます(召喚者の能力値が全て1になるのは変わりません)。多部位の魔物である場合は、その全ての部位に適用されます。
この効果によって蘇生されたキャラクターは、直後から行動が可能です。転倒状態にあった場合など、そのままの体勢で覚醒することには留意してください。
「獄炎剣」/回避力/消滅
この特殊能力は近接攻撃として扱います。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
この特殊能力は、戦闘に参加しているPC全ての最大HPから「12」点を減少させて行われます(最低1点残ります)。この効果は呪い属性として扱い、3分(18ラウンド)の間持続し、重複します。
その後、対象に「減少させたHP×2」点の呪い属性の物理ダメージを与えます。
「詠唱」/精神抵抗力/抵抗:任意
「射程:自身」「2~3エリア(半径10m)」の任意のキャラクター全てを対象とします。
3分(18ラウンド)の間、対象に〈詠唱〉を付与します。
〈詠唱〉
対象が次に魔法によってダメージを与える時、その算出ダメージを1.5倍(端数切り上げ)します(つまり、抵抗による半減の前に行われます)。複数を同時に攻撃する場合、対象の中から任意に1体を選びます。そして、その1体へのダメージに適用されます。この効果の選択はダメージを決定する前に行います。
効果が発揮されると、〈詠唱〉は自動的に解除されます。
この効果は精神効果属性として扱います。
「メテオ」/回避力/消滅
この特殊能力は射撃攻撃として扱います(誤射は起こしません)。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
対象に2d6+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+45」点の衝撃属性の物理ダメージを与えます。
「閻魔の尺」
この特殊能力は近接攻撃として扱います。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
対象に1d4+3回攻撃を行います。
命中する度に2d6+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+筋力ボーナス」点の打撃武器による物理ダメージを与えます。
それに加えて、命中する度に、次に与えるダメージに「+3」を加算します。
このダメージの加算は累積しますが、「閻魔の尺」の処理が終了した時に失われます。
GM向けのざっくりとした要約
「憑依」:死んだ味方を勝手に召喚者のステータスを搾り取って譲渡して蘇生するよ。死んでるキャラがいないと使わないよ。
「獄炎剣」:味方PCから12点ずつ最大HPを徴収して放つ強力な攻撃だよ。例えば4人PTなら2d+96点になるよ。あんま撃つと皆死ぬ。
「詠唱」:全力攻撃みたいな条件で魔法のダメージを1.5倍にするバフを撒くよ。重複しないよ。
「メテオ」:45点の追加ダメージがついた遠隔攻撃だよ。憑依で絞りカスになっても安定したダメージが出るよ。
「閻魔の尺」:1体に4~7回連続攻撃するよ。当たれば当たるほど【フォーカス】みたいにダメージが上がっていくけど、達成値が不安。
戦利品
- なし
解説
異界から来たとされる「精霊」を名乗る存在です。闇と死を司っているとされます。大きさは1m程で、赤く発光した五芒星にも似た光のサインの姿をしています。
悪戯好きで享楽的な性格をしており、甘い菓子や酒等は彼らの好む所です(厚みすらない発光線の集合体のどこに入っていくのかは、今の所不明です)。
刹那的な生き方をする人族、蛮族の観察も好みです。
実は古代魔法文明時代には彼らも広く知られた存在でした。召喚、使役する方法が確立されたのは、魔神とほぼ同時期のことです。
しかし彼らと契約するには、妖精魔法と召異魔法の相反する2つの魔法系統を鍛えねばなりませんでした。契約できる者は貴重であり、それ故に古代魔法文明の終焉と共に契約できる者も、そのノウハウも失われてしまいました。
そして数千年後の現在、忘れられていたのが再発見された、というのが真相のようです。彼ら曰く、他の5属性の精霊も、人里離れた秘境で身を寄せ合って暮らしているそうですが……