"活望の指"ラクトフェルン
- 知名度
- 形状
- 上端が渦巻き状の、さまざまなモノがこびりついた大杖
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 生命に活力を与え、探求心を支える善き友にして一振りの杖。
- 効果
-
◎魔力+1、防護点+1
〈武器習熟A/スタッフ〉を取得したなら、さらに森羅魔法の消費MPー1
〈武器習熟S/スタッフ〉を取得したなら、さらに魔力+1
◎遍く全てと融け逢う手
この杖は魔法の発動体であり、宿り木加工を施したものと等しく、またマギスフィア、アルケミーキット、宝石飾り、聖印をこの武器にそれぞれ装備することができます。
◎解読の直観
貴方がラクシア上の生命と相対したとき、その生命が話す言葉が何語であるか判断することができます。(意味の理解や会話には、当然ながらその言語の習得が必要です)
◎冒険への立志
貴方を対象とする生命抵抗判定を要求する攻撃の行使判定が振られた直後に、MPを5点消費して発動できます。
その攻撃が対象に含んでいるすべてのキャラクターの生命抵抗力を+3します。
この効果は1日に1回使うことができます。▶▶"踏破せよ、森羅万象"(ラクシャル・トラヴァース)
1日に1度、手番の開始時に発動できます。
発動した自分の手番の終了時に、その手番中にあなたが行使した魔法・賦術の種類の数と等しい数のMPを回復します。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 2H 10 +2 10 12 0
由来・逸話
ダンタ大森林にひっそりと咲く妖精楽園。そこに揺蕩う大ゼンマイの木、フェルナンデスの一枝が杖になったものです。
フェルナンデスは元長命種メリアですが、その意識と魂の残滓をくべて一本の杖に生まれ変わりました。
杖には様々なガラクタが絡みこびりついており、あらゆるものに興味を示した彼の好奇心の証左でもあります。しかし魔剣となったそれには彼の意識そのものは介在していないでしょう。
飽くなき好奇心を持ち、冒険と探求を続けるものを主と認め、あふれる活力を分け与えます。
フェルナンデスは、ゼンマイの杖を片手にその生涯をかけてアルフレイムを歩き続けた探検家であり、風に乗ってこの森へたどり着いた一つまみの胞子でした。
彼は生前、"知らないこと"を楽しんだとされます。まだ見ぬ景色、知らぬ言葉に出会う度にそれを愛し、そしてそれらを知ろうとしました。それが例え、拒まれたり、刃を向けられたりしても。
彼がその体の一部を預けるとすれば、そんな優しき心と、万物との出会いを愛する勇気を持つ者でしょう。