容姿・経歴・その他メモ

外見・肉体的特徴

外見

　身長・体重はナイトメア成人女性としては平均程度。比較的豊満な方。角の位置は額の右側、形状は少しだけ正面に伸びた後垂直に上に向かうもの。右側にひと房だけある白い毛は地毛や染髪ではなくエクステ。角を隠すための装具としてはキャスケットを愛用している。

肉体的特徴

　声は比較的高く通りがよい方。左右で瞳の色が異なっているがどちらも視力は健全（遺伝子異常ではなく穢れによる異常であるためと思われる）。人間生まれのナイトメアの特質として大地に嫌われており、直接あるいは服越しでもある程度以上広い面積を長時間同じ場所の地面に触れさせ続けると激しい痛みが走るため、あまり野外では座りたがらず立っていることが多い。そのため靴には拘りがあり、寝具も分厚いものを使用している。

口調・性格及び外見的な立ち居振る舞い

口調

全体的な口調：やや中性的、わりとフランクな方。喋る速度は普通。
一人称：（基本的に）「私」、（砕けた間柄では）「あたし」。
二人称：（対等な間柄では）「君」、（丁寧な場合は）「あなた」など、その他その場にふさわしい敬称。
三人称：（基本的に）「○○くん・さん」が多い。その他その相手にふさわしい敬称や、名称が不明な場合は代名詞。

性格及び外見的な立ち居振る舞い

　基本的に誰に対しても友好的でフランク。相手を第一印象だけで判断せず、困っている相手に手を差し伸べることに迷いのない、慈愛に満ちているタイプ。感性がやや中性的な節があり、異性への距離感が近かったリいわゆる男のロマンにかなりの興味を示したりする。脳筋というわけではないがかなり決断と行動が素早く、「迷っているくらいなら実行する」がモットー。
　敬虔なミリッツァ信徒でもあり、先述の通り慈愛に満ちている一方、誰かを傷つける存在には容赦がなく、自分が傷つけられていなかったとしても自分のことのように怒り、悲しむことが多い。しかし一方でマクロな目線を持ち合わせてもいるため、「目の前の一人を見捨てることで、顔も知らない数多の人々を救える」のなら目の前の一人を見捨てる（その目の前の相手が敵対的存在であっても、彼女の中では「見捨てた」という認識は変わらない）ことを躊躇せず、さらにはそのことへの罪悪感は人並み以上に抱き、一人を見捨てたことを正当化しようともしない。毎晩の日課は、今まで殺してきた蛮族たちやその協力者たち、そして助けられなかったあるいは助けることができたにも拘わらず大局のため見捨てた無辜の人々たちへの、鎮魂の祈りである。
　なお単なる害獣討伐（魔神討伐もここに含まれる）や、ルールに則った試合形式や決闘形式での戦闘の場合はそこまでの感慨を抱くことはない。むしろルールのある戦いは好んでいる節すらあるが、故意にルールを破る行為や個人への人格攻撃的な野次には怒りを見せる他、対戦相手の所業への評価は別問題である。

背景設定

経歴その1

　ナイトメアの魔術師。十分に凄腕と呼べる部類の実力と冒険者ランクを備えており、有名な実績としては一軍を率いてブルライト地方西部の侵略に乗り出していた仮面の女ダークナイト「“絶対的救済法(パーフェクトコンクルージョン)"エリリス」討伐がある。なお、二つ名が似ていることはどうやら偶然ではないようだが……？

経歴その2

　彼女は元々ごく普通の家にナイトメアの双子の姉妹（彼女の方が妹である）として生を受けた。しかしすぐさまミリッツァ神殿に捨てられ、姉共々そこで育てられることとなる。姉の方はかなり勝ち気で血の気が多かった一方彼女の方は引っ込み思案で要領が悪く、さらにはナイトメアであることもあっていじめられては姉に守ってもらうという日々を過ごしていた。しかしその姉もナイトメアへの迫害からは逃れられず、そういった要因もあって姉妹共々冒険者を志す。

経歴その3

　10歳程のころ神殿長のツテで魔術師に弟子入り（元々興味を持っていた）し修業を積み姉妹揃って才能を開花させるが、そこでも実力を評価されこそすれ兄弟弟子たちからのナイトメア迫害からは逃れられず、また師匠もそれを防ぎきることはできなかった（さらにこの間、彼女をかばった姉が魔術で顔の右側を焼かれるという事件も起きている）。それでも何とか成人する頃には卒業できる程度の腕前と迫害に屈しない度胸をつけ、彼女はそのままラージャハへ向かい冒険者となるが、姉は何処かに行方を眩ました。彼女がその姉と同じ名のダークナイトの噂を耳にすることとなるのは、それから3年ほどした頃、彼女がセンチネル級に到達した頃のことである。

経歴その4

　幾度かの邂逅・交戦・対話の末、結局彼女は自らの手で姉を討ち取ることとなる。「方向こそ違うが、姉は姉なりにナイトメアを救いたいだけなのだから、わかりあえるはず」という“くだらない"情で姉を見逃した結果被害が拡大したこともあり、そのことを彼女はいまだに後悔している。もちろん、今のモットーはこの出来事に由来するものである。一方、道こそ違えてしまったがそれでも「自分たち」を守ろうとしてくれた姉への尊敬と慕情も変わることなく持ち続けている。切り取った姉の髪を常にひと房身に着け、姉が付けていた仮面を杖にぶら下げ、そして何より姉のものと似せた二つ名を名乗っていることが、その表れである。なおダークナイト討伐に関しては実績として知られており、遺品を身に着けていることや二つ名が似ていることについてもそのダークナイトについての情報を持っている者には知られているが、「そのダークナイトが彼女自身の姉だったこと」は当事者たち以外は知らない事実である（推測している者は存在する）。

経歴その5

　なお、確かにモットーとして明確に意識するようになったのは上記の出来事以来なのだが、実はそれ以前、それこそ神殿で育てられた子供時代から、マクロ目線を重視していたりいざというときの行動を感情と分離させて実行できてしまったりといった節はあった。このことには彼女自身気づいており、「そのような、本質的には慈愛を持たない性質だから、結局ミリッツァ様の声を聞くことはなかったのだろう」と自虐的に語る。事実として彼女は力を求め洗礼を受ける形でプリースト技能を手にしているが、しかし信仰心自体は本物でもある。

余談

食の傾向・好き嫌い

　神殿で育てられたためかかなりマナーは丁寧な方。ただしあまり人と一緒に食事をすることを好まない。またあまり舌が肥えているとは言えない方で、高級なものは味がよくわからないことが多い。
　好物は甘いものと、よく加工されたもの。嫌いな物は特にないが、強いて言えば新鮮すぎる野菜の類や土を使った料理（土の匂いが苦痛であるため）。

性関係の傾向・好き嫌い

　性自認はセックス・ジェンダー共に女性。性的嗜好は異性愛者だが若干両性愛者の気もある。
　好みは本人曰く「顔がよくて性格がよくてできればお金を持っている人」とのこと。ただし彼女自身自分の歪みを自覚しているため、極端に他人と親密になることを避けている節がある。ナイトメアであることもあり、今のところ誰とも付き合ったことはなく、付き合うつもりもない。ただし女性としてはそういった類の話題や行為へのハードルが低い方でもあるため、性行為「一歩手前」までなら比較的気軽に受け入れることも多い。

名前の由来

　人類最初の女性「イブ」と、某作品における悪役の名前「アーク」。ちなみに姉の方の名前は「リリス」に由来する他、二つ名もそのアークが使用する技名に由来している。

使い魔について

　名称は「ミリャン」。白地に茶色いぶち模様の、現実世界で言うならノルウェージャンフォレストキャット風の外見。自我の性別としてはメスであるらしく、女性的な落ち着いた口調で会話を行う。
　名前の由来は某作品の「さうざー」の捩り。

履歴

ET割り振りで作成

セッション履歴

収支履歴