夜告鳥マルファス
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 魔神語
- 生息地
- 月の都
- 知名度/弱点値
- 13/18
- 弱点
- 物理ダメージ+3点
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 15/40(飛行)
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 14 (21)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
魔剣核(夜告灯マルファス) | 0 (7) | 2d6+0 | 0 (7) | 0 | 30 | 60 |
嘴(胴体) | 12 (19) | 2d6+12 | 10 (17) | 10 | 72 | 89 |
左翼(翼) | 10 (17) | 2d6+8 | 8 (15) | 6 | 49 | 21 |
右翼(翼) | 10 (17) | 2d6+8 | 8 (15) | 6 | 49 | 21 |
- 部位数
- 4()
- コア部位
- 魔剣角(夜告灯マルファス)
特殊能力
●全身
○宵溶けの黒躰
黒々しく揺らめく巨体はその輪郭を闇に溶かし、あらゆる干渉を不可能とします。
フィールドが暗闇、かつ強力な光源の存在しない座標にこのキャラクターが存在する場合、このキャラクターの全部位は、すべての攻撃に対しての対象になりません。
※強力な光源
「半径50m」以上の範囲を照らし、持続時間が「12時間」以上の光源のことを指します。
○呪い無効
○精神属性(弱)無効
●魔剣核
○夜告:暗輝する夜告灯
この魔剣を中心として、「半径10km」までの任意の範囲に、現在の時刻に関わらず濃い闇に満ちた空間を発生させます。この闇の中に存在するキャラクターは、暗視能力及び自身の座標を照らす光源がない限り、行動判定に「-4」のペナルティ修正を受けます。
○夜告:鴉雀無声の夜帳
夜告灯から溢れる闇が急所を包み隠します。この能力を持つ部位は、他のすべての部位のHPが「0」以下になるまであらゆる攻撃の対象にとることが出来ず、また範囲攻撃の対象にもなりません。
●胴体
▶夜を告げる叫声/12(19)/精神抵抗力/消滅
人心を掻き乱す叫声を放ち、自身を中心とした「半径50m」「対象:20体」までのすべてのキャラクターの能力を減衰させます。
この能力の対象になったキャラクターは即座に成長判定(ルールブック1 p.221)の「1d」を振り、3Rの間ダイスに対応した能力値のボーナスを「-1」します。この能力によるペナルティ修正は、同能力値に限り累積しません。
この能力を発動したキャラクターと効果対象のキャラクターの間に「20m」以上の距離が存在する場合、ペナルティ修正は「-2」となります。
この能力は精神効果属性として扱われます。
▶夜告:溢し闇の奔流/12/(19)/生命抵抗力/半減
口に咥えた夜告灯を振り回し、溢れ出た闇の奔流で周囲を打ち払います。自身を中心に「半径50m」までの全てのキャラクターに呪い属性の魔法ダメージを与えます。
この能力によって与えるダメージは、対象との距離によって変化します。
対象との距離が「0-5m」の時は「2d+20」点、「6-10m」の時は「2d+15」点、「11-20m」の時は「2d+10」点、「21m-」の時は「2d+5」点の呪い属性魔法ダメージを与えます。
●翼
▶夜堕の羽矢/10/(17)/回避力/消滅
翼から放たれる漆黒の羽矢が敵を打ち抜きます。
「射程/形状:30m/射撃」で「2d+10」点の呪い属性の物理ダメージを与えます。相手が器用B・敏捷B・筋力Bのいずれかにペナルティ修正を受けている場合、この能力のダメージに「+4」の追加ダメージが付与されます。
▶夜追の羽矢/10/(17)/回避力/消滅
翼から放たれる漆黒の羽矢が敵を打ち抜きます。
「射程/形状:30m/射撃」で「2d+10」点の呪い属性の物理ダメージを与えます。相手が生命B・知力B・精神Bのいずれかにペナルティ修正を受けている場合、この能力は「必中」となります。
○夜を統べる大翼
このキャラクターの全ての部位は、全ての能力の命中力・回避力に+1のボーナス修正を獲得します。
フィールドが暗闇、かつ強力な光源の存在しない空間の場合、さらに回避力に+1のボーナス修正を獲得し、「部位:翼」に「○ターゲッティング」の能力を付与します。
[部位:翼]のいずれかのHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
戦利品
- 自動
- 夜告烏の黒水晶(300G/金A)*1d
- 2~7
- 溶暗する烏羽(700G/赤A)
- 8~11
- 溶暗する尾羽(1500G/黒白S)
- 12~
- マルファスの建材(4000G/金S)
解説
トビアス・コールと完全に一体となった魔神マルファスです。トビアスの挑発的な性格は消失し、魔神マルファス本来の温厚で知性的な口調が前面に出ています。
魔神のひとりとして夜の領域を操り、人心を惑乱する能力を持ち、親愛なる友人の為にその力を振るいます。
巨大な鴉の似姿を持ち、その肉体は闇の中に同一化するために捉えることすら至難です。
肉体的な強靭さはさほどでもありませんが、嘴に咥えられたランタン型の魔剣から漏れ出す闇と、人ならざる混沌めいた鳴き声、死体や低級魔神の使役を用いた広域制圧を得意とします。
彼の行いが人倫に反した行為であっても、トビアスの望むことであれば魔神マルファスは諫言一つ挟むことなく遂行し、遂行に必要なための助言を行います。それこそが「友人」としての在り方であるとマルファスは考えており、一人と一匹は歪な絆に結ばれています。