容姿・経歴・その他メモ

　村でも身体がとりわけ頑丈で頭が足りなかったトッテ＝モカタイは衛兵として村を守ることに従事していた。
　その堅牢さは目を見張る物があり、ゴブリン数体程度ならばメイスを使って単騎で撃退していたほどだ。そのせいで彼の村には緊張感とういものが欠けていた。衛兵業も彼1人に任せてしまうほどに。
　来るべくして悲劇が起こった。近隣の蛮族たちが手を組み村を襲ったのだ。トッテ＝モカタイは奮戦するが、数の暴力の前には全てを救うことなどできなかった。蛮族を全滅させた頃に村に立っていたのは、トッテと他数人の男たちだけだった。
　戦いの悲しみもそこそこに、後日の集会では村を復興させようという話でまとまった。そのためにはお金が必要であり、トッテは冒険者家業で稼ぐことになった。他のメンバーは街に出て、商売で稼ぐようだった。2年後にこの村で！と宣言し、村人たちはそれぞれの目的地に向かっていった。
　これからトッテの冒険者人生が始まる。頭の足りない彼が故郷へ戻る道を覚えているかという不安はあるが、きっと大丈夫である。

性格は真面目。口数は少ないし、ややカタコト気味にしゃべる。

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