レイナの抑血
- 知名度
- 25
- 形状
- 深紅の美しい血液。
- カテゴリ
- ポーション類
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 蛮王に所縁のある魔剣による穢れを抑制することができる。
- 効果
-
レイナ・ルージュの血液です。何故か蛮王に所縁のある魔剣による穢れを抑制する効果を持ちます。
このアイテムを飲むとシナリオ(凡そ1ヶ月)の間、蛮王に所縁のある魔剣で得た穢れの影響を無効化できます。それらによってできた角や痣なども効果時間中は消滅し、〈守りの剣〉による影響も受けません。このアイテムを利用することでそれらによって穢れが貯まりすぎたキャラクターは〈守りの剣〉内でも支障なく行動することが可能です。
ただし穢れは「0」点になったわけなく、効果時間中でも穢れが「4」点の際に死亡し蘇生した場合、レブナント化します。
また効果時間中に蛮王に所縁のある魔剣を新たに使用しても効果が切れることはありません。ただし通常通りそれらの効果による穢れが上昇する効果は受けます(上昇した際の穢れによる影響も無効化できます)。
このアイテムはレイナ・ルージュが望んで血液を捧げた場合のみ効果があり、拷問や搾取目的で傷つけることによって得た血では上記の効果を得ることはできません。
このアイテムは1シナリオ3本まで得ることができますが、次のシナリオには持ち越せません。またこのアイテムを造り出した際のレイナは吸血衝動に襲われます。吸血衝動は堪えることができますがシナリオ中、フェローの際はあらゆる行動表の達成値が「-得た数」され、プラトーンの場合は全能力値が「-得た数」されます。任意のPCが血を与えることで抑え込めますが、シナリオ中、HP最大値がー[得た数*10/血を提供したPC]点されます。
蛮王に所縁のある魔剣についてはGMのみが認知しており、開示されることはありません。
由来・逸話
レイナ・ルージュの血液です。見た目等はただの血でしかありません。味もただの血液です(血液性愛者からすれば垂涎ものかもしれませんが)。
何故か蛮王に所縁のある魔剣によって得てしまった"穢れ"の影響を抑え込む力を持ち、人族領域内に多く設置されている穢れを持つものを抑止する〈守りの剣〉の影響を受けなくなります。それらで得た角や痣も効果時間中は消滅します。
この血の力が発覚したのは偶然かどうかは不明です。ただ発覚の際、彼女は「血をあげないと」という漠然とした思考がよぎったと言います。
彼女が望まずに出した血液には一切の効果がないことは分かっていることから彼女の心の在り方に秘密があるのかとも、ラルヴァ特有の〈穢れ殺しの血〉の特異体質であるともいいます。ただ血液は「ノスフェラトゥ」の力の源であり、その血を継ぐラルヴァにとっても同様です。血を失うことは本能的な吸血衝動を呼び起こすことになり、抑えようとする彼女は大きく弱体化します。
―――最も吸血衝動を満たしてあげればいいのですが、そんな酔狂な者は稀でしょう。