物心ついた時には一人だった
芸術家が周りにいた
予知夢をみたことがある
故郷にいられなくなった
OPBハプニング恋愛
異種族に恋したことがある
幸福
多くの仲間達に囲まれていた

金髪で長身
褐色の肌
明るい茶色の瞳
肩の肌にはソレイユの紋様がいれられている。

生い立ち
拾われた時にはつたないながらドーデン地方語をしゃべれたのでおそらくドーデン地方のいずれかで生まれた。幼子の時に森林国のほとりにある集落とも呼べないような小さな村の近くに置き去りにされていた。村のソレイユとメリアのみんなに世話されながら育った
旅立つまで
メリアとよく入れ替わるソレイユのみんなに可愛がられて育つ。ソレイユに格闘術をメリアに自然との対話と対応の仕方を。とても楽しく充実した毎日を送れた。１５を過ぎたころからあまりよくない夢を見るようになる。そのむらに厄災がふりかかる夢だ。
あまりにも何度も夢をみるので町の占い師に話を聞いてみたがよくわからないといわれるばかり。
腑に落ちない気持ちで過ごしていると目強いたシーンの神官が村を、おとずれることがあった。
老人のためすぐに旅立てずにナリーが世話をしている時、老人はめいした目で、なにかをみるようにナリーを見て淡々と話す。あなたには厄介な運命がついています、新しい年迎える前に村を出る方がいいでしょう。あなたの宿命が果たされるまであなたの居るところには厄災が訪れる。
ここはとてもいいところです。優しく穏やかで空気が柔らかい。あなたがここを大切におもわれるな離れることをすすめます。
静かなことばだったがナリーにとっては重くそして衝撃的なことばだった。
次の日にはナリーは悩みもしたが旅立つことにした。
そうして時折見る夢に誘われるように宿命とはなにかを探し果たす旅が始まった
恋
芸術家の長命種のメリアに恋をした。とても偏屈だったが彼の描く絵はとても美しく優しかった。もう体のほとんどが樹木に成り果てても彼は描くことを、やめなかった。メリアはそんな彼の日々の世話をし始めた、彼が描きたいものが描けるように。彼のそばでとても遅い筆をただ眺めてすごすのがとてももどかしく幸せな日々だった。彼が樹木となる直前に絵を渡してくれた。もうしゃべることさえむずかしいのに彼の手自ら。それは幸せそうなナリーと村のもの達の絵であった。幸せになれと書いた伝言を見せて動くことをしなくなった。村のはずれに今も彼は静かに枝葉を揺らしている。
村に帰れるようになったら彼にもう一度いまの幸せについて話すのが彼女の夢だ。